バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

激しい雷雨の中をフル装備で出勤

2023年07月13日 11時22分20秒 | 病院の黒子(夕勤)
昨日の午後、昼食後にシャワーを浴びて支度していた時、急に外が騒がしくなってきたので「なんだ? ひょっとして雨が降り出したのかな?」と思いながら窓の外を見たら、台風かと思えるほどの強風&雷雨になっていたので驚いた。スマホで雨雲レーダーを見てみたら、ちょうど私が通勤している間に“真っ赤な雨雲表示”が通り過ぎるようになっていたので、慌てて雨合羽と長靴を用意して… 病院に入る前に雨合羽の水分を拭き取るタオルと、それらを入れるビニール袋を通勤用リュックに入れた。

初めての雨合羽(上下)&長靴のフル装備での出勤… 途中、いつもは何人もの歩行者や自転車が行き来している歩道を数百メートル直進したのだが、あまりにも激しい強風&雷雨のせいで、見通せる限り私以外は誰もいなかった。自宅を出て歩き始めた時は「入社直後に“台風でも休みになることはない”と聞いて購入した雨合羽と長靴だからな!」という満足感(?)があったけれど、10分ほど歩いた頃には暑くなってきて「一刻も早く雨合羽を脱ぎたい!」と思うようになってしまった。

そして、病院に到着する直前には、激しかった風雨がウソのようにやみ、雲の隙間から太陽が顔を出していた。病院の前の道路… 私がバス運転士として走ったことがあるバス通りは、運転士時代に見たことがないほどの“川”になっていたので驚いた。病院の敷地内に入って一安心… と思っていたら、場所によっては深さ20cmほどの大きな水溜まり(ちょっとした池とも言える状態)になっていたので、長靴を履いていなかったら完全にアウトだった。病院の玄関(裏口)の前で雨合羽を脱いで、タオルで拭いて、ビニール袋に入れてから職場へ向かった。

“私と入れ違いで退勤する先輩”は、いつも私の顔を見ると必ず天気を聞いてくるのだが、昨日は私の方から「風が~」「雨が~」「雷が~」「太陽が~」と話すことがたくさんあったので、いつもより話が長くなってしまった。それから約一時間後、退勤時刻が迫ってきた若き先輩から「今、ちょっと外を見てきたら凄い雷雨なんですけど… 30分くらい待った方がいいですかねぇ?」と聞かれたので、「そうだね、スマホで雨雲レーダーを見ながら少し待った方がいいと思うよ」と答えた。それから数時間後に私が退勤時刻を迎えた時は雨は降っていなかったので、雨合羽をリュックから出す必要はなかった。

病院から出た瞬間は「夕方に激しい雷雨が二度もあったせいか、それほど暑く感じないな」と思ったのだが、さすがに30分ほど歩くのは運動になるようで、自宅に到着する頃には少し汗を掻いていた。そして、玄関のドアを開けたら少しひんやりしたので「あぁ、これも雷雨のお蔭か… 家を出る直前まで掛けていたエアコンの冷気が残ってるんだ」と思いながら長靴を脱いで居間へ… ヴォ~ン… 「ん? ゲゲッ… エアコンがオンのままだがや!」と驚いた。どうやら、激しい雷雨に気を取られていてエアコンを切るのを忘れてしまったようだ。あぁ… 無駄な電気を…