Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak207. 税理士さん

2018年11月09日 | diving

 さて昨日は、私の会社の現金出納帳をつくっていた。1年分を半日でまとめるので実に小さな会社だ。自分でも笑える。

 といって作業は伝票の整理だから大変であることに変わりはない。それも手作業だし、コピー用紙とノリと付箋紙が必要という実にPC化されない仕事だ。その領収書の類いこそ電子化できないのだろうか。すべて統一書式にしてスマホにサッと入力してお終いという具合に。あとはパソコンで引き出すと、すべてがエクセルの表になって出てくるという具あいだ。

 そんなことを考えると、絶対に日本ではできない話だということがすぐにわかる。大体領収書自体がポスレジや会計マシーンの産物だから、機械が違えば書類の大きさもまちまちだし書式なんかパラパラよ。統一すりゃあいいのに、民間企業だからそんなことは考えず効率のみの追求だから統一できない。これこそ法律で定めてしまえば良いのに。病院の領収書、JRの領収書、エアラインの領収書、本屋の領収書、レストランの領収書、役所の印紙etc、みんなバラバラだ。だから時系列でA4コピー用紙に項目毎にノリで貼り付けてゆく。

 随分昔、そういう仕事を税理士事務所にやってもらったら、実に芸術的に整理されて1册の見事なファイルになっていた。あのパラパラの大量の領収書が整理されて、これはすごい!。多分零細企業とか個人商店なんか領収書の束毎ドンと税理士さんに渡すんだろな。ほな整理して!、決算書でまとめて!!、確定申告しておいて!!!、とくるわけだ。

 私も現金出納帳は自分でつくるけど、その先は税理士さんに依存しているから、あまり人のことはいえない。

 何でこんな話が今頃出てくるかっていうと、会社の決算時期を2ヶ月早めようと目論んでいるからだ。みんなと一緒じゃ、混んでいるときに申請するわけだろ。今は電子申請だから混んでいても関係ないのだが、その要の税理士さんが途方もなく忙しいのよ。

 まあ税理士さんあっての会社経営ですからね。こちらもそんな仕事の骨休めにブログを書いている。

 

沖縄県慶良間諸島アイダー

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離7.8mm,露出補正0,f/4.3,1/320

 

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Nikon Freak206. 冬が来る前の・・・

2018年11月08日 | diving

 クマノミが邪魔だけど、光の当たり具合も良いから、この海草は綺麗なアングルがあるはずだと思いつつ通り過ぎてゆく。特に立ち止まって撮影しようという意欲はない。それよりかエアの方が大切だからね。いつも10リットルのスチールタンクに32%のエンリッチドエアをいれてもらって出かける。だから最大潜水深度は32.9m迄だけど、実際はそこまで潜ることはない。

 さて今週は少し暖かい日が京都は続いている。暖かいというのは、ダウンコートを羽織る必要がない暖かさ。もちろん最高気温18度、最低気温13度の表示があるからコート不用なのだが、来週から最高気温13度、最低気温6度の予報が出され、一気に冷えそうだ。その頃私は、沖縄へ出かけている。沖縄の来週の予報は、最高気温25度、最低気温21度の予報だから、やはり暖かい。ただし、海へ出て北風が吹いてくると海上は時化ているし、波も高いだろう。自ずからダイビングポイントも南側・・・座間味島のドラゴンレディあたりかな。

 京都も来週から冷え込んでくると、そろそろ紅葉が始まる頃だ。まあ紅葉でも見ながら会席料理を、といった具合に紅葉もいろんな集まりの動機付けにされる。それを見送ると毎日最低気温0度以下の真冬日がやってくる。そりゃもう雪でも降り続けば少しは退屈な冬の時間の刺激材料だが、からからの乾いた空気の寒いだけの冬が近年は多い。私にとっては情緒どころかダイビングのできない日々なので、今年はアクアリーナで少しウェイトトレーニングをしようかなと考えている。

 さてかたづけなければならない仕事もあり、ダイビング前の、あるいは冬が来る前の、少し悩ましい日々が続く。

 

沖縄県慶良間諸島カメパラダイス

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正0,f/4.2,1/200

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Nikon Freak205. 危なっかしい文科系人間の商品開発

2018年11月07日 | diving

 ダイビング3日目の10月24日は、水の透明度が50mはあっただろうか。みよ!、このクリアな画像。photoshopで修正しても変わらない。いつもこれぐらいで撮影できれば申し分ないのだが、なかなかそうゆかないところが自然界。

 よくデジカメのプロモーションで、アウトドア派!、みたいに屋外に強い機材であることを訴求するCMに遭遇するが、それって地上だけの話でしょう。人間が関わってきた環境は、地上、水中、宇宙と3つに類型化できる。その一つだけを主張しても、何がアウトドアなんだかさと、笑ってしまう。宇宙には容易には行けないが、水中だったら40m迄は、なんとかゆける。その程度にお供できる小さく優れもの撮影機材がダイバーには必要なのだが、なぜか理解不能の機能がついて回る。

 その典型例がニコンW300の水深表示であり。潜った深度も時系列でグラフ化されて表示できるのだが、そんな遊び的機能はダイバーには必要なく、むしろ必要な情報は30mまで潜れる仕様だということは、エキジット前に水深5mでの安全停止と3分間のカウントダウンの表示が必須だ。まさか安全停止の3分間の時間のカウントも表示もしないのか?。そのあたりが、いかにも水中機材らしく装えば良いとするマーケティング発想のように思われ、それってニコンらしくない!。

 これってものすごく危険なことであり実際には、安全停止をしないで浮上し肺の過膨張破裂を起こして死に至る事故が発生している。それはダイビングで一番危険なことである。水深30mまで潜れる機材で水深表示をするのであれば、安全停止の表示と3分間のカウントダウンがなされて当然なのだが、それが見当たらない。であれば、そんな遊び的で中途半端な水深表示をするというのは、誤解を与え危険だからやめるべきだろう。もちろんダイバーはダイブコンピュータを持参しているので、撮影機材が特に水深表示をしなくてもよい。それに同様のダイビング器材であるオリンパスTG-5に水深表示はなかったと記憶している。それとも、私の勘違いだろうか!?。

 そのあたりの中途半端な仕様の稚拙な企画の商品が最近多いと思われる。マーケティング理論を振り回し、なんでもつくります、売れる商品にしますと、ユーザーを幻惑して商品を売りつければ成功です、という発想だ。実際商品プレビューサイトをみると、そうしたユーザーの幻惑された姿を多数見ることができる。といって他方でユーザーは、スポンサーにおべんちゃらの意識もあるから容易には消費行動に結びつかないのは幸いだが。

 私自信が実際の商品企画に携わりマーケティングに関するレフリー論文も書いてきた立場からいえば、マーケットの意向を尋ねることは必要だが、といってそれで商品開発をしてゆく安易な考え方が間違っているということだ。プロダクトデザインは、覚めた眼でマーケットを眺めつつ感性工学の知識を涵養するのだが、そんなところでマーケティング理論を振りかざしデザインのできない文科系人種がプロダクトの企画なんかしてもらっては大いに迷惑だ。日経MJを読むと、今その迷惑な商品開発が跋扈しているようにも思われる。

 モノ一つ、空間一つ、実際に手を動かしてデザインし(つまり設計)、工作マシンを動かし、現場で職人達を動かして、モノや空間をつくるといったデザインの現場の経験が、皆無の文科系人間の商品開発なんか危なっかしくて私はつきあいたくないですね。精々彼らは食材や家庭用洗剤ぐらいにとどまっていておくれ、といいたいですね。

 まあそんな話の概略をニコンのお問い合わせコーナーに送ったのだけど。

 

沖縄県慶良間諸島アリガーケーブル

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/200

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Nikon Freak204. パラパラな1日

2018年11月06日 | diving

 私達がよく乗るアジュメール号。船底をキャプテンが掃除している。ダイビングの帰りにアジュメール号が見えると、このときほど異環境に出かけた私達を、広い海の中からひろってくれる母船の存在感を感じる。だから広い海の中では心強い。

 そのアジュメールという言葉をWEB辞書で引くと、ヒンズー語で、インドのラージャスタン州アジュメールという旧都市がある。これかいな!?。そういえば、この船に限って手作りの昼飯が出てくるが、いつも種類を変えてカレーが出てくるというのは、そこからきているのか!?。

 ある文科系クレイマーCとの会話。

C:「だから魚なんか見飽きたのでもっと違うのみせてよ」。

「じゃダイバーとか珊瑚とか海に射す光とかでは!・・・」。

C:「そんなのも見飽きたよ、なんか地上では見られない1万メートルの絶壁とかさ、噴火している海底火山があると思うんだけどなぁー、そういうの撮影してきてよ。」

「あのなぁー、水中の透視度はよくても30mなのよ!。その先は何も見えないんです!!。どうしてもみたければ自分でCGつくればいいじゃん!!!。」

C:「だったら水中にカメラを固定して長時間露光したら。もちろんエアの持つ範囲でさあ、5分もあれば十分じゃないかなぁー、そしたら撮れるでしょう。」

「あのさぁー、水中には流れがあるの、それやったら流れしか映らんとちゃうの」

!×!!△□×××!!!・・・・・・・

 えてして文科系人種の考えそうな無理筋の論理というやつだ。このときは奇跡的に透明度50mまではいったようだが、コンスタンスに透明度20〜30mがいいところだろう。だから水中では望遠レンズなんかいらないのよ。必要なのは魚眼レンズとマクロレンズだけ!。

 さて休日の朝は、SYURIの紅芋タルトをかじりながら、次の沖縄・愛知県の旅の手配をしていた。定宿としている那覇市内の東横インがどこも満室。なんでそんなに混むかなぁーと首をかしげるばかり。たしかにJALのスッチーも経費節減で泊まっているけど、それだけじゃあないだろう。帰りに愛知県三河槙原まで立ち寄るので、那覇から中部国際空港までの飛行機と東横インを予約したら、こちらはすんなり取れた。さすが名古屋は観光客の影響が少ない。そういうところがこの街は好きなんだけどね。

 さて次の那覇はダイビングの後で、どこで飯をたべて、どこへ撮影に行くか、という算段をしていた。那覇市内の大概の所は歩き回ったしなぁー。それよか撮影機材、フィルムが手元にないから、たまにはOLYMPUS E-M1MK2に12-100mmのズームレンズでよいか。旅に出る、それだけでウキウキしてくるので、まだ1週間先なのにバッキングをしていた。ちと気が早い。

  さて、このブログも書くヒントは簡単に見つかるし、実は書いてしまったのだけど、気に入らない。結局全文削除を2回繰り返して平凡なストーリーになるという結末に。つまり今日のパラパラな1日の雑感というわけだ。

  

沖縄県慶良間諸島野崎

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/800

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Nikon Freak203. スーラ、キリコ、レンブラント!?

2018年11月05日 | diving

 最近フルサイズのミラーレス一眼レフが各社から登場した。システムフェチとしては悩ましい。

 例えばEOS Rだと比較的安価に調達でき、それだけで手持ちのキャノンLレンズシステムに組み込むことができ、16mmから400mmの焦点域のレンズが、これまで通り使える。小さいし使い勝手がよく、キャノンも旨いところをついてくる。

 もちろんイメージセンサーの最先端はSONYであり、マーケティングとしては価格が高いか安かの2タイプしないという明快さを持ち、その高い方が仕様の違いで9タイプ、安い方が4タイプとボディ種類が多様化されいる。そんな多様化された各ボディの仕様をみていると、どこか絵画の考え方と類似してくる。

 例えば仕様の両極にある色の綺麗な高解像度α7RⅢにたいして、広い範囲の明暗差をひろう低解像度α7SⅡといった具合に、どちらかに手をだすともう片方も欲しくなるというあたりはSONYの商魂だろう。もちろんα7RⅢの裏面照射型4240万画素イメージセンサーは、デジタル機材の中でのトップクラスの仕様をもっている。

 イメージセンサーの高解像度仕様か低解像度仕様かという選択肢は、色で選ぶか、コントラストで選ぶかの違いと解釈すれば良いだろう。それはどこか絵画の世界の話に類似してくる。

 高解像度ということは、画家ジョルジュ・スーラの「グランドシャットの日曜日の午後」などの点描画を思い出してもらえばわかるが、画素数が上がるということはその点描の数がさらに多くなることであり、色と色の間にさらに別の色がはいるので画像全体の色表現なり奥行き感はさらに良くなる。

 他方で低解像度ということは、逆に撮影素子の1画素のサイズが大きいなるので、それだけ多くの光情報を取り込むことができる。例えば明暗差のコントラストの強い画像の場合、光の当たるところと陰の所とがあって、どちらもつぶれることなく、描写してくれる。画家でいえばジョルジョ・デ・キリコの「街の神秘と憂鬱」このようなコントラストの高いところ、日の当たる部分とがつぶれることがなく描写をしてくれるわけだ。だからトーンの豊かなモノクームがお望みならば後者の機種になる。

 そこでどちらの機種が使用者にとって最適なのか、まあスーラ的な絵が好きか、キリコ的な絵が好きか、どちらですかということになる。どちらも好きならSONYの商魂にはまることになる。

 これらの機種の大きな相違点はバッテリーである。前者は新しく開発されたものであり約600枚相当と実用範囲だが、後者は旧型なので約300枚しかもたない。そしてこれらはバッテリーサイズが違うので相互に互換性はない。ちなみに手元のEOS1DsMK3は1回の充電で3,000枚撮影できるけど。

 だから個人的にはスーラの絵的なSONY高解像度α7RⅢだと思うが、なんと私はSONYのレンズシステムを全くもっていない。そこで飛行機の手荷物(最近海外とかpeachとかで7kg制限が多い)にもできない重たく大きいGレンズはパスして(何故かフルサイズミラーレス一眼レフはレンズが従来と比較して巨大で重たくなるという共通の属性がある)、あえて軽いレンズでシステム化すると・・・

広角系:Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS、

望遠系:Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、

となるが望遠レンズの軽く高性能なレンズがない。そこでSONYの旧タイプAレンズのSonnar T* 135mm F1.8 ZAとか、マニュアルになるが手元のコシナツァイスのニコンマウントMacro Planar100mm/F2.0T*とか、京セラコンタックスの中古SonnarT*135mm/F2.8などで代用する方法もあるが、オートフォーカスが最も有効に活躍するSONYの望遠系でマニュアルとは悲しい。

 となると、画家でいえば近代絵画に比べれば色が古くさくてもシャープで迫力がある「夜警」を思い出させるバロック絵画の巨人、レンブラント・ファン・レインだよな。よしレンブラントにしよう、つまりニコンDf。ボディの色は、シルバーだと写真写りは良いが実物はチープな感じもするので、やはりブラックだ。なにしろレンブラント機材ですから・・・。

  まあ、スーラ、キリコ、レンブラント!?の話ではなく、沖縄の話でもなく、撮影機材について、あれこれと考えていだけさ。

 

沖縄県慶良間諸島カメパラダイス

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/320

 
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Nikon Freak202. エキジット

2018年11月04日 | diving

 エキジットするとき私は、船のアンカーロープにぶら下がっている。安全停止もあるし、このほうが楽ちんなので。とはいいつつも、船のタラップを上がろうとする瞬間から、環境が水中から地上に戻ることによって、水中では浮力があるので感じなかったタンクとウェイトの重さが突然肩に掛かる。だからエキジットは、最後の力を振り絞ってだ。

 異なる環境を行き来する宇宙飛行士も、地球へ帰還するときには、きっと重力の重さをずしりと感じるのだろう。ああっ。人間はなんと重たいのかと・・・。

 あるとき、足からはずそうとしてフィンを下の海底に落としてしまった。それでとりに行こうとするとインストラクターにタンクをつかまれて引き戻された。そのとき水の流れがあったし、フィンがなければ水中では全く泳げないことを痛感した。あぶなかったぜ。

 ダイビングは、一つ失敗し、そして一つ覚えて行くという一進一退に近い。まあこちらは下手なダイバーなんですぅー。幸い船の下を通りかかった叔母はんダイバーがフィンを上に放り投げてくれたので回収できたが。ダイビングは、エントリー(船や人にぶつからないように水に飛び込む)よりは、エキジットの方がはるかに難しい。

 それにしても、ニコンW300は、前機種AW130と比べて画質が向上したようにも思われる。少なくとも地上の光が届くところ、つまり浅いところでは少し綺麗に進化した感じもするのだが。

 

沖縄県慶良間諸島カメハウス

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/500

 

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Nikon Freak201. 沖縄の話から祖谷の話に飛んでしまった

2018年11月03日 | diving

 カメパラダイスというぐらいだから、カメと遭遇する確率は高い。岩の間にクビを突っ込み海草や藻などを食べている。このあたりのカメは人間が近寄っても逃げようとはしない。あるときは餌を食べているカメの上を通り過ぎたらフィンでカメの甲羅を蹴っ飛ばしたこともあったけど、ゴメンね!、都会人でしてダイビングが下手なもんで・・・。

 さて昨日は、蔦哲一郎監督:映画「祖谷物語-おくのひと-」2014年公開、をレンタルビデオでみていたら、背筋がしゃんとするような感覚だった。というのも甘いよなぁー、私のダイビングは・・・。映画では、そう思わせてくれる自然の厳しさがありありと描かれていた。今では徳島県三次市祖谷地区といったらよいか、この急峻な山の斜面に集落を切り開くというのは、なんともすごい暮らし方だ。

 この映画が公開された時期と時を同じくして、私はここの土地を訪れていた。このブログでは2014年の3月27日、28日、31日、4月3日で画像をアップさせている。実際にこの集落の中に足を運び入れると息をきらしながらの急な坂道が延々と続いている。そのときしばらく北アルプス涸沢往復の山行から足が遠のいていたから、体力は弱りに弱っていた。まあ歩いてみないとその急峻な坂道はわからないよね。

 映画は、そうした祖谷地方の四季をあますところなく捉えている。映画監督の蔦哲一郎さんは、甲子園を沸かせた徳島池田高校の蔦文也監督の孫にあたるそうだ。デジタル化のなかにあって、すべてフィルムで撮影しているというのも興味深い。

 沖縄の話から祖谷の話に飛んでしまった。

 

沖縄県慶良間諸島カメパラダイス

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/320

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Nikon Freak200. ニコンの機材で200回!

2018年11月02日 | diving

 ニコンW300で撮影した画像をphotoshopで補正してみた。もとのコントラストが乏しい画像に比べれば、少しましになった。どうも個人的にブルーへのこだわりがあるようだ。こだわるあまり背後にいた小さな魚を全部消してしまった。色は青へ大いにシフトしている。すこしやりすぎた。

 最近iPhoneにVSCOという画像編集ソフトをいれた。iPhone画像もphotoshopの自動トーン補正とか、トーンカーブぐらいの補正はできるようだ。そうなるとブログ画像もiPhoneで修正できる。パソコンの方がオペレーションが効率的であるにもかかわらず、すでにそうしている人たちは多いはずだ。

 今では、MacOS7.5を使っていましたとか、マイクロソフト・オフィスのwordやexcelの最初は、Mac用しかなかったし、そもそもWindowsというマシンがない時代からMacを使用していたといったら古い人間に属するわけだが、そのころ当時発売されだしたNTT携帯電話を使い始めた。それって結構便利だった。電車内で電話を受けると回りの人が唖然としていた時代。なかには、新幹線の中からかけてきてはしゃいでいた奴もいた。そのすぐそばのデッキに公衆電話があったにもかかわらず。

 先日そのスマホを家に置いてきた人のブログを読んでいた(注)。仕事はテキパキとこなせるし、外へ出たとき誰からも連絡が来ない開放感があったし、スマホがなくて新鮮な発見が多かったし、それによって充実した生活だったとする記述だった。

 スマホやパソコン環境が、何か新しい物事をクリエイションしたわけではなく、それまでの機能の代替だったわけだ。元に戻してもあまり不自由にならない部分が多いことは事実。だってスマホではないが、私だってニコンF3+MD4にリバーサルフィルムをつめて街歩きをしており、それで時に画像が悪かったということはあまりない。そのニコンフリーク・シリーズもキリがよくニコンの機材で200回!、になってしまった。

 さて沖縄で撮影したリバーサルフィルムを堀内カラーに郵送しなければ・・・。

注)https://blog.goo.ne.jp/colkid

 

沖縄県慶良間諸島アリガー

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正0,f/4.2,1/100

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Nikon Freak199. 地方都市の時間の流れ

2018年11月01日 | diving

 なだらかに下降してゆく砂浜の先はドンとおちて深くなる。多分40m位は下がるだろう。そこまでわかるぐらいに画像は透明度がすこぶる高い慶良間ブルーだ。

 沖縄の画像をアップさせておいて京都の街の話。

 というのも先日、私の個人会社の本店を、東京新宿から京都に移そうという雑用をしていた。もちろん申請書類はそろったけど、わからないところがあるし、印紙を買いに行かなければならないから、荒神口の京都法務局へ出向く。街が小さいから歩いて40分の散歩か、まあバスがきたからこれでええか。

 以前東京新宿法務局へ出向いたときは、駅のコンコースのような多くの人々でロビーはあふれかえり、たしか整理券でも配っていて1時間待ちだっただろうか。東京の役所というのは、いつも待たされる経験が多いから、役所に書類をだすなんてやりたくない仕事だ。そこで時間つぶしと気分転換に、いつも撮影機材をもってゆく。さて書類の隙間に入れるとなるとオリンパスE-M1MK2に12-100mmのズームレンズだな。そういう道楽物がないと役所なんかにゆく気分にはなれない。帰りに街を徘徊しようというわけだ。街の写真なんて何かのついでに撮るようなものさ。

 さて京都法務局は、待たされるどころか待ち人がいないので、いきなりカウンターで説明を受け印紙を買って10分ですんでしまった。やはり地方都市は楽ちんだ。

 雑用を済ませ外へ出ると、大文字がある如意ヶ嶽の木々が少し色づきだしたころだろうか。生活のついでに目の端に京都の季節を感じさせてくれるという感覚、それが京都人の季節の感じ方だ。だから紅葉の名所などに京都人は、話題にこそすれども基本的には行かない。まあお茶会とか法事ででかけて、その道すがらで綺麗な紅葉どしたなという案配だ。それが京都の景観の見方だ。

 時間が余ったので、歩いて寺町北の進々堂で珈琲でものんでゆこう。朝の時間はすいているし、このあたりに棲む外国人達が遅い朝食をとっている。この時間は観光客がこないから、静かな時間が流れている。さて帰りにフランスパンでも買って寺町を下がり、スマート珈琲は外国人の列だ。その先の肉屋の三島亭の前を通ったらコロッケがある。三島亭のコロッケ・・・まあ安いから食してみよう。ここまできたら錦小路を抜けて打田で柴漬けでも買って帰ろう。所要をかたづけ朝の京都の街の散歩だった。

 そんな何かにつけて雑用事務は早く片づき、時間に余裕の生まれるところが地方都市だ。今度文化庁が京都に来るんだって?。いいじゃん、そのまま東京でさぁ。あまり東京の中心とは関わりたくないけどな・・・。関空まだ橋が壊れているしさ(関係ないか・・・)。

 

沖縄県渡嘉敷島アリガーケーブル

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/800

 

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