念頭に置くべき当然のこと

 

 アメリカの情報誌( ウオリート ジャーナル)によると、 レアーズ元アメリカの財務長官は 「アメリカ経済はこれ以上良くならない。」とある映画の名セリフを借りて メッセージを発した と言う 。

  世界で 一人勝ちしているとさえ言われているアメリカの その立場の人のメッセージは 現在のアメリカ経済だけを指してはいないのは当然で 世界を支配する顔の無い1パーセントをも念頭に置いてのことだろう。

 数年前から「すでに 世界経済は縮小している。」と考えていたから 驚くこともなく、むしろ (経済成長)一色の政治や経済体制でやっている世界に、やっと大事な警告を発したと 歓迎したい気持ちになった。

 IMFや世界銀行が相次いで経済目標の下方修正をしていることも この発信を裏付けている。

  出来るだけ早く この世界経済の現状認識が 世界に共有されると良いと思う。この認識なしに実質を共なった本当の「世界の繁栄や平和」は ない。  このメッセージは 世界への警告であるとともに 未来に向けた≪鐘の音≫に聞こえる。

 

 

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