危うく扉挟撃！

今月は扉挟撃事故があったらしい…　降車ランプの点灯を確認していたのに、バス停では何らかの理由で中扉（降車口）を開け忘れ、前扉（乗車口）だけを開けて乗車客扱い…　降車客から「開けて」と言われて慌ててしまい、中扉と前扉のレバーを間違えて操作…　すぐに気が付いてレバーを戻したので、大事には至らなかった（扉が当たったかどうか微妙なくらいだった）ようだ。

その話を聞いた私はドキッとした。先日、私も危うくやってしまうところだったからである。しかも、途中までは全く同じパターンで…　バス停のすぐ先に違法駐車車両があって、「普通にバス停に着けたら、発進できなくなっちゃうかなぁ～」などと考えながら止まった時点で、降車ランプの点灯を忘れてしまったのである。

そして、乗車客扱い中…　降車客であるお爺さんから「なんで開けんのだ！」と怒鳴られたのだが、私は落ち着いて中扉のレバーを操作、何事もなく…　と思ったところ、「ピロピロピロ…」という警告音が鳴り響いた。そう、ウチの営業所に２台しかない“ギアをニュートラルに入れないと中扉の開閉が出来ないバス”だったのである。

私は、その警告音によってプチパニック…　すぐにギアをニュートラルへ入れたまでは良かったのだが…　その直後、なぜか“中扉のレバーを前扉のレバーに持ち替えて”操作してしまったのである。幸い、次の乗客が“歩道に立ったまま財布を探していた”ので、「えっ！？」と驚かれただけで済んだのだが…　ホント、ただ運が良かっただけで、自分としては“やってしまっていた”のである。

もしも扉が当たっていたら、反省文に「今後は慌てず落ち着いて～」みたいなことを書くのだろうが…　私自身、精神的に敏感な時と鈍感な時があるので、同じような場面で必ず慌ててしまうわけでもなく…　この“自分でもよく分からない性格”を治してもらうしかないよなぁ～！（ついでに、そのヘソ曲がりな性格も治してもらったらどうだ？　ハハハ…）