ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

2019獲得研夏のセミナー報告 

2019-08-09 10:39:01 | ワークショップの報告

獲得研夏のセミナー、終わりました。
春のセミナーも併せて今年で14回だそうです。
14年間、開催してきたということですね。
すごい!

同時に、この14年間は、私のドラマ教育遍歴19年に重なります。

まりこさんと午後の講座を担当させてもらいました。

いつも悩むのは、午前の講座との繋がりを活かしたいけれど、
参加者は午前のメンバーと違うので、
2時間という短い時間で、
発展的と位置付けられている午後を、どう発展させるのかということ。

とにかく2時間は短い。

獲得研の特徴は、リサーチとディスカッション・プレゼン・ドラマ(身体活動)。

今年は欲張らず、リサーチなしで、個々人の持つものを表現してもらうことに。
表現方法を固定せず、午前に体験したことを活かしてもらうことに。

与えられたテーマが「教育プレゼンテーション」なので、
「理解したことをプレゼンする」ことから発展させて、「表現することで理解する」ことを重視。

FMプロジェクトとしてやってきた最後の(?)到達点として、“Happy” “Happiness”を扱ったというのは、こちらにとっても幸せなことでした。

まりこさんとは、お互い、分野も考え方もドラマ教育体験も異なる中で、相手の言うことが理解できなかったり、違和感をおぼえたりで、時には「口角泡を飛ばす」勢いの激しい話し合いもありました。(家人から「うるさい!」と言われたり)

でも、だからこそ自分のこれまでやってきたことや考えてきたことを言語化できたり、新しい境地を切り開いたりということができました。

今回一緒にやって、「まりこさんは芸術家だ」と改めて思いました。
提案が大胆!

そして、時には大胆なことにチャレンジしてもらうことも、人が飛躍するために必要では…と、思いました。
「教育に芸術は欠かせない」とも。

こういうペアが誕生したのも、獲得型教育研究会という母体があったからこそ。
出会いに感謝しています。
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