朝起きたら、キッチンにパプリカがポツネンと置かれている。そういえば夕べの情事を思いだしていた。
翠が夜遅く帰ってきてから調理を始めていた。シャワーを浴びた後だからエプロンの下はインナーだけだった。それを後ろからすり寄って翠のショーツを下ろしてズボッと入れたんだ。
翠「ああん、サラダ・・・・」
そのまま翠の身体をキッチンに倒して、突いていたんだ。
こんなアングルで翠の身体を後ろから見ると、望遠レンズで見たように大きな骨盤と大臀筋が圧縮してみえて、そんな意外性が新鮮だったんだ。大きなボリュームがうずいている。
翠「ウウッ、ウウッ、、、、、、」
翠の身体が燃え上がって・・・
翠「もっと奥まで突いて!!!」
翠の足をキッチンに挟み込むように奥までついていたんだ。
もうこれ以上奥までゆけないところまで、突いていたんだっけ。
そのうち翠の手がカランにかかり水道が勢いよく翠の頭にふりかかる。
翠「ヴぐっ!、冷たい。あっちへゆこうよ」
そういって射したままソファーに連れてゆき、激しく燃え上がって、果てたんだった。
それからどうしたかなぁー・・・・
そうだお腹がすいたので、二人で房ちゃんの店へ行ったんだ。
「女って男のおちんちんを握っているみたいなモノじゃん。だからさあ、酒にかこつけて男が偉そうなこといっても、女は何いってんだか・・・、夕べも貯まっているってうるさいから抜いてあげたのに、男って馬鹿ねぇー」
誰かの会話の聞き耳だったかは、覚えていない。
そんな会話が記憶にある。
それで、たらふく飲んで帰ってきて寝てしまったんだ。
夏の夜だった。
なんでしょうね、人間って。獣のように燃え上がり平然と酒を飲みに出かける。その白々しさが・・・。
ハプリカをみて夕べの事を思い出している。
今朝も翠は、病院へ出勤していった。
朝の光はとうにすぎて夏の日射しがパプリカにあたっていた。
・・・
夏の朝、モーニング珈琲を飲みながら思いだしていた。