メディアは露払い

どのメディアも被災の不満を東電たたきと政府たたきに向けているようだ。

やらせた　【安全よりカネ儲け】に走った人たちやシステムは免罪されウオール街の復興復活する足音と重なってくる。

マヒは進む

最近の報道を見ていると国【政府】は打ち出の小づちを持っているかのような物言いが政治家・専門家・メディア・国民など各界各層から湧き出ているように聞こえてくる。

　国は９００兆からの借金を抱えているぐらいだから,国にお金はない。日銀がどうしようと政府が税金をどうしようと、国民が出すことには変わりない。

　そのことを国民は分かっているだろうか？　マスコミはそれを伝えないからほとんどの国民はそのことを知らない。

　我々は地球との基本的な関係を見失った上に執着している自分の懐のお金の動きまで分からなくなってきている。感覚マヒが日々の生活にまで及んでいないか？　　なんでこんない見えなくなっているのか？我々は　培養液【メディウム】で反応するようにできている。

メディウムを見抜き見透し騙されないようメディウムとの戦いあるのみ。

安全を言うなら先ず、停止。

東電の原発事故でドイツは３か月の原発停止を指示したが、未だに日本は停止せずマスコミはその動きを制するかのようだ。

　あれだけの事故を起こし、安全を考えるなら同様な安全基準で進めている他の原発はとりあえず停止してチェックすべきでないか。

　余震が続いているが直下型の地震がいつどこに来てもおかしくないと言う地震学者もいる。

 

本当に（想定外）だったと言うなら、即座に他の原発をとめて安全対策を講じるのは論理的に当然ではないか。ここにきても止めないのは想定外でなかったことを意味しないか？

トヨタの　車でも即座に世界的にリコールし製造停止と部品をとっかえたではないか。

 

　

　

地方選結果の意味すること

世界地図を広げると自国を中心に２百数十の国が拡がる。

世界地理や世界史では宇宙に浮かぶ地球の位置や歴史は語られない。

（世界）は人間が勝手に区切った空間であり、それがどうあれ地球あっての人間であり自然あっての人間であることには変わらない。

　この基本的な認識が昨日あった地方選挙のどの政党にもどの候補者にも見出すことができなかった。

　基本的に彼我の関係を取り違え、あたかも人間の我欲で自然を支配することを当然であるかのような錯覚した認識を基にした政策や主張を語られてもどう選択してよいのかわからない。

今日は新聞テレビが選挙結果を専門家とともに分析し評論するのだが、その視点も逆転した政治家の認識を上塗りしたに過ぎない。

  選挙結果は選挙そのもものが意味ないことを表していないか？

選挙結果は　これだけの被災を受けながら（自然あっての人間）と言う当たり前の道を踏み外した我々は、情報に翻弄されさらに深みにはまり次の災難を待ち受けているかのようだ。