『ヴァンパイア呪力転生』
VANPIRES:THE TURNING(2005年アメリカ)
監督 マーク・ウェイス
脚本 D・B・ファーマー
アンディ・ハースト
出演 コリン・エッグレスフィールド、パトリック・ボウショー
メレディス・モンロー
■ストーリー■
タイを旅行中のアメリカ人カップルのコナーとアマンダ。ちょっとしたことでケンカをしたすきにコナーはアマンダとはぐれてしまう。とそこへ吸血鬼ミランが現われアマンダは血を吸われてしまう。ミランの乗ったバイクで連れ去られようとするアマンダを見つけ、助け出そうとするが吸血鬼に襲われてしまう。絶対絶命のとき、人間の血を吸わない吸血鬼グループ、ソンネンのリーダー、キコに助けられる。キコたちは人々を襲うミランのグループと対立していたのだ。キコはもともと吸血鬼ハンターだったが9年前に吸血鬼の巣を襲ったとき噛まれたときに転生したのだ。
数百年に渡り、フィ・ソンネンは極東の村々で永遠の若さを授かり、人の命を奪わないことを誓っていた。しかし、遠い昔、サンは誓いを破り新たな吸血鬼を生んでしまった。邪悪な吸血鬼ジャイダンは人々の命をもてあそび人々を襲い生血を啜った。サンの呪いが始まった日食の日に呪いが始まった同じ場所で、サンが陽の光を浴びれば、サンの呪いは解けるのだ。サンは死んで光の中で魂は再生し、サンを源とするヴァンパイアはすべてもとの人間に戻るのだった。ミランとの戦いに決着をつけようとするソンネンたちは吸血鬼ハンターのレインズと手を組みミランを倒そうとするのだった。
■感想■
低予算の吸血鬼映画。
DVDの宣伝用のリーフレットに
“ジョン・カーペンター監督作品の流れを受け継いだヴァンパイアの恐怖を描いたアクションホラー”
ってありましたけど…。
その宣伝コピーって、今作と、ジョン・カーペンター監督の傑作ホラーアクション映画『ヴァンパイア最後の聖戦』(1998年)との関連つけているんだろうけど、当然のように全然関係ないです!!!!!!!
ジョン・カーペンター監督作品の流れを受け継いだヴァンパイアの恐怖を描いたアクションホラー
『ヴァンパイア最後の聖戦』と今作が、全然関係無いって想像はしていましたけどね。
でも、ワイヤーのついた銛を矢にして吸血鬼に刺して陽の光の下ににジープのウィンチで引っ張るシーンがありますけど、そのシークエンスだけは受け継いでました!
まぁ、“続編”って書いてなくて“流れ”っていうんだから、ある程度は想像はしてたんですけどね。
まぁ、ビデオのパケージにもジョン・カーペンターの「J」の字さえ無かったしネ。
ただ、まぁ、もともとのワーキングタイトルも“VAMPIRES 3”だったから、そんなに文句も言えないんですけどネ。
ちなみに、“VAMPIRES 2”は、ジョン・ボン・ジョヴィ主演の『ヴァンパイア黒の十字架』(2002年)のワーキングタイトルです。
でも、ところで、今作は、なんで舞台がタイなの??
アジアの風景にヴァンパイアって似合わないです!
かつて英国のハマープロ、香港合作の正統派傑作ホラー映画に『ドラゴン対7人の吸血鬼』(1974年)がありましたけど、それが例外で西洋的な吸血鬼はアジアの気候というか雰囲気、町並みとかに全然似合わないですよネ!
例外的に、西洋的な本格的な吸血鬼を岸田森が演じた、日本を舞台にした『呪いの館 血を吸う眼』(1971年)、『血を吸う薔薇』(1974年)は、日本の気候、風土に吸血鬼をうまく溶け込ませて、正統派吸血鬼ムービーとして完成させてて良かったですけどネ。
ところで、今作『ヴァンパイア呪力転生』では、吸血鬼に2種類いて、人を襲うタイプと平和的なタイプがいるっていう設定です。
でも、もうこの設定だけでダメでした。
この設定の上に、吸血鬼ハンターがストーリーの中で、完全に添え物になっています。
普通は、吸血鬼ハンターが主人公でしょ!!
吸血鬼映画って傑作もありますけど、1歩間違えるとメチャクチャになっちゃいますからネ。
今作の場合は、もっと間違えてるかも。1歩どころか10歩くらい間違えてるかな??もう、面白い、つまらないというより、トンデモ作品になっちゃってるかも。
大して期待もしてなかったけど、それでも厳しいです。 0点
VANPIRES:THE TURNING(2005年アメリカ)
監督 マーク・ウェイス
脚本 D・B・ファーマー
アンディ・ハースト
出演 コリン・エッグレスフィールド、パトリック・ボウショー
メレディス・モンロー
■ストーリー■
タイを旅行中のアメリカ人カップルのコナーとアマンダ。ちょっとしたことでケンカをしたすきにコナーはアマンダとはぐれてしまう。とそこへ吸血鬼ミランが現われアマンダは血を吸われてしまう。ミランの乗ったバイクで連れ去られようとするアマンダを見つけ、助け出そうとするが吸血鬼に襲われてしまう。絶対絶命のとき、人間の血を吸わない吸血鬼グループ、ソンネンのリーダー、キコに助けられる。キコたちは人々を襲うミランのグループと対立していたのだ。キコはもともと吸血鬼ハンターだったが9年前に吸血鬼の巣を襲ったとき噛まれたときに転生したのだ。
数百年に渡り、フィ・ソンネンは極東の村々で永遠の若さを授かり、人の命を奪わないことを誓っていた。しかし、遠い昔、サンは誓いを破り新たな吸血鬼を生んでしまった。邪悪な吸血鬼ジャイダンは人々の命をもてあそび人々を襲い生血を啜った。サンの呪いが始まった日食の日に呪いが始まった同じ場所で、サンが陽の光を浴びれば、サンの呪いは解けるのだ。サンは死んで光の中で魂は再生し、サンを源とするヴァンパイアはすべてもとの人間に戻るのだった。ミランとの戦いに決着をつけようとするソンネンたちは吸血鬼ハンターのレインズと手を組みミランを倒そうとするのだった。
■感想■
低予算の吸血鬼映画。
DVDの宣伝用のリーフレットに
“ジョン・カーペンター監督作品の流れを受け継いだヴァンパイアの恐怖を描いたアクションホラー”
ってありましたけど…。
その宣伝コピーって、今作と、ジョン・カーペンター監督の傑作ホラーアクション映画『ヴァンパイア最後の聖戦』(1998年)との関連つけているんだろうけど、当然のように全然関係ないです!!!!!!!
ジョン・カーペンター監督作品の流れを受け継いだヴァンパイアの恐怖を描いたアクションホラー
『ヴァンパイア最後の聖戦』と今作が、全然関係無いって想像はしていましたけどね。
でも、ワイヤーのついた銛を矢にして吸血鬼に刺して陽の光の下ににジープのウィンチで引っ張るシーンがありますけど、そのシークエンスだけは受け継いでました!
まぁ、“続編”って書いてなくて“流れ”っていうんだから、ある程度は想像はしてたんですけどね。
まぁ、ビデオのパケージにもジョン・カーペンターの「J」の字さえ無かったしネ。
ただ、まぁ、もともとのワーキングタイトルも“VAMPIRES 3”だったから、そんなに文句も言えないんですけどネ。
ちなみに、“VAMPIRES 2”は、ジョン・ボン・ジョヴィ主演の『ヴァンパイア黒の十字架』(2002年)のワーキングタイトルです。
でも、ところで、今作は、なんで舞台がタイなの??
アジアの風景にヴァンパイアって似合わないです!
かつて英国のハマープロ、香港合作の正統派傑作ホラー映画に『ドラゴン対7人の吸血鬼』(1974年)がありましたけど、それが例外で西洋的な吸血鬼はアジアの気候というか雰囲気、町並みとかに全然似合わないですよネ!
例外的に、西洋的な本格的な吸血鬼を岸田森が演じた、日本を舞台にした『呪いの館 血を吸う眼』(1971年)、『血を吸う薔薇』(1974年)は、日本の気候、風土に吸血鬼をうまく溶け込ませて、正統派吸血鬼ムービーとして完成させてて良かったですけどネ。
ところで、今作『ヴァンパイア呪力転生』では、吸血鬼に2種類いて、人を襲うタイプと平和的なタイプがいるっていう設定です。
でも、もうこの設定だけでダメでした。
この設定の上に、吸血鬼ハンターがストーリーの中で、完全に添え物になっています。
普通は、吸血鬼ハンターが主人公でしょ!!
吸血鬼映画って傑作もありますけど、1歩間違えるとメチャクチャになっちゃいますからネ。
今作の場合は、もっと間違えてるかも。1歩どころか10歩くらい間違えてるかな??もう、面白い、つまらないというより、トンデモ作品になっちゃってるかも。
大して期待もしてなかったけど、それでも厳しいです。 0点
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