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皆様、あけましておめでとうございます。昨年は半年のアップに終わりましたが、多くの方にご訪問いただきありがとうございました。新規にコメント欄に参加されたかたもおり、こだわりのジャズ観が飛び交い賑わいました。ブログは自己満足の世界ですが、やはりコメントをお寄せいただくのが嬉しいですし、それが一番の励みになります。6年目に入るアドリブ帖ですが、今年も昨年同様、毎週日曜日更新を目標にしておりますのでよろしくお願いします。
さて、今年の初聴きはどのアルバムでしたでしょうか。ここ数十年きまって「マレロのサンライズ」と呼ばれている「世界は日の出を待っている」に針を落とすのが年明けの習慣でしたが、今年はボビー・ハケットの「コースト・コンサート」を選びました。ビッグTことジャック・ティーガーデンと組んだ小編成のディキシーバンドですが、華やかで明るい演奏は新年に相応しい活力に漲っております。多くのビッグバンドで重宝されたハケットですが、端正なソフト・プレス奏法は小編成のバンドでソロが長いほどその魅力を最大限に発揮しますし、常に最高の音を追求する姿を最高の1年でありたいという想いに重ねたくなります。
「ベイズン・ストリート・ブルース」や「マスクラット・ランブル」等、ディキシーランド・ジャズのスタンダード中心ですが、とりわけ素晴らしいのは「ザッツ・ア・プランティ」です。1914年に作られた曲ですので、ほぼ1世紀経ちますが、今尚色褪せない原色の輝きと美しさを持ったメロディ、そしてスウィングというジャズの核心ともいえるビートとリズム感を兼ね備えております。ハケットとティーガーデンの対話はお互いを尊重しながらときに熱く激しく、ときにユーモアを交えてディキシー・ジャズの魅力を伝えてくれます。今ではほとんど演奏されない曲になりましたが、「ビートが詰まった素晴らしいもの、それがジャズさ、ジャズの命さ」という歌詞の一節がこの曲とジャズの全てを語っているでしょう。
そんな素晴らしいジャズの魅力を今年も宝箱から取り出します。モダンジャズを中心にディキシー、スウィングからフリージャズ、ヴォーカルまで幅広く話題していきます。メジャーな作品は出尽くした感がありますが、まだまだ聴かずに死ねない名盤、奇盤、珍盤はそれこそプランティです。ベスト企画にかかわらず、どしどしコメントをお寄せください。一人のプレイヤー、一枚のアルバムから広がるジャズ・ワールドをお楽しみいただければ幸いです。
さて、今年の初聴きはどのアルバムでしたでしょうか。ここ数十年きまって「マレロのサンライズ」と呼ばれている「世界は日の出を待っている」に針を落とすのが年明けの習慣でしたが、今年はボビー・ハケットの「コースト・コンサート」を選びました。ビッグTことジャック・ティーガーデンと組んだ小編成のディキシーバンドですが、華やかで明るい演奏は新年に相応しい活力に漲っております。多くのビッグバンドで重宝されたハケットですが、端正なソフト・プレス奏法は小編成のバンドでソロが長いほどその魅力を最大限に発揮しますし、常に最高の音を追求する姿を最高の1年でありたいという想いに重ねたくなります。
「ベイズン・ストリート・ブルース」や「マスクラット・ランブル」等、ディキシーランド・ジャズのスタンダード中心ですが、とりわけ素晴らしいのは「ザッツ・ア・プランティ」です。1914年に作られた曲ですので、ほぼ1世紀経ちますが、今尚色褪せない原色の輝きと美しさを持ったメロディ、そしてスウィングというジャズの核心ともいえるビートとリズム感を兼ね備えております。ハケットとティーガーデンの対話はお互いを尊重しながらときに熱く激しく、ときにユーモアを交えてディキシー・ジャズの魅力を伝えてくれます。今ではほとんど演奏されない曲になりましたが、「ビートが詰まった素晴らしいもの、それがジャズさ、ジャズの命さ」という歌詞の一節がこの曲とジャズの全てを語っているでしょう。
そんな素晴らしいジャズの魅力を今年も宝箱から取り出します。モダンジャズを中心にディキシー、スウィングからフリージャズ、ヴォーカルまで幅広く話題していきます。メジャーな作品は出尽くした感がありますが、まだまだ聴かずに死ねない名盤、奇盤、珍盤はそれこそプランティです。ベスト企画にかかわらず、どしどしコメントをお寄せください。一人のプレイヤー、一枚のアルバムから広がるジャズ・ワールドをお楽しみいただければ幸いです。
今週は年明けですので皆様の初聴きのアルバムをお寄せください。年が開けると襟を正し、気分も刷新されますが、レコード棚を眺め、取り出すアルバムにも新年ならではの特別な意味があるでしょう。
新年早々どんなアルバムが挙がるのか楽しみです。
ニューイヤー・コメントをお待ちしております。
「That's a Plenty」をユーチューブでお楽しみください
ティーガーデンの十八番です
http://www.youtube.com/watch?v=lF2w8xR__J0&feature=related
グッドマンも得意にしておりました
http://www.youtube.com/watch?v=QJzsV9Mscgk
年末年始は、サッチモ三昧で行こうと思い、サッチモばかり聴いておりました。
今年の初聴きは、Plays W.C.HANDYでした。セントルイス・ブルースを聴き、サッチモは存在そのものがジャズでありブルースであると感じておりました。クラリネットのバーニー・ビガードの参加も嬉しいです。
今年も、このブログでジャズを語り合える事を楽しみにしております。
数年前まで、ボクもお正月には必ず
"The World Is Waiting For The Sunrise" を聴いていました.
ボクの場合は、 George Lewis !
"In Tokyo 1963" の演奏で、 "St.James Infirmary" からこの曲に行く部分の客とのやり取りも大好きです.
ちなみに今年聴いたアルバムは、"Kind of Blue" でした.
今年の初聴きは、日本から仕入れてきました和製ジャズを楽しんでいます。
田中武久さんの Too Young - Takehisa Tanaka Plays Standard という盤なんですが想像以上に好感度の高い演奏でお気に入りを果たしました。
それと同じピアニストが Elvin Jones、Sonny Fortune, Ceil Mcbee とプレーしている enja盤の When I Was At Aso-Mountain です。
今年は、いままでにない楽しい年になりそうです。今年もよろしくお願い致します。
サッチモ三昧で新年を迎えられたようですね。ハンディ、そしてサッチモ、ジャズがどのように変わり、発展しようともジャズの精神はこの二人から引き継がれております。正月にじっくり聴きたい名演です。
ビガードといえば年男のホッジスをエリントンバンドに引っ張ってきた人です。自分より腕の立つプレイヤーを連れてくるとは大したものです。
人を立てること忘れない一年にしたいですね。
今年もよろしくお願いします。
moto さんも年明けにサンライズをお聴きでしたか。私はオハイオユニオンですが、東京ライブもいい内容ですね。ルイスといえば昨年、大阪ライブ盤をようやく入手しました。長らくレコードを探していたのですが、あきらめてCDにしました。聴衆を楽しませ沸かすのがライブでの一番の仕事である、と教えられます。
"Kind of Blue"のマイルスのように時代の先をみる一年にしたいですね。
今年もよろしくお願いします。
田中武久さんの Too Young で始まりましたか。まだ聴いておりませんが、スタンダード集ですね。
エルヴィンとの共演盤で趣味のいいピアノは覚えておりますよ。辛島文雄さんがエルヴィンと共演したことでジャズ観が変わるほどショックを受けたと仰っておりましたが、田中さんも相当刺激を受けたことでしょう。
今年も刺激的に歩みたいですね。
今年もよろしくお願い致します
私は仕事柄、年末年始は関係無いのですが一応気持ちだけは新しくということで聞き初めをしました
まずはハンク・ジョーンズのコンパッションからカム・トゥ・ミーを…アラン・ドウソンのソロのお洒落なことといったら!
次にアビー・リンカーン…あぁアビー…私は誰よりも貴女が大好きです~ザ・ワールド・イズ・フォーリング・ダウンからサド・ジョーンズの美しいサマリー(フエン・ラブ・ワズ・ユー・アンド・ミー)を…ジャッキーの#しまくったソロ!
昨年はスポーツ/映画等、南アフリカイヤーでしたが誰も追憶してあげることができない南アフリカのピアニスト、ホテップ・ガレタのまばゆい音色をジャッキー・マクリーンのダイナスティからハウス・イズ・ノット・ア・ホームで…うんちくは要らない美しさ…
さて…かけますか
「JAZZ ALIVE」
ビリー・テイラー/ヴィクター・ガスキン/フレディ・ウェイツ
もちろんB面のエコーズ・オブ・エリントン
ソリチュード~イン・ア・メロウトーン~キャラバン~カム・サンディ~サテン・ドール…フレディ・ウェイツ一世一代の名演の記録でしょう
心配なのでジョージ・シアリングのライブも聞きましたアイ・ヒア・ラプソディ~アルツハイマーで絶望的なグラディ・テイトを想いなんだかやるせなくなってきたので(笑)気分を変えて
愛すべき吉岡秀晃さんのライブ・アット・ブラウニー/ドゥイン・イット・ライトよりオン・ステージをかけて元旦の夜は終わりました
肉体的精神的にはスィーピー&ラビットのブラッド・カウント/U・M・M・Gです(笑)
wストリングスのイレブンス・アワーをしっとり聞く予定でしたが…正月休みにとっておいてますトホホ
僕のお正月は、馴染んだ名盤類を聴いています。2011年の初聴きも、例年と同じく、バド・パウエルの「The Bud Powell Trio」(Roost)です。「I'll Remember April」から始まる1947年の録音は僕にとってはバイブル。
続いて、ウィントン・ケリー「Kelly at Midnight」のケリーとフィリー・ジョーのプレイにしびれ、次は
管楽器を聴こうと「Cannonball & Coltrane」(Cannonball in Chicago)をターンテーブルにのせました。同作品中「Stars Fell on Alabama」におけるケリーの歌いながらのソロに勝手に合唱(笑)しました。ケリーのソロフレーズがまさに曲になっていると感じるトラックです。
他にも聴きましたが、締めはアート・ペッパーの「Meets The Rhythm Section」で、この中の「Imagination」におけるデリケートな吹奏にうっとり、最高です。
お正月なので、酔っ払いながらテンション上がっての投稿です、ご容赦のほどを。
本年もよろしくお願いします。
初聴きは「バード・ブロウズ・オン・ビーコン・ヒル」から「リトル・ロック・ゲッタウェイ」でした。パッ、パッという威勢の良い潔さが気に入っています。実は今まであまり聴いていなかったのですが、このところ好感度赤◎急上昇中です。
新参者ですがお手柔らかに。(^^;