カン違いが普通

 

     何となく色んなことを知っているつもりになっているが、そこからマスコミによる情報を取り除くと 個人は どれだけの事を「知っていた」として残るだろう?

   それは家族・隣近所・職場や学校等 ごく限られ、その日の天気から国の内外に起きる出来事のほとんどは マスコミの情報に拠っており、傘1本持つか持たないかの判断から選挙でどこに投票するか、漠然ではあっても国や世界の現状や将来の予想まで マスコミの情報に左右されている。

   戦前の日本やナチス 原発の安全神話の例を持ち出すまでも無く、マスコミ情報の間違いは (後から見ると) 一般的で普通なこと。 事実は(今見たいのに) 後からしか分からないから悩ましい。

  だから どんに偉そうな顔をした人も偉そうでない顔をした人も 間違った情報空間中でさ迷わざるを得ないし 勿論、カン違いしさ迷っている中心に この自分がいるのは確かなこと。

 

   

   

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