家にいる時間が長くなったので、手作り熱・洋裁熱が上昇中 しかしこのご時勢なので、なかなか生地探しに出かける気になりません。
今、一番作りたいのは真夏に家で着るアッパッパ。よくおばあちゃんが夏に着ている、あの簡単なワンピースね。脱ぎ着しやすい前あきがいいのですが意外に売っていないのと、サイズが合わないので自分で作ろうかと。
で、材料になるものがないかと考えたときに、そうだ着ていない浴衣がぴったり!と。
↓候補はコレ。13年前に買ったプレタ浴衣。私にはサイズが大きくて、最近はほとんど着ていなかった
↓北海道のひぐまさんが夏に東京にいらしたとき、ミンクスのみなさんと根津に行ったときの写真。10年以上前? 写真右はひぐまさん。ひぐまさんは、浴衣を着物ふうに着ていたのではないかしら。可愛い&なつかしい~
和服を洋服に作り替えるのは初めて。いつもなら本を見て作るけれど、図書館が新型コロナウイルス対策で貸し出し休止中のため、作り替えのお手本なし。布の長さはそれなりにあるのに布幅が狭いという、和服ならではの制約に困惑~。思うような裾広がりのシルエットが作れず、あれこれ考えてしまい裁断まで時間がかかった。
それと、今回は今までやらなかったファスナー付けに挑戦したので、ここでも時間が。それやこれやで予想以上に時間をかけてやっと完成。
↓苦労した割に見栄えがイマイチなでき上がり。ま、しょせんアッパッパなのでね~
↓着れば、置いたときよりも裾広がりに見えるかな。ファスナーは全部しめるより写真のように途中で留めたほうがスリットあきのようで良かったなぁ。でも今さら作り直す気力なし。裾さばきを考えて、裾の両脇にはスリットを入れました
↓浴衣の前身ごろをそのまま活かし、衽(おくみ)の縫い目部分にタックを入れて、見た目の「ズドン感」を少しでも軽減
↓後ろも浴衣の後身ごろをそのまま活かし、背縫い中央にタックを
ひぐまさんは、着物リメイクで洋服を何枚か作っていらっしゃいます。例えばこちら。どれも素敵です。
正絹の着物だと布がストンと下に落ちてシルエットがきれいですが、浴衣地だと横に張ってしまって奴ダコみたいに。今回の経験で浴衣地の取り扱いが何となくわかったので、次作はもうちょっと可愛い(!?)アッパッパを作りたい←懲りてない(笑)
銀座にもお出かけできますが、これはちょっと難しいかも。
でも、ひぐまさんがリメイク服作りにはまったの、納得です~!