世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
ゲームは終わる
内外の状況と それを伝える情報の隔たりの大きさに 戸惑う。
数少ない定数を基に、未知数から未知数を探すのか?
平和や経済がゲームであるかのように実況中継される中に 私たちはいる。
しかし、ゲームには 終わりがある。
目を上げて はたてを臨め
オバマ大統領とカストロ首相の握手は世界史的な喜ばしい出来事だった。
オバマ氏は顔を上げ颯爽と、カストロ氏は緊張した面持ちだが、それがグローバリズムの現時点の到達点を表しているか。
今日の有限な地上におけるグローバリゼーションを予期できない近代社会が資本主義」や「社会主義」を生み 共に行き詰まり今日に至ってる。
両者の対立は生産手段を誰が持つかの体制の違いを根本原因としたものだったが、今日の経済活動の行き詰まりの根本原因は 生産手段の帰属ではなく、生産手段そのものの在り方にある。
立場を越えて、新しい生産手段を模索し創造することへの協力が全人類的課題であって、子孫のことを考えたら立場に拘り、対立抗争して居るような場合ではない。
聴く力
国語の領域別の能力に(話す力)と(聞く力)がある。
また、言うことをきく子と 話を聴ける子とは まったく異なる。
それは 子供だけでなく大人でも後者は難しく得手にしている人は珍しい。
特に社会的な地位を持っていたり、リーダー的な人は 特に前者が目立つ。
大統領でも総理大臣でも、後者のタイプがいたら世の中面白いだろうな…
嫌な念押し
先頃の川崎の事件をNHKは 専門家による解説をしていた。
結論は 「被害者も加害者も救うためには環境を整えるべく社会全体の問題として考えなければいけない。」
なことである。 こんな尤も過ぎるようななことを今更、NHKが時間をとって解説してるのを見て
「こんな事件は何年も前から続いているのに、今まで何をやってきたの?」と逆に不信感が募った。
これに類した事件や行動は その都度全国的な徴候として社会問題化してきた。
当時から携わる人たちの間では原因も対策も論じられてきた。
それを政治もマスコミもずーっと無視して、現在に至ってる。
今日の解説をきいていて、これからも 耳を傾けず無視し聞こえ良く、言い訳し続けるのかと、念を押されたようだった。
全体を見て動け
世界はグローバリエーションを基底に動いているが、日本は商業的なグローバリゼーションに気を奪われるだけで、政治的には国家主義的な方向に向かっている。
これでは世界の動きに遅れるだけでなく国内においては せいじと経済のねじれが生じる。さらに産業や企業間の
利害が対立し経済活動は全体として発展しにくくなる。
安部ノミクスが順調でないのは 経済全体を視野に入れず 部分的な要請による政策だからモグラたたきのようにしながら 全体が沈むのは仕方ない。
本来のグローバリゼーションへの期待
良くないニュースが続く中、キューバとアメリカの国交回復、AIIBへの主要国参加、イランの核管理の目途、
これれらは 本来のグローバリゼーションの久しぶりの良いニュースだった。
見方に拠るが「テロとの戦い」も 矛盾の顕在化だとすれば 否定的現象とばかりとも言えないが (戦い)から(解決)に向かえば良い…
考えてもみたくないこと
国の報道を担当する機関(新聞)や局(テレビ)が伝えないものの中に 国家が持つ富が外国へ流出していないか?
以前から、 外国の観光客が押し寄せ、電気製品などを大量に買い、お店が潤っていることは 報道されてきた。
買い物は この程度で済んでいるなら良いのだが。
土地やビルなどの不動産、会社の経営権など、この間の異次元の金融緩和によって外人によって買われたり移譲されていないか。
何といっても外国からすれば2年前の半値近い値で買えるのだから。
政府やマスコミからは一切その声は聞こえないが、知り合いの現場の不動産の斡旋業者等からは 少なくない数で一致して聞こえてくる声は はるかに予想を越えたもの。
実情や実態は いつ伝えられるのか…気が付いた時には、列島は 虫食い状態…になっていなければ良いが。
山ほどの借金を抱えていても、国を切り売りすれば 当分は不便せず不都合を感じないだろう。
実際も私たちは感じていない。
こんなことは 考えてもみたくないことだ。
時代を見誤った
2大政党制の伝統を持つイギリスがここにきて多党化しているらしいが 時代の転換期にあっては当然必要な対応だろう。
イギリスを見習い2大政党制を目指した日本は この点でも時代を見誤った。
形を変えた国家主義の台頭
ヨーロッパの主要国では 最近の選挙において国家主義政党が 台頭していることが伝えられている。
国家主義の台頭はグローバリゼーションの反動ではないだろうか?
グローバリゼーションは経済の過当な競争から大国主義や強者の論理から 弱小国家の存在を危ぶめるから 必然的な動きともいえる。
その意味からは 国家主義の台頭はヨーロッパの一部だけでなく、形を変えて中東・アフリカをはじめ世界の各地に現れていないか?
バーチャルな情報空間
バーチャルな世界は ゲームやスマートフォンだけではない。不確かな情報を基にした現状の情報空間は 現実と虚構の区別が難しいい。 一方、情報の共有化も進行しているから さらに現状認識を困難にしている。
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