最終週の手術はやや少なめ

「昨年の今頃はどうだったっけ？」と思って一年前の日記を読んだら「前日までは手術予定数が少なかったのに、当日に出勤したら倍増していた」なんて日もあったようなので油断はできないのだが、今年も最終週の手術予定数はやや少なめ…　月曜日も火曜日も、最初から最後まで落ち着いた雰囲気で作業が行われた。最後に、先輩たちが準備した器具類を滅菌機に入れて稼働…　滅菌が完了するまで１時間以上もあるので、クローザーの私だけが残る“必勝パターン”となった。（自分で「必勝」とか言って恥ずかしくないのか？）

昨日、「今日も手術は少ないから楽勝だな」と思いながら出勤して着替えて洗浄室へ行ったところ…　大量の器具類や運搬台などが残されているにもかかわらず、誰一人いなかったので「えっ！？　何が起こった？　今度こそ宇宙人に誘拐された…　んなわきゃねぇよな」と思った。実際、隣の滅菌室からは人の気配が漂っていたので、アホな妄想は後にして“目の前の課題”を一つ一つ順番に処理し始めた。

しばらくすると仲間の一人がやって来て「今日は仕事が少ないということで、先輩Ａさんと先輩Ｂさんが早退したんですよ」と教えてくれた。その二人を野球の打線で例えると…　２番と４番がいなくなったような感じだろうか？　いくら“仕事が少ない”とはいえ、その影響は大きかったようで…　正社員は「昼食も取っていない」と言っていた。もちろん、正社員が早退を許可したのだから問題はないのだが…　予想以上に仕事量（使用された器具類）が多かったのかもしれない。

また、遅番の先輩たちが退勤する時に、先輩の一人が「昨日の夜から具合が悪い」と言ったら、正社員が「そう言ってくれれば、今日も休みにしたのにぃ～　明日は休んでいいよ」と言っていた。これで今日は３番打者の欠場が決定…　さすがに、この状況で他の主軸が早退することはないだろうから問題はないと思う。それよりも、手術内容（使用される器具類）の方が我々の作業への影響は大きい。釣り堀でのコイ釣りを何度やろうとも、ベーリング海でのカニ漁と比べたら…（例えが極端すぎ！）