法王のつぶやき

 

 冥王星から地球を見ると白く光る小さな点でしかない。

 「その点の中に 地球と弱者から搾取する70億のヒトがいる。」(法王からメッセージ)  

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 エライ!

 

   権力と権威によって今日の「地球と弱者からの搾取」の形が出来上がったとすれば、過去や体制にしがみつきそこから抜け出せずに困難をきたしているのは お国柄と関係あるのかもしれない。

 正気の沙汰とは思ええない借金を背負いながら プライド高く派手に振る舞っても  私たちは違和感を感ずることなく同調し眺めていられる。 偉い(エライ)国と人達に違いない。

 

   

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後始末が出来ない

 

  内外には 多くの(後始末)的な問題の解決を迫られているものがある。

  ISや核問題 少子高齢化 もその一つ。

   因果関係を問わないから 後始末がうまく出来ない。

 

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理を棚上げした解決法

 

 イランの核協議も 日本の安全保障も 岩手のいじめにによる自殺 の問題も どうしてこんなに揃いに揃って 因果関係や背景が語られないのだろう? 合理的な解決法ではない。

   

  

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おいおい!どこへ行く?

 

  評価は色々あろうが 世界的に見て イランの核協議最終合意は 緊張緩和、 日本の安保法案強行可決は緊張強化を 意味していないか?

 ともに間に合わせ的な決着だが ローマ法王のメッセージを基準にすると 両者は向かう方向が違う。

 海が荒れ 次々船が入港を急いでいる時に 1隻の船が出港を急いでいる絵が 思い浮かぶ。  

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本気の議論を!

 

   日本は 軍事的安全保障を強化しようとしているが 世界とは 逆の動きに見える。   

   「情勢の変化」と言われるが 確かめの議論を聞いたことがない。「脅威論」も 欧米とは可なり違っているようで 本当に脅威を感じていれば経済に手を貸すことはしない。 アメリカやヨーロッパにそれを感じないだけでなく日本も 経済ではその距離感を取ってはいない。(5月の訪中) 

 最も大事なことを省いて 「通す」「通さない」をやっているが 子供たちに大きな借金を背負わせ 経済感覚の無い遊びをやっている暇はないはずだが。

   

  

 

  

 

 

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どこかで感じるもの

 

  ローマ法王が発したメッセージも 世界の人々には聞こえていないかのようだが 理には勝てるわけではない。

  「歴史的成果か歴史的誤り」か 「戦争か平和」かが (内容的に)法王のメッセージと何の接点もなく論じられている現状を棚上げしている虚しさを 人はどこかで感じているだろう。(勿論 自分を含めてのことだが)人は ずいぶん 遠回りし道草を喰うものだ。

   

     

  

 

 

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さすが 法王の言葉

 

 「地球と弱者からの搾取をやめなさい。」とのローマ法王のメッセージはどのように聞こえているいるのだろう?

    7000万の教育を受けられない子供たちや飢餓難民も普通に暮らしている人も

     中東の爆撃 イランの核協議 ギリシャの問題 安保法案 にかかわる人は勿論だが あのメッセージは どう聞こえているだろう?

 

   

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根っこは同じ

 

  ギリシャもISや難民も 基本的には 人間が 地球上で生きていることを忘れた「弱肉強食」「強欲」とも言われる金融資本主義経済の産物だろう。

  個々の対応に追いまくられているが 根本的な原因を改善しない限り 矛盾は形を変えるだけで解決しない。

  人間のグローバルな動きで生まれる変化を グローバルに認識できるよう 視野を広げることが 急がれる。

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予想に反して

 ギリシャのEU離脱は 無いだろうと予想している。

  これは根本的には債権の問題ではない。 アメリカも介入し 互いに顔が立つ 大義名分になる何らかの担保を加して 収まるに違いない。 ニュースが面白い。

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