「五分の魂」の話も聞きたい

 

    フランスで12人を殺したテロやソニーの関連会社が作った娯楽映画への脅迫に対し、「表現の自由を守れ」との声が一斉にマスコミで流されているが、どこかスッキリしない。

テロや脅迫が良いとは思わないが、射殺したり経済制裁をしてすむとも思えない。

 このような抗争を伝えるマスコミ情報はいつも『被害者』の立場に立ち、もう一方の立場の取材による説明や談話が無く、

    事件の背景や全体像が見えない。

   学級には いつだって困ったことをする子供はいるものだが、 その子の話も聞かず解決したなんてのは 見たことも聞いたことも無い。

 『一寸の虫にも五分の魂』と言う。 これは人類の普遍的な事実だろうから、それを無視する『自由』は私たちの願っている本来の自由と言えるだろうか?

(全体像が見えるには    歴史的な「自然に順じたグローバル化」が必要だから、時間はかかりそう。)

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