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プログラムに入れるデータの入力ミスが原因で、気象庁の桜開花予想が狂う話題があった。開花に合わせてイベントを組んだ観光、サービス業等、直接商売に結びつくケースもあり悲喜交々だ。蕾も見ぬこちらでは異国の話に聞こえるが、降っては融ける淡雪もやがて雨に変り、北国の遅い春も近い。
スウェーデンの歌姫モニカ・セッテルンドの「スプリング・イズ・ヒア」と題されたアルバムは、スウェーデン・コロムビアに58年から60年に吹き込んだものからセレクトしたもので初期のモニカを聴くことができる。ビル・エヴァンスと共演した「ワルツ・フォー・デビー」でその名が広く知られる前の貴重な音源だ。ジャケット写真の構図も変っていて、カトリーヌ・ドヌーヴに似た美しい横顔で歌うモニカと、それを真剣な目で見る観客が写っている。女優でもあるモニカの美貌に釘付けになっているのだろうか。
タイトル曲の「スプリング・イズ・ヒア」はヒット・メイカー、ロジャース&ハートがミュージカルに書いた美しい曲で録音数も多い。モニカは発音が舌足らずの面もあるが、それが初々しい色気になっている。注目すべきはドナルド・バードの参加で、歌詞は春が訪れたのに私には愛する人がいないという悲しい歌なのに、バードのソロは明るくいち早く春がきたようだ。以前、拙稿「ロイヤル・フラッシュ」でバードに触れたが、美女を前にして張り切る姿は小生同様、単純にできている。(笑)
明日2日は入社式を開く企業が多い。真新しいスーツに身を包んだ初々しい新入社員の姿は春の景色でもある。景気回復の兆しが見えたとはいえ、未だ企業を取り巻く環境は厳しい。データの入力ミスなきよう大きく美しい桜を咲かせて頂きたいものだ。
スウェーデンの歌姫モニカ・セッテルンドの「スプリング・イズ・ヒア」と題されたアルバムは、スウェーデン・コロムビアに58年から60年に吹き込んだものからセレクトしたもので初期のモニカを聴くことができる。ビル・エヴァンスと共演した「ワルツ・フォー・デビー」でその名が広く知られる前の貴重な音源だ。ジャケット写真の構図も変っていて、カトリーヌ・ドヌーヴに似た美しい横顔で歌うモニカと、それを真剣な目で見る観客が写っている。女優でもあるモニカの美貌に釘付けになっているのだろうか。
タイトル曲の「スプリング・イズ・ヒア」はヒット・メイカー、ロジャース&ハートがミュージカルに書いた美しい曲で録音数も多い。モニカは発音が舌足らずの面もあるが、それが初々しい色気になっている。注目すべきはドナルド・バードの参加で、歌詞は春が訪れたのに私には愛する人がいないという悲しい歌なのに、バードのソロは明るくいち早く春がきたようだ。以前、拙稿「ロイヤル・フラッシュ」でバードに触れたが、美女を前にして張り切る姿は小生同様、単純にできている。(笑)
明日2日は入社式を開く企業が多い。真新しいスーツに身を包んだ初々しい新入社員の姿は春の景色でもある。景気回復の兆しが見えたとはいえ、未だ企業を取り巻く環境は厳しい。データの入力ミスなきよう大きく美しい桜を咲かせて頂きたいものだ。
Waltz For Debby w.Bill Evans (Philps)
やはりこの1枚が広く聴かれているようです。エヴァンスの唄伴というより、モニカとのインタープレイともいえる一体感があります。私が記事で取り上げたアルバム、また皆さんから寄せられたモニカのアルバム、見かけたら是非聴いてください。北欧の美女ともなれば気になる存在です。
こちらも今日は暖かく、大分雪も融けました。花見はまだ先のことですが、酒はいつものごとしです。板橋さんが来る6月には外で宴会が開けそうです。たまに北海道に遊びにきませんか?お土産は気にしなくていいですよ。(笑)
九州北部は散り始めており、ずいぶん桜のはなびらを飲んだり食べたりしました。暑くて大汗でした。
「ワルツ・フォー・デビー」のフィリップス原盤は、レーベルはさほど希少性はありませんが、エヴァンス参加で随分高値でした。Sonora レーベルから再発されたときも直ぐに店頭から消えたように思います。私は74年にフォノグラムから再発されたとき、ようやく入手できました。今では+6のCDもあり珍しいアルバムではありませんが、当時は珍盤の一枚でしたね。裏ジャケのモニカとエヴァンスの録音風景の写真も良いですね。エヴァンスの口が開いておりますので唄っているのでしょうか。TAKASHI さんがご紹介されたモニカとエバンスの動画は必見です。エヴァンスのことを更に余計に好きになりますよ。私は勿論モニカです。(笑)
皆さん、bassclef さんの「夢見るレコード」で、ランディ・ウエストンが大展開しております。垂直タッチのウエストンの音が聴こえてくる内容です。是非ご覧ください。
この紹介盤のモニカ、品があってきれいですね。
当方もモニカは、エヴァンスとの「ワルツ・フォー・デビー」しか持ってません。
LPは多分、2ndか3rdの、モニカがノースリーブの服で笑顔がチャーミングなジャケットのやつです。
エヴァンスの唄伴の未発表テイクが聴きたくてCDの+6というのも入手しましたら、なんとエヴァンスの唄入りテイク(Santa Clause Is Coming To Town)が入ってました。これは・・・楽しめますよ!始めにパラパラと流して弾きながら唄った後、「一度しかやらないから、録っておいた方がいいよ」とかなんとか言って、おふざけ風のイントロから、今度はちゃんとテンポをとって唄い始めます。エヴァンスの唄~ちょっとひしゃげたような声でユーモラスで(笑)
あの堅苦しい感じのエヴァンスが唄を!という驚きで
しかし、エヴァンスのことを余計に好きになりましたよ(笑)
私もドヌーブが好きです。「シェルブールの雨傘」「昼顔」「ロシュフォールの恋人たち」「うたかたの恋」・・・タイトルだけであの美しい横顔を想いだします。連鎖反応的に出てくるのはブリジット・バルドー、ジェーン・フォンダ・・・もうお分かりですね。憎っくきあの男ロジェ・ヴァディム!羨ましい限りであります。(笑)
>中味は要らんからジャケトだけでもちょうだい!
それにしてもこのジャケ写の横顔似ています。中身もバード参加が2曲あり聴きごたえがありますが、4438miles さんなら額に入れて飾るのでしょうね。CD再発なし、非常持ち出しから金庫か。(笑)
>>ドヌーブに似た横顔、聞き捨てならないこのセリフ、ゼッテルンドはそれなりに好きだけど、私も二枚しかない・・従ってベスト2なら参加資格あり。
Waltz For Debby
The Lost Tapes
の二枚です。
でも、この横顔・・・いいなあ、中味は要らんからジャケトだけでもちょうだい!(笑)
20代の後半、やたらドヌーブに凝り固まったことがある、今でも当時のドヌーブの映画を観るに目が固まってしまうのだ。
映画なんて何でもいいし、内容もどうでもいい、ドヌーブが出ていれば・・。
>ボビー・ジャスパーのほうが印象は強いかなあ
裏ジャケに「フルートとリズム隊が・・・」とあった記憶があります。ジャスパーの印象が強いのもわかりますよ。何せリズム隊という括りですから・・・そのリズム隊はオスカー・ぺティフォードにジョー・ジョーンズ。(笑)
仰るようにこの作品では、エヴァンスは抑え気味です。主役のモニカを前面に押し出し、スウェーデン語の歌詞をひきたてる伴奏は好いですね。
3人?
ああ、そうか。
ヘレン・メリルのニアネスが、ありましたな。
忘れていました。
そうねえ、あれもエバンスよりも、
ボビー・ジャスパーのほうが印象は強いかなあ・・・。
「スプリング・イズ・ヒア」は数多くのヴァージョンがありますが、インストではエバンス、唄物ではクリス・コナーがいいですね。
モニカのアルバムは「ワルツ・フォー・デビー」しか持っておりません。
このアルバムを知ったのは、大学時代でした。
当時、私の兄がクラリネット奏者の藤家さんのバンドのピアニストAさんが六本木でやっていたジャズ喫茶「MOLL」でバイトをしていたのです。しばらくしてAさんが店を閉めることになって、兄にくれたのが、店の看板とこのアルバムだったのです。
美人で聴き取れない言葉(スウェーデン語)で歌う、モニカ。こうゆうのも良いなと感じた事を思い出しました。
このアルバムでのエヴァンスは抑え気味に弾いていますね。でも、よく聴くと自己主張を控えめにしているように思います。
そしてエヴァンスの参加によってこのアルバムが素晴らしい出来栄えになったのだと思います。
モニカ・セッテルンドは名前だけ。
「スプリング・イズ・ヒア」は、印象に残っている演奏が思い浮かびません。
というわけで、今回は皆さんの書き込みを参考にさせていただきます。(グスン)
煙草をはなせないモニカさんらしく、レコーディング時もプカリですね。初めて観ました。エバンスは終わって一服、好い絵です。それにしても寝煙草が原因の火事で亡くなったのは寂しい話です。ビヴァリー・ケニーといい美女の最期には相応しくないですね。
The Lost Tapes の摩天楼のジャケは知っているのですが、まだ未聴です。「Sounds of Spring 」という春らしい曲を歌っているようですね。聴きたくなりました。
>ビル・エバンスって歌伴あんまり得意じゃないとうか、好きじゃないんじゃないかな?
エバンスは3人の女性ヴォーカリストと共演しておりますが、モニカ盤は3枚の中ではベストと思います。仰るようにサイドに回ると影が薄い印象は拭えませんが、それは主役を立てようとするエバンスの気遣いかなと良い方に解釈をしますね。マイルスのプラザホテルのライブ盤のように嫌々やっているのもありますが・・・(笑)
Guys & Dolls Like Vibes はサイド作品では良い内容ですね。それに劣らないのが The Jazz Soul of Porgy&Bess (UA) です。数曲でソロをとっておりますが、クールなエバンス世界です。
Monica Zetterlundですか、3枚しか持っていない
Waltz For Debby
The Lost Tapes
Make Mine Swedish Style
うーん、印象深いのは、やはりWaltz For Debbyかな。
モニカとエバンスの動画がありますので紹介します。
Monica Zetterlund with Bill Evans Trio "Waltz for Debby"
http://www.youtube.com/watch?v=8tp-nbchmHU&mode=related&search=
25-25さん
>そういやモニカさん、寝タバコが原因のホテルの火災で
亡くなっていますね。
>確か、ビヴァリー・ケニーもそうだったかな?
モニカさん煙草が好きだった見たいですね、確か病気で動けないのに寝煙草が原因の自宅が火事で無くなったと聞いております。
ビヴァリー・ケニーについては、最近新しい情報がありまして、ノイローゼで自殺というもの。
昨年発売された「Snuggled On Your Sholder」のライナー・ノーツに書いてあります。
知りませんので、ちょっとコメントできません。
しかも、あれ、あんまり好きじゃない。
ていうかですね、ビル・エバンスって歌伴あんまり
得意じゃないとうか、好きじゃないんじゃないかな?
「The Singing Reed/ Lucy Reed」(Fantasy)も
割と有名ですが、ここでのエバンスも今ひとつ
精彩を欠いている。
ルーシー・リードならば、むしろEddie Higgins が
歌伴をつとめた「Ths Is Lucy Reed」(Fantasy)のほうを
好んで聴いています。
歌伴に限らず、
「モダン・アート/ アート・ファーマー」でも、
「The Swinging Introduction/ Jimmy Knepper」でも、
サイドに回るともう一つ存在感が出ないように
思うのは私だけ?>ビル・エバンス。
マイルスのコンボも一年そこそこで辞めているみたいだし、
思うにこの人、やはり脇役より主役が似合う人かな、と。
あ、エバンスがサイドに回った盤で、エバンスが
良かったと感じたアルバムが一つだけありました。
「Guys & Dolls Like Vibes/ Eddie Costa」(Coral)
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B000059QAK/ref=sr_1_olp_17/249-7634773-0785138?ie=UTF8&s=music&qid=1175387765&sr=1-17
最初はそれと知らず聴いていたんですが、
「お、誰だこのピアノ、やけにいいな?!」と
思ってクレジット見ると、なんとビル・エバンス!
そういやモニカさん、寝タバコが原因のホテルの火災で
亡くなっていますね。
確か、ビヴァリー・ケニーもそうだったかな?
いつもご覧頂きましてありがとうございます。
モニカは記事のレコードと「ワルツ・フォー・デビー」しか持っておりませんのでベスト3は挙げることができませんが、お薦めのアルバムがありましたらお寄せください。「スプリング・イズ・ヒア」のフェイバリット等、今週もたくさんのコメントお待ちしております。