『ブルー・ダイヤモンド』
SIBERIA(2018年カナダ、アメリカ)
監督:マシュー・ロス
脚本:スコット・B・スミス
原案:スティーヴン・ハメル
スコット・B・スミス
出演:キアヌ・リーヴス
アナ・ウラル
パシャ・D・リチニコフ
ドミトリー・チェポヴェッキー
ジェームズ・グレイシー
モリー・リングウォルド
■ストーリー■
価値のあるブルー・ダイヤモンドを取引するためサンクトペテルブルクにやってきたヒル。しかし、ダイヤモンドを持つ仕事のパートナー、ピョートルが現れずピンチに、、、。
ロシアンマフィア、ボリスとの取引期限を2日間伸ばし、ピョートルがいるというミールヌイに降り立つ。ヒルはミールヌイのダイナーで、ガラの悪い客に襲われ女主人カティアに助けられ彼女の家へ。
鉱山に勤めるピョートルの知り合いアンドレイから、ピョートルが元スペツナズのサムソノフとニセのブルー・ダイヤモンドで取引をして、追われていることを知るのだった。
■感想■
キアヌ・リーヴス主演のサスペンス映画。
全然盛り上がらないサスペンス映画、、、。
ジャンルとしては、サスペンス映画というより、”恋愛””ドラマ”かも??っていうくらい盛り上がらない作品です。
キアヌ・リーヴスは、すごく情けないくらい弱いけどモテモテの悪党役。
ロシアンマフィアと宝石の取引なんて、、、。
キアヌを助けてくれる南アフリカ共和国のバイヤー?も出てきて、そのやり取りを見てると、危ない橋を渡るのは今回だけではないみたいですが、それにしては、あまりにも情けない役、、、。
なぜ?こんな作品に出演してしまったんでしょう??
「ジョン・ウィック」シリーズで、ほとんど不死身のような強いキャラクターを演じていたから、その反動で、情けない普通の人間を演じてみたくなっちゃったんでしょうか??
でも、今作、IMDbのトリビアによると、当初ニコラス・ケイジ主演で企画されたらしいので、そう考えると今作はしっくり来ちゃいます、、。いつものニコラス・ケイジの映画!面白くなりそうなストーリーなのに、全然面白くない作品、、。
でも、今作はキアヌ・リーヴスが製作にも関わっているんですよねー、、。
そうするとやっぱり「ジョン・ウィック」シリーズの反動と考えた方が良いんでしょうか??
ロシアンマフィアとの取引まで2日間しかないのに、ロシアで知り合った女性とHしまくり、、。危機感薄ーい、、。以前、命を助けてくれた恩返しということで、やたらとキアヌ・リーヴスを注意してくれる南アフリカ共和国のヴィンセントの方が危機を感じてる、、、。
なぜ出演と言えば、モリー・リングウォルドもちょっとだけ出演しています、、、。キアヌ・リーヴスの奥さんの役ですけど、しっかり見てても気が付ないような役です、、、。
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