片側二車線の道路にあるバス停を定刻に発車しようと思ったのだが、約100m前方の“私が右折する交差点”の信号が青だったので、「勢い良く走って来る直進車の流れを止めてまで割り込ませてもらう気はないから、信号が赤に変わるまで待とう」と思った。
それから間もなく信号が赤に変わったので、私は前扉を閉めて右ウインカーを出し、「右車線へ入りたいんですぅ~」と念を送りながらゆっくりと発進… しかし、なかなか入れてもらえなかったので、バス停から10mくらい前進したところで斜めに止まってしまった。
そこへ、地下鉄某駅の出入口から現れたお婆さんがやって来て、「乗せてくれるかしら? ダメかしら?」という動きを見せていたので、私は「まだバス停から完全に離れていないからなぁ~」と思って前扉を開けた。すると、お婆さんは「ありがとう、助かりました」と言いながら乗ったのだった。
その時、私のバスが“左側にある建物の敷地から出ようとしているマイカー”の邪魔をしていることに気が付き、「あぁ~ もうちょっと待っててねぇ~」と思った。それから間もなく信号が青に変わり、右車線の車列が動き出し、私もアクセルペダルを踏んでブォ… と、その時! 助手席のおばさんが「あっ、ちょっと…」と言ったのである。
私は「なに!? 地下鉄の出入口から旦那さんでも出て来たのか? ごめん! もう無理!」と思いながらアクセルペダルを踏み続けたのだが… おばさんが「娘が…」と言ったので、私は「えっ、娘さん!? それならば… いやいや、さすがに無理!」と思って右折レーンへ… 結果的に、娘さんを置き去りにしてしまった。(文字で書くと長いけれど、一瞬の出来事であった)
あぁ~ もう少し早く来てくれれば乗せてあげられたのに… そして、娘さんから「ありがとうございます。あら、素敵な運転士さん! 背が高いし…(そのせいで、運動会などのフォークダンスでは、いつも男と踊らされたんだよなぁ~) 声は渋いし…(今は風邪を引いているからなぁ~) イケメンだし…(娘さんは相当な近眼なんだろうなぁ~) 結婚して下さい」と言われたかもしれないのに…(そして、婚姻届と一緒に“高額な生命保険の契約書”を渡されるに違いない。ハハハ…)
追伸 助手席のおばさんは終点の一つ手前で降りたのだが、その時に「ありがとうございましたぁ~」と言ってくれたので、“娘さんのことは仕方がなかった”と理解してくれているに違いない… と、思わせておいて、後日、苦情のメールが入ってたりしてね。ハハハ…
それから間もなく信号が赤に変わったので、私は前扉を閉めて右ウインカーを出し、「右車線へ入りたいんですぅ~」と念を送りながらゆっくりと発進… しかし、なかなか入れてもらえなかったので、バス停から10mくらい前進したところで斜めに止まってしまった。
そこへ、地下鉄某駅の出入口から現れたお婆さんがやって来て、「乗せてくれるかしら? ダメかしら?」という動きを見せていたので、私は「まだバス停から完全に離れていないからなぁ~」と思って前扉を開けた。すると、お婆さんは「ありがとう、助かりました」と言いながら乗ったのだった。
その時、私のバスが“左側にある建物の敷地から出ようとしているマイカー”の邪魔をしていることに気が付き、「あぁ~ もうちょっと待っててねぇ~」と思った。それから間もなく信号が青に変わり、右車線の車列が動き出し、私もアクセルペダルを踏んでブォ… と、その時! 助手席のおばさんが「あっ、ちょっと…」と言ったのである。
私は「なに!? 地下鉄の出入口から旦那さんでも出て来たのか? ごめん! もう無理!」と思いながらアクセルペダルを踏み続けたのだが… おばさんが「娘が…」と言ったので、私は「えっ、娘さん!? それならば… いやいや、さすがに無理!」と思って右折レーンへ… 結果的に、娘さんを置き去りにしてしまった。(文字で書くと長いけれど、一瞬の出来事であった)
あぁ~ もう少し早く来てくれれば乗せてあげられたのに… そして、娘さんから「ありがとうございます。あら、素敵な運転士さん! 背が高いし…(そのせいで、運動会などのフォークダンスでは、いつも男と踊らされたんだよなぁ~) 声は渋いし…(今は風邪を引いているからなぁ~) イケメンだし…(娘さんは相当な近眼なんだろうなぁ~) 結婚して下さい」と言われたかもしれないのに…(そして、婚姻届と一緒に“高額な生命保険の契約書”を渡されるに違いない。ハハハ…)
追伸 助手席のおばさんは終点の一つ手前で降りたのだが、その時に「ありがとうございましたぁ~」と言ってくれたので、“娘さんのことは仕方がなかった”と理解してくれているに違いない… と、思わせておいて、後日、苦情のメールが入ってたりしてね。ハハハ…