宴は核家族論に発展しそうで盛り上がっている。
「そうなると核家族というのは正解だったのか?」
ベーヤン「それは農本主義の風習を嫌って、核家族にはしったじゃん。親と同居はいやだ。ガタガタ言われたくない。そもそも動機が身勝手だったんだから、あんまりよい結果にはならなかった。だが単世代型集合住宅やマンションを大量に普及してきたから、みんなパッケージ化された人生を選んじゃったんだよ」
「結果としての核家族だった!」
榊原「パッケージ化 されたライフスタイルで、教育へ投資効果があったのかなぁー?。だって世界で評価されているスポーツだって団地の空地でやっていたことが発端だったんじゃないの?」
「マンションプランをみるとみんな同じnLDKでしょう。あれで個性が育つはずがないよ。みんなと同じレベル意識が育つだけ。あとはDNSかなぁー」
ベーヤン「DNAは大きいよね。蛙の子は蛙でしかないよ」
「DNAを育む環境が必要だった」
ペーヤン「だってさあ、Apppleのジョブスだってガレージからクリエイションが始まったよね。マンションにガレージなんてつくれないからね」
「アメリカは、生活機能から離れて自分の思索を広げクリエイションし、実験できるガレージがあった」
榊原「フィリピンだって大家族が集まるから、それぐらいの空間は大概何処の家にもありますよ」
ベーヤン「ガレージなんかいらいなよ、日本人がそう考え始めたときからクリエイションの入り口を見失った。あるのは精々団地の裏庭ぐらいか・・。それじゃメカをつくって実験して・・、なんて無理だよ。昔は河原の土手でギターをひいてミュージッシャンを育てた・・、そのキターがいまのインラインスポーツに変わったぐらいかなぁー」
「日本も昔の風習を捨てた。そこに節目がありそうだ。だから生活空間には、日常から離れて思索したりクリエイションできるはみ出せる空間が必要だったんだよ」
ベーヤン「今頃気がついても既に遅い、あとは仮面夫婦でもしていてちょ、だよね」
(*^▽^*)
榊原「やはり日常の親族達のコミュニケーションって子供の成長に必要なんじゃないかなぁー。最近私もそう考えています。日本みたいに親族が自分達の子供達だけなんて、やだなあ、そんな寂しい暮らしは!・・・・・」
「寂しい日本の家族達、ですかぁー」
(*^▽^*)(*^▽^*)(*^▽^*)
でも親族が多いと言うことは、出費もかさむんだ。だから面倒な親族なんかいらない。それが日本人の核家族化の動機付けの一つだった事を思い起こして欲しい。だから一概に核家族化を批判することもできない。つまり親族社会か核家族社会かの選択で、日本は後者を選択したわけだ。
さて小樽の夜もタップリくれている。
夏は夜が美しい。
追記
バイデン政権は、何考えてんの?
米国ペロシ下院議長の台湾訪問!。なんでこの時期に台湾を訪れる必要があるかなぁー。ロシアとウクライナの戦争は、米国とは利害関係が無い。今米国の威力を見せつける時でもない。習近平は次の再選が念頭にあり静かにしておいて欲しいのだが、それよりも台湾訪問で回復基調にあった米国経済、株価は下落。あれじゃ米国経済界から嫌われること必須。既に彼はレイムダック状態だ。やはり、今年はまだ半年激動の時間が続きそうだ。