オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

懸案の標津川水系M川支流のUP川でオショロコマ撮影

2013-03-28 19:07:11 | 渓流魚、蝶、自然
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懸案の標津川水系M川支流のUP川でオショロコマ撮影
20XX-10-13  晴れ とても寒い

今日は層雲峡方面でオショロコマ調査予定であったが思いがけず、かなりの雪が降ったというので中止。

そこで、まだ降雪のない知床方面へ転戦することになった。

懸案の標津川水系M川支流のUP川でオショロコマの撮影を試みることになった。

この渓流は何度か調査に入ったことはあるものの、思いに反してオショロコマは未だ発見出来ずにいたのであった。 

朝9時過ぎに北見市を出発。峠を越えて目的の渓流沿いの林道に入って行く。

悪路をゆっくり登ってゆくと、やがて目的のUP川を横切る橋に到着した。

橋の上に二基、下に一基、かなり大きな砂防ダムがあった。

一番上の砂防ダム下流で良型オショロコマがあっけなく釣れ、この日、やっとUP川のオショロコマを発見できたのであった。



























ヤマベやアメマスはいなかった。ここでは濃い黄色い色調の腹でオレンジ系の赤点紋理がめだつ標津川水系独特のオショロコマ♂が10匹ほど釣れた。

産卵行動の直後で、すでに完全に放精しきった♂もいた。

次にダム二基を越えて上流数百mほどまで釣り登ったがダムの上流域では小型で暗色調の若いオショロコマが釣れた。

興味深いことには、ここで釣れたオショロコマの約半数は黒オショロコマであった。ダムによる個体群の分断効果かも知れない。













今日は合計30匹ほどを撮影できたのでこれでUP川のオショロコマ撮影を終了した。

前述のごとく、ここはオショロコマ発見にとても苦戦してきた渓流であった。

昨年の冬や今年の春に調査に来たときはオショロコマは全く釣れなかった。総じて生息密度はかなり低いようだ。

この時期になると産卵行動のためにこの狭い水域に集まってくるせいか、多少はオショロコマが釣れることがわかったのであった。




撮影させていただいたオショロコマたちはすべて丁寧にもとの場所にリリースした。



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