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『クローサー』アクションシーンは素晴らしい・・

2005-06-30 22:51:35 | 香港映画
クローサー
SO CLOSE 夕陽天使(2002年香港)
 監督    コーリー・ユン
 脚本    ジェフ・ラウ
 出演    スー・チー、ヴィッキー・チャオ、カレン・モク
        倉田 保昭

 ■ストーリー■
 香港のIT会社のコンピュータがウィルスに汚染されるが、謎の「電脳天使」と名乗る者によってウィルスは駆除されるのだった。しかし、それは警備が厳重なIT会社の社長に会うための電脳天使の罠だったのだ。
 電脳天使とは、若く美しい女性の殺し屋2人組だった。電脳天使の正体とは、美しい姉妹リンとクワンの2人だった。2人は亡き父親が開発したいかなる警戒システムにも潜入できる地球レベル(←多分)の監視システム《ワールドパノラマ》によって警戒システムをかいくぐり殺し屋をやっていた。(殺し屋やるよりそのシステム売りなさい!)
 事件の捜査にあたるのは女性刑事コンは警戒厳重な社長室にあったヒールの跡から犯人は女性と確信する(←確信するな!天井にあった穴で)
 一方、電脳天使を雇った黒幕は証拠隠滅のため電脳天使を殺そうとしていた。

 ■感想■
 スー・チー、ヴィッキー・チャオ、カレン・モク、3人で香港版“チャーリーズエンジェル”。

 最近の香港映画は、ヒットした外国映画のただのマネじゃダメとばかり、美女3人がアクションするだけが同じで、ストーリーは、オリジナルの外国映画と、まるっきり違う映画に!

 ハッキリ言って、香港版“チャーリーズエンジェル”じゃないです!!
 
 香港映画らしく、最初の暗殺シーンから、アクション、アクション、アクション!
 アクションシーンの連続です!
 香港映画の中でも、かなり素晴らしいアクション!の連続です。
 
 中盤のヴィッキー・チャオとカレン・モクのカーチェイスシーンはさすが!
 都会のど真ん中でのカーチェイス!手に汗にぎります!
 逃げるヴィッキーをフォローするスー・チーを襲う殺し屋軍団との戦い!!
 ハリウッド映画100本分のハードアクション!

 最後の悪党との戦いも超ハード!でも、すべてのアクションシーンが香港映画的で、観てて疲れちゃうくらいです。
 
 アクションシーンの素晴らしさに比べ、ストーリーはけっこう間延びしてます。この内容で111分は、少し長すぎです!!
 ランニングタイム85分くらいだったら、すごく面白かったのに!!
 
 大体、流れとはいえ、暗殺者と刑事が手を組むっていうのもねぇ。ハリウッド映画じゃありがちな設定ですけどね。

 監督はユン・ピョウ主演の香港映画ファン必見のハードアクション『検事Mr.ハー俺が法律だ』(1986年)、ジェット・リー主演の香港版『ボディガード』の『ターゲットブルー』(1994年)、『D&D完全黙秘』(1995年)のコーリー・ユン。
 脚本は『黒薔薇V.S.黒薔薇』(1992年)、トンデモ武侠コメディ『大英雄』(1993年)、チャウ・シンチーの超大作西遊記『チャイニーズ・オデッセイ』(1995年)等を監督したジェフ・ラウ。

 この作品を見て思い出したのがツイ・ハーク監督の『ドリフト』(2000年)!アクションシーンは完璧で100点!なのに、全体的な映画の出来は?????のダメダメアクション映画のことです。今作『クローサー』もアクションシーンは大感動物の出来なのに、ストーリーがユルユルなのと111分の長さでどうも今一なデキに!! 50点

クローサー [DVD]
スー・チー,ヴィッキー・チャオ,カレン・モク,ソン・スンホン
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


コメント
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