いただきもののユリ柄の名古屋帯。アンティークで、たぶん交織だと思います。夏っぽい花、夏っぽい配色なのに、なぜか袷なのです。しかも、お太鼓の出したい柄が三角部分に近くてちょっと締めにくい。
本格的に直すのはけっこう面倒なので、しまいっ放しになっていましたが、締めるなら6月でしょ!と急に思い出し、最低限の直しをしました。
↓三角部分を「て」側に5㎝ほどずらしました。簡単に直せるけれど、その分前柄がずれてしまいます。でも、ま、いいか~
↓写真中央の葉っぱの刺しゅう(葉の下側)が7㎝ぐらいはずれていたので、得意のボンド技(ただボンドでくっつけるだけ)で補修。ほかにも10㎝ぐらいのはずれが何カ所かあり、それは糸を切って刺しゅうなしに
↓お太鼓柄のバランスはこんな感じになる(はず)