ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

夫婦漫才

2017-06-22 16:31:28 | 日記・エッセイ・コラム
私が80歳になったころ、私たち夫婦が漫才師として人生を再スタートするという妄想にはまっています。

その台本が一つできました。すぐ忘れるし書いておこう。

ふ「ふうみんです」
か「かずです」
ふ「男って、年とると人の話を聴けへんねぇ」
か「男だけ違うやろ」
ふ「この人、昔から聴けへんかったけど。
  こないだもね。
  孫と嫁と一緒に映画行こう言うてたん。
  そしたら、当日になって『あんたも行くの?』やて。
  『3人分しか予約してへんよ』やて」
か「いつの話やねん」
ふ「『美女と野獣』やったかな。エマ・トンプソンの出てた」
か「15年も前やがな
  いつまで根に持ってんにゃ、恐ろしいやっちゃな。」
ふ「人の話し、聴いてへんわぁ。この人。
  このまえもね。嫁の誕生日に嫁が『抹茶のチーズケーキ食べたい』言うねん。
  ちょうどこの人が買い物に行くいうから、『ケーキ屋で予約しておいてって』頼んだら
  『チョコレート・ケーキ予約したわ』って帰って来て。
か「いつのはなしやねん。10年も前やがな。
  孫がチョコレート・ケーキが好きやからね。」
ふ「人の話し、聴いてへんわぁ。この人。
  このまえもね。」
か「なんやねん」
ふ「『誕生日のプレゼントにどこか食べに連れてったげるわ。何が食べたい?』いうから、
  『夏やし川床でも行こうか。鱧づくしとかどう?』って言うてたのに
  『焼肉予約したわ』って。
  ぜんぜん人の話し聴いてへんやん。」
か「そのほうが孫が喜ぶやん」
ふ「なんやそれ。」
か・ふ「もうええわ」
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 太郎の成績―即興型学習研究会... | トップ | 理科教員養成をめぐって―実践... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事