生き方が問われる

 

     大学で指導教官だった先生から久しぶりにお手紙をいただいた。

    吉田松陰の歴史的な検証を「若い人たちはやってほしい。)というものだった。

    先生は心理学からさらに栄養科学へと研究された方だったから、90歳にして介護を受けている身を思うと、 人は専門分野に没頭する時はあっても

    やがては本来の存在観に立ち戻り歴史や世界と向き合うんものなんだ と考えさせられた。

  先に京大を退職された原発の小出さんやお手紙をいただいた先生には 「専門」と「学問」の違いを教わったような気がした。

   世の中には 為にする専門家がいっぱいいて我々は振り回されていることが多い。専門家も私たちも 視野と生き方が問われる。

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