
20XX年8月10日 晴れ
北見市近郊の湿地帯の源流域にオショロコマ発見できず。
朝10時に北見市を出発し我が家から25Kmほど車で走ったところにあるT川水系源流域の渓流に向かった。
このあたりはアメマスは多いがオショロコマは見たことがなかった。
しかし特に入念に調べたこともなかったので今日は気を入れて捜してみることになったのだ。
まず、ONT川に入ってみた。この川自体が美しい湿地帯の森の中を屈曲蛇行しながら流れるとても細い正真正銘の源流域である。

川底は泥状のところが多く川に入ると、その下流が猛烈に濁ってしまう。

川の屈曲部がたまりになって、そこへ振り込むと小型のエゾウグイが入れ食い状態に釣れた。



エゾウグイをひとしきり釣ると、やっとアメマス幼魚が釣れてきた。






比較的深いよどみには20-30cm の良型アメマスもいた。これらはエゾイワナといった方がよいかも知れない。











ニジマス幼魚も一匹釣れてきて、あまり勢力は強くないがここでもニジマスは繁殖しているようだ。
常識的に考えるとオショロコマがいるとは到底思われない川で、結局、今日もオショロコマは確認できなかった。
小型の魚ばかりでちょっと物足りないのでいつもニジマスのいるところに寄ってみた。
ニジマスがつくたまりをさぐると果たして次々ヒット、30cmの♂と26cmの♀も釣れた。







小型のアメマスも多かったが、この水域では今日もオショロコマは確認出来なかった。


撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にリリースした。
同じ水系の別の支流、OBO 川と YMA 川 も探ってみたが、これらの源流域の細流には今日は魚そのものがいなかった。

帰り道でみかけた地震雲みたいな線状の雲。 しかし大きな地震はなかった。

