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いっときもタバコを放せない人をチェーンスモーカーと呼ぶが、シェリー・マンもその一人だ。ジャズ誌に載る写真はプレイ中でもオフでもほとんどタバコをふかしているし、スーザン・ヘイワード主演の映画「私は死にたくない」のクラブシーンでもジェリー・マリガンのバックで斜にタバコを銜えながらドラムを叩いていた。灰が飛び散らからないのだろうかと心配になるが、マンほどのドラマーになると上体が揺れることがないので心配無用というわけだ。
ウェスト・コーストを代表するドラマーとして知られるが、生まれもプロデビューもニューヨークで、43年にコールマン・ホーキンスのシグネチュア・セッションに起用され、そこでみせた「ザ・マン・アイ・ラヴ」の華麗なブラッシュ・ワークは今でも語り草になっている。カリフォルニアに拠点を移したのは50年代初頭だったが、それは当時ニューヨークのジャズメンの間に蔓延していた麻薬の誘惑から逃れるためだった。体を蝕むだけで何のプラスにならないことを周りのプレイヤーから学んだマンは、麻薬なしでも最高のドラミングができる自信があったからに違いないし、個々のソロを優先するイーストよりアンサンブルを重視するウェストの音楽的気質に惹かれたのかもしれない。
ホーキンスと約20年ぶりの共演になる「2-3-4」を企画したのは、かつてシグネチュアで名演を生み出し、当時インパルスの名うてのプロデューサーだったボブ・シールで、コンテンポラリーの看板スターを高いコストをかけてまで借り出したのだから熱の入れようがわかる。再会セッションといえば当時を懐かしむだけの焼き直しに陥り易いが、この20年間常にジャズ最前線を走ってきたシールとマンとホーキンスのアイデアは録音された62年当時、最も斬新なアイデアであった。デュオ、トリオ、クァルテットと様々な編成で、マンの多彩なドラミングを余すところなく捉えているばかりか、ジャズの方向性まで示唆した画期的な作品といえるだろう。
ヘンリー・マンシーニのビッグ・バンドや、ポップスのレコーディングに度々呼ばれ、正確なリズムをキープするサイドマンとしても引っ張りだこのマンは映画のワンシーンも飾っていた。55年のシナトラ主演の映画「黄金の腕」にショーティ・ロジャースとともに出演していたが、2箱、3箱、4箱とタバコの量は増えたものの実に健康そうだった。体を蝕むならタバコも同じではないか、と言われそうだが愛煙家の小生はそれは聞かなかったことにしよう。
ウェスト・コーストを代表するドラマーとして知られるが、生まれもプロデビューもニューヨークで、43年にコールマン・ホーキンスのシグネチュア・セッションに起用され、そこでみせた「ザ・マン・アイ・ラヴ」の華麗なブラッシュ・ワークは今でも語り草になっている。カリフォルニアに拠点を移したのは50年代初頭だったが、それは当時ニューヨークのジャズメンの間に蔓延していた麻薬の誘惑から逃れるためだった。体を蝕むだけで何のプラスにならないことを周りのプレイヤーから学んだマンは、麻薬なしでも最高のドラミングができる自信があったからに違いないし、個々のソロを優先するイーストよりアンサンブルを重視するウェストの音楽的気質に惹かれたのかもしれない。
ホーキンスと約20年ぶりの共演になる「2-3-4」を企画したのは、かつてシグネチュアで名演を生み出し、当時インパルスの名うてのプロデューサーだったボブ・シールで、コンテンポラリーの看板スターを高いコストをかけてまで借り出したのだから熱の入れようがわかる。再会セッションといえば当時を懐かしむだけの焼き直しに陥り易いが、この20年間常にジャズ最前線を走ってきたシールとマンとホーキンスのアイデアは録音された62年当時、最も斬新なアイデアであった。デュオ、トリオ、クァルテットと様々な編成で、マンの多彩なドラミングを余すところなく捉えているばかりか、ジャズの方向性まで示唆した画期的な作品といえるだろう。
ヘンリー・マンシーニのビッグ・バンドや、ポップスのレコーディングに度々呼ばれ、正確なリズムをキープするサイドマンとしても引っ張りだこのマンは映画のワンシーンも飾っていた。55年のシナトラ主演の映画「黄金の腕」にショーティ・ロジャースとともに出演していたが、2箱、3箱、4箱とタバコの量は増えたものの実に健康そうだった。体を蝕むならタバコも同じではないか、と言われそうだが愛煙家の小生はそれは聞かなかったことにしよう。
西海岸随一と定評あるドラマー、シェリー・マンは多くのセッションを残しておりますが、全て平均点以上という安定したドラミングをみせております。今週はリーダー、サイド作を問わず、お好みのアルバムをお寄せください。
管理人 Shelly Manne Best 3
2-3-4 (Impulse)
My Fair Lady (Contemporary)
The Poll Winners (Contemporary)
多くの作品がありますので何が挙げられるのか楽しみです。
今週もたくさんのコメントをお待ちしております。
先週は、3枚目のアルバム選びに悩み、時間切れになってしまいました。
悩みすぎたお陰で、髪の毛が少し蒸発したようです。(笑)
今週は、Shelly Manneですか。
2-3-4 とMy Fair Ladyは、好きなアルバムなのでdukeさんに大賛成!
3枚目は、Swingin'The'20s/Benny Carterを挙げます。
Benny Carter、Earl Hines、Leroy Vinnegarと言うご機嫌なメンバーとの共演盤。
Shelly Manneの太鼓は、歌っている。
今週は、髪の毛が蒸発しないで済みそうです。(笑)
先週は悩まれたようですが、結果として落ち着くところに落ち着きました。今週もワンツーは人気盤ですので外せませんが、3枚目が悩みどこでしょうね。
その3枚目にベニー・カーターがきましたか。豪華メンバーならではの楽しいセッションですし、マンもツボを外さないない見事なスティックさばきをみせます。
KAMI さんのジャズ鑑賞会は30回、昨夜聴いたペッパー・アダムズは10、カーターは20、足して30、やるなぁ。(笑)
あっ、そうそう、蒸発した髪は2本、3本、4本とは絶対に戻りません。(シ刑)
ウチにあるCDを聴き直していますが、愉しく難儀してます。(^^;
とりあえず、この1曲を。
ルース・プライス(vo)の歌伴を務めたコンテンポラリー盤。
その中から「シャドラック」。
ヴォーカルとのデュオの部分は小技で手に汗握る展開ですね♪
愉しく難儀されているとは嬉しいですね。マンはあまりスポットを浴びませんので、この機会に聴きなおすと意外な発見があるかもしれません。
ルース・プライスの歌伴もありましたね。「シャドラック」はおっしゃるように白熱した展開です。マンはホールの大入りで、今日のプライス、いやプラスは2、3、4、と数えていたとか。(笑)
好きなドラマーですね。
黒人ではロイ・ヘインズ、白人ではマンが
我がドラムのアイドルです。
音源が多く、かつどれも高水準な内容なので
3枚選ぶのは結構大変ですが、
1)「2, 3, 4」
これはやはり、一番に来ますね。
コスタのベスト・プレイが聴けるLean On Me や、
ホークとのデュオなど、聴きどころ満載。
2)「Steps To The Desert」
コンポラ盤から1枚はどうしても外せないところだと思いますが、
正直どれも甲乙付け難い。
企画、選曲の面白さで、これでしょうか。
Jewish Song 集です。
3)「A Simple Matter of Conviction / Bill Evans」
意外と話題にならないのが不思議なんですが、
エバンスとのコラボレーションは、とても好きです。
「Empathy」とどちらにするか迷いましたけど、
マンのドラミングの切れのよさはこちらの方が
より際立っているように思います。
>ルース・プライス(vo)の歌伴を務めたコンテンポラリー盤。
その中から「シャドラック」。
これ、ルースが途中で「ハァ~~ッ!」とか
嬌声を挙げて、珍しくノリまくってるやつですよね。
僕も大好きです。
シェリー・マンの一番は僕もこれですね。
1. 2-3-4 (Impulse) Slowlyが大好きでよく聴く一枚です。
コンポラ盤はめちゃくちゃ多いのですが、僕は最強のトリオ盤として
2. Way Out West /Rollins
チャカポ・チャカポコのイントロは一度聴いたら忘れられませんね。
3枚目はエバンスを選びました。 これ日本盤ではエバンスがリーダーですがUS盤ではマンがリーダーになっていますね。エバンス人気のためでしょうか? どちらに収納しようか迷ったままエバンスの処に入れています(笑)
3. Empathy /Manne・Evans(verve)
僕も25-25さんと同意見です。 マンとエバンスは凄く相性がいいと思います。
次点 The Poll Winners Three このシリーズはどれも素晴らしいと思います。
ボクのシェリー・マンベスト3です。
1 エンパシー(ヴァーブ)
「アイ・ビリーブ・イン・ユー」のたたみかけるような、アップテンポのブラッシュが、といにかくカッコイイ!です。テクニックの冴えと気品、格調の高さみたいな物を感じます。黒人ミュージシャンのエネルギッシュなかっこ良さとは、違う魅力です。
2 ウエイ・アウト・ウエスト(コンテンポラリー)
M54さんと同意見です。ロイ・デュナンの録音の素晴らしさも本当にすごいですね!「おいらは老カウボーイ」だいすきです。
3 ポール・ウイナーズスリー(コンテンポラリー)
このシリーズはすべて大好き!中でもこの盤の「ボラーレ」がユーモアもあって楽しいです。
25-25さんのコメントを読んで、ちょっと気になるので、今夜、シンプルマターコンビクションとエンパシーを聴き比べてみようかな、と思います。
英語表記が苦手で、カタカナ表記、見苦しくてスイマセン!
やはりトップに「2, 3, 4」がきましたね。コスタの低音とバスドラの対話はゾクゾクしますし、ホークのフリー奏法も聴き逃せません。
数あるコンポラ盤から「Steps To The Desert」とは伏兵がおりましたか。Jewish Song 集は珍しい企画ですね。高校生のころハバ・ナギラはスプートニクスの曲だと信じておりました。(笑)
そして私も迷ったエバンスとの共演ですね。私は「Empathy」のほうが好きなのですが、シンプルマターも魅力あります。演奏内容はどちらも甲乙付け難いですのであとは選曲の好みだけでしょうか。
エバンスの多くのアルバムでもこの2枚は組み合わせの妙が禍して熱心なエバンス・ファンには不評のようです。一説には座っているマンに対して立っているエバンスとの力関係にあるとも言われております。当時の力関係はどうであれ、10歳ほど年上のマンが座っていても何ら違和感はありませんがねぇ。
週初めでトップが決定しましたね。これは文句なしの傑作です。
今週は2位以下が混戦ですが、次いでロリンズのカウボーイがきましたか。チャカポコのイントロは良い雰囲気ですね。そしてマシンガン・テナーの炸裂、やはり名盤です。
マンとエバンスの「Empathy」は、エバンス人気にあやかってエバンスをリーダーにして国内発売されたようです。似たようなリーダー替えケースはけっこうありますね。タイトルの如くともに感情移入した作品は聴き応えがあります。
次点とはいえ The Poll Winners Three とは嬉しいですね。それぞれの楽器を極めたテクニシャンのコラボは洗練された美しさがあります。私が挙げた第一作はポールにつかまったわざとらしいジャケ(笑)も好感が持てます。
トップにエンパシーがきましたか。アップテンポのブラッシュは定評ありますが、ここでもみせてくれますね。黒人は身体のバネで叩きますが、マンは頭のバネで叩いているようにも思います。銜えタバコでニコニコしながらこのドラミング、大したものです。
そしてロリンズ、ロイ・デュナンの名が出てくるあたりさすが naru さんですね。西部劇を見るような臨場感のある演奏です。
ポール・ウイナーズからスリーが登場しましたか。このシリーズは私も好きでしてどのアルバムも好選曲ですし、ラフでいて雑にならない演奏はこの3人だからできる技なのでしょう。
シンプルマターとエンパシーを聴き比べるのも楽しいですね。レギュラートリオにはない緊張感が聴きどころかもしれません。
「The Three / Joe Sample, Ray Brown & Shelly Manne」(EW)
を、是非挙げておきたいと思います。
緑イルカでのマンのブラッシュ・ワーク、
ラストのファンキー・ブルースでの8ビートと
実に躍動感があって、変化に富んだ内容です。
フュージョン畑での活動での印象が強いサンプルが、
こんなにストレートアヘッドなバップ・ピアノを
弾いていたのが、これを初めて聴いた30年前には
とても新鮮に感じました。
これだけ弾けるなら、もっとこういうジャズのルバムを
出してくれればいいのに、と思うのですが、
他には余り見当たりませんね。
札幌の比ではありませんが、長野も雪で、雪かきを続けてやっています。暖冬で最近はなかっただけに、運動不足の体が痛みます。その後のビールはうまいですが(笑)
手持ちのアルバムのうち、シェリー・マンが入っているものを一覧にして眺めています。歌伴もあって、ジョニ・ジェイムスの「After Hours」も彼でした。正確なリズムやブラシの妙技が伴奏にひっぱりだこだったのでしょう。
①My Fair Lady (Contemporary)
②2-3-4 (Impulse)
③Bill Evans / Empathy (verve)
売れるからには理由がある「My Fair Lady」を①にもってきました。もちろん②もよいのであまり順位は意味ありません。③は、エヴァンスとしては異色作かもしれませんが、選曲と細やかなシェリー・マンのプレイで。今回は有名盤ばかりになりました。
そのイメージが強かったです。
続いて、「1-2-3」の新譜で知って、「オールマンリバー」の早いこと、あれを聞きながらブラッシュで合わせると着いて行けない。(笑)
次に知ったのが「マイ・フェア・レディ」で、黒人至上主義だった私は、これが白人のスイング感かと・・・悪くはないなと思った次第。
エヴァンスもありましたが、どうしてもモンシャンと比較して違和感を感じ、ポールウイナースでは、三人の名人芸を聴く感じでスムースさはあるものの、ガツと来るものがない。
しかし、発見しましたね、「Shelly Manne & His men@ The Black Hawk」のライブセッション盤。
そうか、ライブではこんなに荒々しくガツと来るんだと・・こんなオールナイト・セッションを聞いてみたいものだと・・・。
1972年にやっと、マン・ホールへ実際に行きマンを聞きたかったのですが、出演はヲルター・ワンダレーとエバンス・トリオでした。
そんな訳で、
1、「1-2-3-」
2、@ The Black Hawk
3、My fair lady
となります。
DVDもありなら、ホレス・シルバー5とシェリー・マン5が一緒になったDVDがありますが、これが良いです。
マンにはやはり、ペットのコンテ・カンドリがいないと・・・
派手さは無いけど、テクがある・・・これがマンですね。
知らん顔して凄いことをやっている・・・まるでDukeさんみたいです!
当時、一発録音のダイレクトカッティングで話題をよびましたね。音の良さからオーディオチェックのレコードとして重宝されておりますが、サンプルもなかなかのものです。バップの基本がありますのでフュージョンも他とは一味違った作風になるのでしょう。ストレートアヘッドなジャズより時代の波に乗る道を選んだサンプルにとってこのアルバムは、バップのサンプルにしかすぎないのかもしれませんね。
こちらは連日の大雪です。幸い駐車場はロードヒーティングが入っておりますので雪かきの心配はありませんが、道幅が狭くて車の移動は大変です。
トップに「My Fair Lady」がきましたか。私は迷わずに選んだ1枚ですが、ウキウキする躍動感はジャズ史上屈指のベストセラーアルバムだけのことはありますね。
そしてエンパシー、エバンスとの共演盤ではこちらのほうが優勢の気配です。
ジョニ・ジェイムスの「After Hours」もマンでしたか。この時期マンは多くのスタジオに呼ばれておりますので、ポップスで知らず知らずのうちにあの華麗なドラムを聴いていたのかもしれませんね。
ピーター・ガンのドラマは覚えておりませんが、あのテーマは知っておりますよ。62年というとテレビドラマではコンバット、歌は中尾ミエの可愛いベビーや、弘田三枝子のVACA、ヤッチンのヘイ・ポーラが流行った年でした。アメリカ文化が一気に日本に押し寄せたのでしょうね。
マンを一通り聴いた結果、ベストに登場したのはブラックホークのライブ盤ですか。ライブのお手本となるレコードは何枚かありますが、これは最右翼のライブ名盤でしょうね。ジョー・ゴードンやビクター・フェルドマンの白熱したソロ、それを煽るマン、大音量で聴くとさながらクラブの一等席に座っているようです。全部で5枚出ておりますが、手持ちは1~2枚抜けておりますので完全版のボックスセットを買う予定です。
コンテ・カンドリとはピーター・ガンやマンホールで共演しておりましたね。カンドリはスタン・リービーやマラブルをバックにした素晴らしいアルバムもありますが、相性はマンが一番かもしれません。カンドリも一度話題にしたいですね。タイトルだけは決まっております。「カンドリがコンテでキャンバスに描いた音を聴いてみよう」(笑)
なんだか皆さんと違うモノになってしまいました。(^^ゞ
・レニー・ニーハウス「セクステット」(Contemporary)
ザッツ・ウエスト・コースト・サウンド!
・チェット・ベイカー「カルテット」(PJ)
真っ赤なジャケット。フェラーリのような疾走感がイイ!
・シェリー・マン「アット・ザ・マン・ホール」(Contemporary)
カンドリ&カミューカのフロント陣を煽る!
・・・とココまで書いてきて、そぉか~、「ブラックホーク」か~。もう一度、出直すかもです。(^^;
レニー・ニーハウスとは渋いところが挙がりましたね。抑制のきいた良いアルトですし、マンとはケントン時代からの旧知ですのでコンビネーションは抜群です。
そしてベイカーがきましたか。ラス・フリーマンが何かと話題になるアルバムですが、もうひとりのマンも忘れてはいけませんね。この時期はベイカーも飛ばしていました。
アット・ザ・マン・ホールはホームグランドの寛ぎがありますし、カンドリとカミューカも随所に素晴らしいソロをちりばめていて楽しいセッションです。
ブラックホークも気になりますか。こうしてマンを聴くのも満更ではないでしょう。(笑)
大名盤はちょっと見当たりませんが、
かなりの好アイテムは目白押しですよね。
ピーター・ガンもいいし、ブラック・ホークも悪くない。
Checkmate もなかなか。
Yesterdays のポインシアーナも、捨てがたい。
こちらはラッパはカンドリではなく、ジョー・ゴードン。
LA.4 の諸作も。
「On The Road / Art Farmer」もあった。
あと、「ノスタルジー / 石原裕次郎」のドラムが
マンだったな。
B-1『Lorraine』は名曲だと思っています。 泣くようなオーネットのアルトの後ろでしっかり支えています。
昔アナログ盤で持っていた中で一番記憶にあるのが、
"At The Manne Hole"
演奏の記憶が飛んでいますが(汗)、楽しいライブの雰囲気が出ていて何度と聴いた覚えがあります.
それと、
"With Ruth Price"
これは確か・・・・・完全なジャケ買いでした.
LA4のドラムは、Jハミルトンでしたか。
フランキー堺さんか、猪俣さんかな・・と思っていたのですが・・。(笑)
>・裕次郎の吹き替えがマンだったのですか!
フランキー堺さんか、猪俣さんかな・・と思っていたのですが・・。(笑)
「ノスタルジー」という裕次郎の
ジャズ・ヴォーカル盤での伴奏です。
映画での吹き替えは、誰なんでしょうね?
ちなみに、シナトラの「黄金の腕」の
ドラムは、マンじゃなかったっけ?
LA.4 の諸作はジェフ・ハミルトンですが、確か亡き王女はマンだと思います。
石原裕次郎のノスタルジアがありましね。このセッションのとき、オリヴァー・ネルソンはマンに裕次郎をミスター・レッドハンカチーフと紹介したそうです。それで音合わせに赤いハンカチを歌ったとか。マンの前では嵐を呼ぶ男は歌えませんよね。(笑)
Lorraine はロンリー・ウーマンを思わせます。
記憶の奥にマンホールが見えたようですね。選曲の良さもありジャズ喫茶ではけっこう人気がありました。
ルース・プライスはジャケ買いでも損はなかったでしょう。昨今ジャケで売ろうとするアルバムがありますが、たいてい中身はひどいものです。ジャケだけならこんなプライス付けるなと怒ります。(笑)
25-25 さん、シナトラの「黄金の腕」の吹き替えはマンで正解です。
実は、あれは***が吹き替えだった・・なんてヒドゥン・ストーリーをリークしたりして。
ウイッキ・ジャズ・リーク・Dukeサイト・・・とか言っちゃて。(失礼)
最近では、映画「ふたたび swing me again」で原朋直さんが吹き替えしていました。
Shelly Manne Best 3
2-3-4 (Impulse)
My Fair Lady (Contemporary)
Bill Evans / Empathy (Verve)
やはりトップはダントツでした。文句なしの名盤です。
そして「My Fair Lady」はジャズ史上屈指のベストセラーアルバムですが、売れるだけの内容です。
エバンスとのセッションではエンパシーが人気でした。
今週は多くのアルバムが挙がりました。挙がるたび聴きかえしましたが、どのアルバムにおいてもマンの正確なドラミングは変わりません。ピアノやフロントの管を煽るというより、バンド全体の音を重視した控え目なバックに徹していることがよくわかります。それでいて決めるとろは小気味良いほどのシンバルやバスドラを入れております。
今宵はお好みのマンを心行くまでお愉しみください。