2007年に『学びの即興劇」を晩成書房から出していただいたとき、amazonになかなか取り上げられなくて、何人かから「どうして購入したら?」と問い合わせをいただきました。あの当時に比べれば、ずいぶんドラマ教育も広がりをみせているのに、関連の本の状況は今日でもあまり変わらないようです。
先日紹介した『教育方法としてのドラマ』、まだamazonに出ていません。今回紹介する本もまた。私は最近、本やタウンを愛用しています。こちらの方が検索に引っかかりやすく、しかも本によっては目次も見ることができます。出版社や出版年といった基本情報もしっかりしています。(amazonは私の本の出版年、ずぅ~っと、間違ったままです。)代引きやクレジットで買うことはもちろん、最寄の本屋まで届けてもらうこともできます。私は大学生協を通して、自分のポストまで配達してもらっています。
『ドラマ教育入門』(小林由利子他、図書文化)
外国でのドラマ教育や教育演劇の紹介を中心に、幼稚園から高等学校までのドラマ授業のデザインとドラマ教育の研究方法についても書かれています。いずれも簡潔で分かりやすい。
『ドラマ教育入門』と題した日本初の本なのに、ダイナミックに展開しつつある日本の最近の動向について触れられていないのは残念!・・・って、私の書いたものにまったく触れられていないことへの個人的な感情の表出に過ぎない? 私って、器、小さい。トホホ。