行ってきました!小学3年生!親子兄弟に先生、そして手伝ってくれた大学卒業生のちーちゃんとあゆみ!60人を越える大所帯。親子学級行事。
ここに行き着くまでに、PTA役員のお母さん方と、3回お目にかかりました。1度目は、どういうねらいにするか。目標と準備すべきことについて。2度目は、実際にどんなことをするのか、研究会に来て体験していただきました(5月24日ブログ参照)。3度目は先生も含めて、当日のプログラムに沿ってのシミュレーション。特にお願いしたのが、子供たちに「否定的な言葉を使わない」ことと、「遅れてくる人が、スムーズに入れるような配慮」でした。これだけの準備ができれば、80人参加すると言われても、大船に乗った気持ち(実際はそれより少なく、助かりました)。
念入りに準備をしたつもり。服装だって、一度は黒白ストライプのシャツを着たけれど、出かけにオレンジのシャツに慌てて着替え。子どもと一緒なら、モノトーンより明るい色をと。衣装に頓着しない私には珍しく、勝負服!(?)
目前の子どもたちの様子にひらめいて、進行役に名前をつけることに。PTA学級委員長ホカマさん(ばっちり頼れるお母さん)のアイデアで、私と卒業生がハリーチ-ム。役員の方々と先生がポッターチームということに。
プログラムは次の通り。9時半ごろ、開始。
「ストレッチ」「ジャンケン王」「スキップ挨拶」「一緒に立ったり、座わったり」「鳥・木・嵐」「誕生日リング」「自己紹介(誕生日と名前だけ)」「見えない縄跳び」「みんなでジャンプ」。もちろん、用意したのとはいくらか変わっています。
ここで休憩。11時前に再びスタート。
最近お気に入りの「バン!」。
「並んで歩く」を始めてから、ハプニングが。ひとりの子どもが鼻血を出してしまいました。お母さん方が機敏に対処してくれています。ざわつくのでどうしようかと思ったけれど、お母さん方に任せて続行。
大人が先に手本をみせて、子どもたちに「やりたい人?」。一斉に手が挙がりました。先生が歩く順に子どもたちを並ばせてくれました。さっさとリードして歩いていく子。自分からは動けない子。まわりに合わせられない子。それぞれの個性がとても面白く感じられました。お父さん、お母さんには「上手下手でなくて、それぞれの個性を見てくださいね」と言ったのですが意味が伝わったでしょうか。
先生が、男の子だけ・女の子だけでチームをつくってくれたので、男の子と女の子の違いもはっきり出ました。後で先生のことば。「男女一緒にすると、自分中心の男の子が女の子に怒られて、ケンカになるんですよ」。担任の先生ならでは。この年頃では、そういう配慮も必要なんですね。
いよいよ最後のワーク。「親子でやりたいこと」。ああ、もう時間が30分しかない。ここでまた輪になってもらって、グループ分け。気持ちが焦っているのと、グループ分けについて準備をしてなかったのとで、しっちゃかめっちゃか。でも、どうにかグループ分け。子どもの多いところや少ないところや、アンバランスができました。ここは、工夫の余地あり。こういうのも、やってみて分かることですね。
大抵のグループは、親子でやりたいことが決まって、早速はじめています。どうしても決まらないグループがひとつ。子どもが二人、大人が4人。子どもは怪獣ゲームをしたいらしいのですが、早口で怪獣の名前や技を矢継ぎ早に言うものの、大人はさっぱり理解できません。「お父さんのやりたいことを、みんなでやってもいいですよ」と言ったものの、子どもたちは譲らず。
このグループも何か形をつけたい。もっと、みんなに遊んでもらいたい。そう思いつつ、時間が・・・。いつも、最後に時間がなくなってくるのが私の欠点。「では、親子でやりたいこと。やっているところを先生に写真に取ってもらいます。会場が広くないので、写真に収めるにはどんなポーズがいいかな?1分間だけ、グループで相談してください」。
出来た写真は、「壁オニ」「ドッジボール」「バレーボール」「壁オニ」「サッカー」「野球」「ブランコ」「怪獣ごっこ」の8チームでした。怪獣ごっこが果せなかったグループも、大人たちが怪獣に、その前で子ども二人がブリッジでポーズを決めました。意外とみんなささやかで現実的ですね。大人たちは、子どもに合わせてくれたようです。日頃、親子で遊ぶことは少ないのかな?
最後にまた「みんなでジャンプ!」に挑戦。最後にはとうとう大きな音で、ドン!と跳ぶことが出来ました。最高!
先生の挨拶やハリーチームの一言感想をのべて、終了は12時15分ぐらいでした。少し、延びました。ごめんなさい。そして、全員で集合写真をとって、行事は終了しました。楽しかった!
こんなにPTA役員のお母さん方が一生懸命やってくださるのも、珍しいでしょうね。打ち合わせを三回も。でも、どれも必要なことでした。これがなければ、私一人では、遅れてくる人や、鼻血を出す子に、とても配慮できなかったでしょうね。感謝!
実は、お父さんやお母さん方に「コラッ!と言わないで」と言っておきながら、私が言ってしまいました。いつも思うことですが、初めての体験に臨機応変に対応するのは難しい!一度経験すると、次からは準備が出来るのでいいのですが・・・。「まだまだ器が小さいぞ」と感じた体験でした。
今日、子どもたちが学級行事の感想を書いてくれているはず。ドキドキ。どんなことを書いてくれるのかなあ。楽しかったらいいのだけれど。鼻血を出した子はどうだったかな?
人数が少なすぎてもできることが限られるけれど、多すぎても限られる。やはり、私の容量は20人ぐらいかな?親子で20人というのもやってみたいな。
(写真:ジャンケン王最後の勝負)
どうなることかと思って参加したら,意外にも子ども達が誰一人,はずれることなく参加してくれたので,よかったです。それに,子どものいつも見られない表情も見ることができました。学級での友人関係が,はっきりと見ることができ,この壁を取り払って活動ができる学級をつくりたいなと思いました。
先生の方も大人数で,なかなか言うことを聞かない子ども達相手に大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
担任の先生の大変さが、よく分かりました。一学級の人数はやはり20人ぐらいにして欲しいものですね。先生の子ども達への接し方からも、いろいろ学ばせていただきました。
みなさんの協力あればこそです。貴重なチャンスをいただいて、本当にありがとうございました。
子たちの反応はストレートで、面白いですね。またやってみたいものです。今回はちょっとプログラムを欲張りすぎたかな?
そのうち写真をCDに入れて持って行きますね。先生の撮られた写真もよろしく。
打ち合わせの時間も、こちらに合わせていただき、
足を運んでいただき、難儀をしていただだきました。
オレンジの服で登場されたふうみん先生!
さすが!オレンジはコミュニケーションの色!(そう教わりました)
「いろんな個性があるんだなぁ」
それを、よくみてくださっている担任の先生に感謝です。
自分の子どもを、よくみていない私は反省でした。
こういうこと、継続していけたらいいなぁ~。
最後の 『ドン』 ここちよかったぁ~。
(あれは、きっと体感しないとあじわえない)
ふうみん先生、ちーちゃんさん、あゆみさん、
慶田盛先生、保護者の皆さん、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
人間っていろいろな個性があって、人間という集団を形成してるんですね。どれが良い悪いでなく、それぞれが果している役割がある。大事なのはどういう関係を築いていくか。
その気になれば一緒になれる。あの「ドン!」は、それを教えてくれるような気がします。
何らかの形で継続できると良いでしょうね。文科省もドラマ教育に注目を向け始め、いくつかの学校で先行事業として始めているので、近い将来、学校教育にもっと取り入れられるようになっていくだろうと思います。
オレンジはコミュニケーションの色だったのですか。知らなかった!
担任の先生も、PTAの役員さんも、みごとにサポートしてくださって、安心して楽しみながらできました。本当に、ありがとうございました。