
20XX-7-12 小雨~雨~曇り 13℃
大雪山系の暴れ川に棲む黄緑色のオショロコマ その弐
この川は合計4基の砂防ダムがあるがうち二つはほぼ埋まり、相当な暴れ川なので残りのダムもそう長持ちはしないだろう。

橋など造っても、暴れ川の増水時には必ず流出する。そこで増水時には水の下になるコンクリート製の所謂 沈み橋 が造られる。

暴れ川になった理由は上流の樹木を限界を超えて大伐採しすぎたためであることは言うまでもない。























一般的に、木を切る立場の人たちは見境なく、ひたすら切りたがる。大雪山山麓にそのような場所はとても多い。
今回わかったが、この渓流の釣りポイントはピンポイント的に限局しており、その水域以外ではまったく魚信がないため前回魚のいない川と判断したのであろう。

実は魚がいるという証明よりはいないと証明するほうが遙かに難しい。
オショロコマ以外にはハナカジカとニジマス幼魚が一匹釣れた。


こんな山奥の荒れ川にニジマスがいるとは驚きであった。ここに放流されたというよりはるか下流の石狩川本流から遡上してきたニジマスに由来するものであろう。
午後5時に釣りを終了、帰路につく。
この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。
帰り道、馴れ馴れしい子鹿がいて撮影した。

最後まで雨が降ったり止んだりの天気が悪く寒い日であった。
車の発進時に異常な音がしているので北見ホンダで見てもらったが荒れた林道で激しく車の底と地面がぶつかるためシャフトカバーがめくれていた。すぐ治してくれた。衝撃がひどかったせいかハイマウントブレーキランプの電球も切れていた。
今日は強行軍で結構つかれてしまい、画像取り込みのあと風呂に入ったらバタンキュー寝込んでしまった。

