ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

前進座『ひとごろし』

2022-04-11 09:43:21 | 芸術およびコミュニケーション
なんと物騒なタイトル。
喜劇とあるけれど、あまり気が乗らないなあと思いつつ観劇。

結果、落語のようなホントに楽しいお芝居でした。

4人の役者とそれぞれの書見台だけの簡素な舞台。
ところがそれぞれの場面がほうふつとする役者の演技。
所作のすばらしさ、鳴り物のタイミングも含めて息ピッタリの間合い。
どんどん引き込まれます。

大笑いしながらも、「ひとごろし~」と叫び続けて武力行使を阻止しなければと、現在進行形の出来事を考えさせられた、素敵な舞台でした。
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