５０年で１０万倍？

昨日、“だがや市内の小学校で総額１００万円の取引が行われていた”というニュースが流れていたので驚いた。事の発端は、Ａくんがクラスメイトから「お前の家は貧乏だろう」と言われたことに反発し、「自分は１００万円を持っている」と言ったことにあるらしい。その後、クラスメイトのＢくんが、Ａくんに某水族館のメダル（５００～６００円？）を見せながら「これは某貴金属店に頼んで某水族館のメダルを真似て作らせた純金のメダルだ。今は１ｇ９千円だけど、金の価値は上がり続ける」と言って３６万円で買わせたとか…

さらに、ＢくんがＣくんに「珍しい物を持って来い」と言い、プラスチックが使用された外国の紙幣（１１００円くらい？）を持って来たＣくんに対して「それをＡくんに売ってみて」と言ったようだ。そこで一旦は断ったＣくんだったけれど、ＢくんがＡくんに「本物だから」と後押しして２５万円で買わせ、その他にも何点か買わせた合計金額は９３万５千円にもなったとか…。。。Ａくんに対するお祝いやお年玉を、親がタンス貯金していたお金が１００万円近くあったそうで、被害者のＡくんは「１００万円が２００万円になったらいいと思った」と語った…

実は、私も小学生の時に、自宅近くに生えていた“つくし”を何本かセットにして１０円で売ったことがある（今となっては動機が分からないのだが…　多分、学校で何か習ったことをやってみようと思ったのではないかと…？？？）。しかし、買った子は納得していなかったのだろう。その後、買った子が親と一緒に我が家へ来て…　私と母は謝罪して返金した。そして、母から何かしら注意を受けたはずなのだが…　そこは記憶に残っていない。いくら時代が違うとはいえ、１００万円と１０円では大きな違い…　いや、詐欺と商売の違いかな？　知らんけど…