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映画感想のブログ!!
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『ホワイトアウト』グレッグ・ルッカサスペンス劇場

2010-05-18 00:07:22 | サスペンス
ホワイトアウト
WHITEOUT(2009年アメリカ)
 監督  ドミニク・セナ
 脚本  ジョン・ホーバー
      エリック・ホーバー
      チャド・ヘイズ
 原作  グレッグ・ルッカ
      スティーヴ・リーバー
 出演  ケイト・ベッキンセール、トム・スケリット、ガブリエル・マクト
          コロンバス・ショート、アレックス・オロックリン

 ■ストーリー■
 南極の観測所アムンゼン・スコット基地に駐在する連邦保安官キャリー・ステッコは、マイアミで起きた事件のトラウマを抱えながら、事件の無い観測所で日々過ごしていた。冬が訪れ帰国する予定だったときに、他殺された死体が発見されるという事件が発生するのだった。南極で起きた最初の殺人事件だったが、帰国する便のタイムリミットが迫ってくるのだった。また、猛吹雪“ホワイトアウト”も起きていたが、第2の殺人事件が発生してしまうのだった。
 
 ■感想■
 ミステリー、冒険小説作家グレッグ・ルッカ、スティーヴ・リーバー原作のグラフィック・ノベル原作の映画化作品。
 監督は『ソードフィッシュ』(2002年)のドミニク・セナ。
 原作者グレッグ・ルッカ自ら製作総指揮にあたっています。

 原作がグレッグ・ルッカ、監督がドミニク・セナなんで、
 「軽い感じのサスペンス映画なんだろうなぁ…」
 と、思っていたら、想像以上の軽い仕上がりのサスペンス映画でした!

 南極が舞台というところは斬新な設定ですけど、あとは、ごくごくありがちな「何とかサスペンス劇場」みたいなノリの映画になっています!
 
 まぁ、日本の2時間サスペンスと比べちゃ、はるかに良くできていますけど、アメリカの1970~1980年代のTVムービーを超豪華にした感じくらいのデキです!
 
 つまらなかったら、チャンネルを変えられてしまうTVムービーの方が、少なくとも1970~1980年代のTVムービーの方が、今作より良く出来ているかも??

 事件も大した事件じゃないですしね??
 映画の冒頭で、ソビエトの輸送機でのトラブルが描かれますけど、映画的には、ヒロインのケイト・ベッキンセールのマイアミでの事件を描いた方が、よっぽどすんなりハードボイルド的な感じになるのに・・・。
 マイアミでの出来事が、ケイト・ベッキンセールのトラウマになる出来事として何度も、何度も描かれますけど、“しつこい”です!

 大体、事件の元になる輸送機の墜落事故が最初に描かれちゃうんで、ストーリーがすごく分かりやすくなって、今作って“中学生向けジュヴナイルミステリー??”って思っちゃいます。
 輸送機の事故のシーンは、ヒロインたちが地下に埋まった輸送機を発見したときに、挿入した方が良かったかも??ヒロインと国連のロバート・プライスが事故現場から何が起きたか想像して、輸送機での争いのシーンを入れた方がスンナリ観れたかもしれないですよね。
 なんか、親切すぎて、本当にTVドラマみたいです!何の驚きもない展開!!

 連続殺人鬼が出てきても、中盤で、顔が現れて正体が分かっちゃいますけど、犯人はそれまで登場してきていない人物という、ミステリー映画としては、失格的な展開!!
 最後に1ヒネリありますけど、それも、想像の範囲内で全然驚けない展開!!
 
 ヒロインがマイアミで起きた事件のトラウマを乗り切るのも、「連続殺人事件を解決したから」という単純さ。この薄っぺらさが今作の魅力といえば魅力ですけどね。
 ランニングタイム101分、実質93分くらいの作品なんで、TVの映画劇場で観るなら丁度良い感じですかね??少なくとも、同じくヒネリがありそうで、結局ヒネリのない『テイキング・ライブス』(2004年)や『ツイステッド』(2004年)よりは軽く観れる分、TVの映画劇場向きですかね??

 でも、DVDは吹替えが付いているんで、TVの映画劇場で放映しなくて良いですからね。もっと面白くてめったに放映されない映画を放映して下さい!!45点
ホワイトアウト [DVD]
ケイト・ベッキンセイル,ガブリエル・マクト,コロンバス・ショート,トム・スケリット
ワーナー・ホーム・ビデオ

 
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『ハチェットHATCHET』スラッシャー映画ファン必見

2010-05-17 00:34:00 | ホラー
ハチェットHATCHET
HATCHET(2006年アメリカ)
 監督  アダム・グリーン
 脚本  アダム・グリーン
 出演  ジョエル・デヴィッド・ムーア、タマラ・フェルドマン、デオン・リッチモンド
      ケイン・ホッダー、マーセデス・マクナブ、バリー・シェン、ジョエル・マーレイ
      ロバート・イングランド

 ■ストーリー■
 恋人にふられたベンは、友人マーカスと深夜ボートで沼地を散策する“深夜の怪奇沼ツアー”に参加する。しかし、ボートが岩にぶつかり座礁してしまい、陸にあがるが、そこは地元の人間たちから忌み嫌われている言い伝えのある土地だった。
 その言い伝えとは、ビクター・クロウリーという少年が生まれるが、容姿の違うビクターは父親とひっそりと山小屋で暮らしていたが、ハロウィンの夜、子供たちのいたずらが原因で山小屋に火がつき扉を開けようとした父親が誤ってビクターを殺してしまい、その後、父親は孤独な死を迎えてしまうが、ビクターの亡霊が今でもさまよって人々を殺しているというものだった。そして、その山小屋がある土地こそベンたちが降り立った土地だったのだ。

 ■感想■
 2006年のスラッシャー映画!
 2009年まで日本公開(DVDスルーですけど)が見送られ、ホラー映画ファンが「まだか、まだか」とヤキモキしていた作品です!

 『13日の金曜日PART7新しい恐怖』(1988年)、『13日の金曜日PART8ジェイソンN.Y.へ』(1989年)、『13日の金曜日ジェイソンの命日』(1993年)、『ジェイソンX 13日の金曜日』(2001年)で殺人鬼ジェイソンを演じたケイン・ホッダーが謎の殺人鬼ビクターを演じています!
 ケイン・ホッダー以外にも「エルム街の悪夢」シリーズでフレディを演じたロバート・イングランドが出演しています。スラッシャームービー系のホラー映画ファンが喜ぶキャスティングっていうところでしょうか??

 キャスティングどころか、ストーリーもスラッシャー映画ファンが喜ぶような内容になっています!子供のいたずらが原因で死んでしまったはずのビクターがなぜか生きていて、不死身の殺人鬼に!!

 「なんで、生きていたの??」

 「なんで、不死身なの??」
 
 そのヘンの所は、映画の中で一切説明無し!とにかく主人公たちの前に、突然殺人鬼が現れ、殺しまくり!殺す!殺す!
 主人公たちは、逃げる!逃げる!逃げる!

 ランニングタイム84分という短さも手伝って、本当に
 “アッ”と言う間に終わっちゃいます!!

 「え~ッ!もっと観たかったのに!!」

 って思う間もなく、ブチッ!って感じで終わっちゃいます!やっぱりスラッシャー映画はこうでないとね!なんかリメイク版の『13日の金曜日』(2009年)なんて、やたら豪華な雰囲気が漂っちゃってスラッシャー映画っていうより、正統派ホラー映画??って感じでしたけど、自分的には、やっぱりスラッシャー映画は、ポップコーンでも食べながらワイワイ言いながら観れるくらいが丁度良いです!!
 こんなに面白い映画が劇場未公開だなんて、ホントに悲しいですね!こういう映画こそ、映画ファンを増やせると思うんですけどね。1980年代以降のスラッシャー映画を観まくっているホラー映画ファンなら、絶対に喜べる映画になっています!!70点
HATCHET/ハチェット [DVD]
アダム・グリーン,タマラ・フェルドマン,デオン・リッチモンド,ロバート・イングランド,ケイン・ホッダー
アミューズソフトエンタテインメント
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『トリック新作スペシャル2』TVシリーズ新作観たい!

2010-05-16 00:11:00 | 日本映画
トリック新作スペシャル2 村祭りに響く死を呼ぶ子守唄!!歌詞になぞらえ殺されていく若い娘!?女霊能力者に秘められた哀しい過去…
(2010年日本)
 演出  堤   幸彦
 脚本  蒔田 光治
 出演  仲間 由紀恵、阿部 寛、生瀬 勝久、野際 陽子
      浅野 ゆう子、永山 絢斗、高橋 真唯、手塚 里美、下条 アトム  

 ■ストーリー■
 日本科学大学の上田教授の元へ、岡山県一夜村から青年、西園寺誠一が尋ねてくる。村で行われる「契り祭り」には言い伝えがあり、祭りの最中に、お互いに好きな者同士が、山の上にある契り契り岩の荒土佐縄に身体の一部を結びつけると恋が成就するというのだ。しかし、片思いのときには、ふられた者は3日以内に命を落とすというのだ。
 上田は、誠一から、この言い伝えが迷信であることを証明して欲しいと依頼されるのだった。上田は、100万円が当るクジがあると言い、上田とコンビを組んで数多くの事件を解決してきた売れないマジシャン山田奈緒子を誘い出し、村へと向かうのだった。

 ■感想■
 阿部寛演じる天才物理学者上田と、仲間由紀恵演じる売れないマジシャン山田奈緒子が謎の事件を解決していくTV朝日の人気TVシリーズ「トリックTRICK」の最新TVスペシャル。
 2010年5月15日(土)21:00~21:06で放送されました。
 時間軸的には『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』の直前の事件を描いているそうです!ラストの映画版の宣伝で言ってました!

 今般のゲストは浅野ゆう子。前作のスペシャルでのゲストは名取裕子。
 このシリーズは、大体ゲストが犯人なんで、登場してきた段階で犯人が分かっちゃうんですよね!まぁ、金田一耕介の映画でも、キャスティングの段階で犯人が分かっちゃうから、これは日本映画の宿命だからしょうが無いですよね。
 
 このシリーズの魅力は何といっても、仲間由紀恵と阿部寛のコンビのやり取りや、2人以外も生瀬勝久、野際陽子といったキャラクターが主人公たちとの絡みのシーンなんですが、今作は、いつもより、マジメな作品になっています!
 なんか「トリックTRICK」じゃないみたい!
 殺人のトリックもすぐに分かっちゃうし、どうしちゃったんでしょう??
 村の青年西園寺誠一と浅野ゆう子との関係も、ありがちな展開だし…。
 コメディ度がいつもより低く、情に訴えるような感動的風なミステリーになっちゃってます!
 
 
 もともと、この「トリックTRICK」は殺人事件が起きても生瀬勝久演じる矢部とその部下しか警察が出てこないのが特徴なんですけど、今作でも村のおまわりさんしか警察が出てこないです!
 こんな田舎の村で不可解な連続殺人事件が起きているのに!!
 まぁ、基本、コメディタッチな作品ですからOKなんですけど。

 それにしても、このシリーズ、安心して観ていられます!
 『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(2010年)の宣伝も兼ねてなんでしょうが、数週間前から、以前のTVシリーズを深夜や土曜の昼間に再放送したり、2本の劇場版も「日曜洋画劇場」の枠で放送してましたけど、いつも観ちゃうんですよね。
 このシリーズって、放送される度に、つい何回でも観ちゃうんですよね。
 
 でも、再放送でなくて、そろそろ、新作のTVシリーズを製作して欲しいですね!
 金曜、23:15~の時間でOKなんで、新作を観たいですね。スピンオフの「警部補矢部謙三」も製作されたんだし、本シリーズも新作を観たいですね!!65点
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D・アルジェント監督“DRACULA”映画化?

2010-05-15 22:35:12 | 映画、DVDに関する雑記
 イタリアホラー映画の巨匠ダリオ・アルジェント監督の次回作として、ブラム・ストーカーの「ドラキュラ」の企画があがっているそうです。

 もし、この企画が通ったら、原作に忠実に映画化になりそうなようです。

 「う~ん、どうなんでしょう??」

 なんで今さらブラム・ストーカーの「ドラキュラ」なんでしょう??

 ブラム・ストーカー原作のドラキュラ物はハマー・プロ製作の『吸血鬼ドラキュラ』(1957年)で十分な感じも…。
 でも、最近のホラー映画ファンにとって「ドラキュラ」物といえば、フランシス・フォード・コッポラ監督の『ドラキュラ』(1992年)になっちゃうんでしょうね。
 
 そういえばジョン・バダム監督、ローレンス・オリヴィエ、フランク・ランジェラ主演の『ドラキュラ』(1979年)もDVD化されないままですね!2時間枠でのTV放映音源または新録の日本語吹替えつきでDVD化して欲しいですね!
 熱狂的なホラー映画ファンからは、まったくといって良いほど無視されている“ドラキュラ”物ですけど、自分はけっこう好きな作品なんですよね。
 
 もちろん『吸血鬼ドラキュラ』が100点!
 『ドラキュラ』(1979年)は75点!って感じなんですけど!

 あと未見なんですが、アメリカのTV界で活躍したダン・カーティス監督、リチャード・マシスン脚本、ジャック・パランス、ナイジェル・ダヴェンポート、サイモン・ウォード出演のTVムービー『凄惨!狂血鬼ドラキュラ』(1973年)もDVD化されないですかね~??
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『センチネル』「悪魔の見張り」映画化

2010-05-15 11:39:18 | ホラー
センチネル
THE SENTINEL(1973年アメリカ)
 監督  マイケル・ウィナー
 脚本  マイケル・ウィナー
      ジェフリー・コンヴィッツ
 原作  ジェフリー・コンヴィッツ「悪魔の見張り」
 音楽  ギル・メレ
 出演  クリスチナ・レインズ、クリス・サランドン、バージェス・メレディス
      エヴァ・ガードナー、イーライ・ウォーラック、アーサー・ケネディ
      デボラ・ラフィン、ジョン・キャラダイン、ホセ・ファーラー、マーティン・バルサム
      クリストファー・ウォーケン

 ■ストーリー■
 ファッションモデル、アリソンはあるアパートを見つけ、好条件のため、そこへ引っ越すことにする。アパートには、風変わりな住人たちが住んでいた。ある晩、不気味な音が聞こえ、調べるためにアパートを調べるアリソンの前に、数週間前に死んだ父親が現れるのだった。

 ■感想■
 長らくソフト化されなかった1973年のホラー映画!
 2010年3月19日に株式会社スティングレイさんから待望のDVD化されました!
 原作はジェフリー・コンヴィッツ「悪魔の見張り」(ハヤカワ文庫)。

 監督は『メカニック』(1972年)、『シンジケート』(1973年)、『狼よさらば』(1974年)のアクション派のイメージの強いマイケル・ウィナー。
 
 『エクソシスト』(1973年)の世界的な大々ヒットで起きたオカルト映画ブームの中で作られたオカルト映画の1本ですが、最後に出てくる悪魔たちの描写と豪華なキャスティングとディック・スミスの特殊メイクで印象深い作品になっています。

 それにしても、キャスティングが豪華!豪華!豪華!
 上記の俳優以外にもビヴァリー・ダンジェロ、ジェフ・ゴールドブラムも出演しています。
 まぁ、当時、無名でその後、有名になったっていう方もいらっしゃいますけど、オカルト映画でこの豪華なキャスティングは何??って思っちゃいます。
 
 今作の感想と言ってまず、多くのオカルト映画ファンが思うのが
 “悪魔よりも教会の方が怖い!”
 っていうコトだと思うんですけど、どうなんでしょう??

 確かに、アリソンや、他の自殺未遂の人間たちの自由を奪い、“悪魔の見張り”にしてしまう教会に、恐ろしさを感じはしますけど、悪魔より怖いっていうのは、言いすぎ??

 アリソンを、悪魔の見張りにしようと強制的に迫ってくる教会に比べたら、確かに悪魔は出てくるだけで、直接、アリソンに危害を加えていないですしね!
 でも、悪魔の見張りになる人間には直接手を出せずに、自殺させようと精神的に追いつめていくのが、今作での悪魔のやり方と捉えれば、悪魔もかなり凶暴ですよね。

 あと、キリスト教では、自殺は罪で、自殺者は地獄行きですから、アリソンたち悪魔の見張りに選ばれた人間たちが“自殺未遂者”ってことを考えると、キリスト教的には、そういう人間たちに“悪魔の見張り番”の大役をしてもらうってことですから、アパートに閉じ込めて見張り番にするっていうこと自体、ひどいコトをしているっていうことでは無いんでしょうね。
 逆に、自殺未遂者の救済っていうことなんじゃないでしょうかね??

 今般、DVDで観直してみましたけど、最近はスプラッター描写や過激な描写の作品が多いので、なんかおとなしいクラシック的な印象を受けちゃいました。いかにも1970年代のホラー映画って感じでした。

 ところで、今作のDVDは、TBS深夜の「金曜ロードショー」で放映したときのTV吹替え音声つき!90分枠の映画枠でしたけど、72~75分くらいあったんですが、今作は73分でした! 
 90分枠で73分の本編!なんて本編が長いんでしょう!!最近はCMばかり放映している番組が多いですけど、この頃は本当に良心的な番組が多かったです!

 今作もソフト化はムリとか言われていましたけど、とうとうソフト化されました!
 やはり、ソフト化されていないホラー映画『悪魔が最後にやって来る!』(1077年)もソフト化されないでしょうかね??もちろん、ソフト化するときは感動的なラストが無いハッピーエンド版は止めて下さい!!日本で劇場公開されたバージョンでお願いします!!75点 
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ジェームズ・ボンド、次回作はワーナー濃厚??

2010-05-15 08:30:27 | 映画、DVDに関する雑記
 「eiga.com」の5月12日のニュースによると、
 MGMは、約37億ドルの負債を抱えているそうです。なんでも2009年11月から競売にかけられていて、今のところ落札候補はタイム・ワーナーが濃厚なんだそうです!

 MGMといえば、なんといっても「007」シリーズ!
 「007カジノ・ロワイヤル」「007慰めの報酬」って大ヒットしたって印象だったんですけど、2作品くらいの大ヒットじゃ、ダメなんですね~!

 ヒットしそうなシリーズ物は、会社が変わっても製作され続けるから大した問題じゃないと思うんですけど、MGMやUAの作品のソフトは今後、ワーナーからになってしまうんでしょうか??
 詳しいコトは分からないんですけど、もし、そうなった場合、日本を含めた各国で発売されるソフト(DVD、ブルーレイ)も、MGMやUAの作品はワーナーから出ることになっちゃうんでしょうかね??

 ワーナーのソフトって、廉価版の発売にばかり力を入れていて、日本語吹替え音声の新録って力が入っていないからあんまり好きじゃないんですよね。
 劇場未公開の作品とかって、字幕のみって作品が多いような気が…。
 旧作も、たとえ120分超えの作品でも、90分のTV吹替え音声つけて“日本語吹替えつき”って!
 出来たら“TVの吹替え音声”+欠落部分の追加とかってして欲しいのに…。

 『ダーティハリー4』(1983年)も「コレクターズ・アルティメット・エディション」DVDボックスに入っていたDVDも日本語音声は、2時間枠の日本語音声!残念!!
 全然、アルティメットじゃない!!
 『ダーティハリー4』は「月曜ロードショー」で初回に放映された2時間30分枠の日本語音声をつければほとんど日本語で観れたのに!

 今後のことはわかりませんけど、どうなるんでしょうね??
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『悪魔の凶暴パニック』DVD発売中!

2010-05-12 23:51:19 | DVD新譜の記事

 ジェフ・リーバーマン監督の1970年代の傑作スリラー『悪魔の凶暴パニック』(1976年)がDVD化されました!
 2010年5月12日にキングレコードさんから発売になりました!
 2009年の春にも発売というウワサもありましたが、そのときは発売されず、「本当にいつか発売されるの??」ってヤキモキしていましたが、とうとう、とうとう、発売になりました!
 
 またまた、キングレコードお得意のワケのわからない日本語オーディオコメンタリーつき!
 聞きたくない日本人のコメンタリーはいらないから、日本語吹替えをつけてくれれば良いのに!!
 
 あと、気になるのは、DVDのランニングタイムが89分ということ!
 日本公開されたのは、95分版だったような気がするんですけど、USA版をソフト化したってコトなんでしょうね!

 VHS版を中古で見つけたときに買わずにDVDになるのを待っていて良かったです!でもVHS版は95分版かもしれないので、VHS版を持っている映画ファンは、ランニングタイムを見て捨てないようにした方が良いかも!!

 ところで、劇場公開したときはタイトルが
 
 『悪魔の狂暴パニック』 だったのに、なぜか、
    ↓ ↓
 『悪魔の凶暴パニック』

 に変更になってます!
 
 “狂暴”じゃ、ダメなんですかねぇ??

 ところで、今回、『悪魔の凶暴パニック』とアラン・ルドルフ監督の『悪魔の調教師』(1974年)と、日本未公開の『ラストハウス・オン・デッド・ストリート』(1977年)でグラインドハウスムービーDVDBOXとして3枚組みが発売されましたが、
 どうせなら『悪魔の凶暴パニック』と『序曲・13日の金曜日』(1980年)、『リモート・コントロール』(1987年)の3枚で“ジェフ・リーバーマンDVD-BOX”の方がうれしかったりして!!

 『序曲・13日の金曜日』と『リモート・コントロール』のソフト化もよろしくお願いします!!

悪魔の凶暴パニック [DVD]
ザルマン・キング,デボラ・ウィンタース,マーク・ゴダード,ロバート・ウォーデン,チャールズ・シーバート
キングレコード
グラインドハウス・ムービーDVD BOX
ロジャー・ミッシャエル・ワトキンス,ザルマン・キング,アンドリュー・プライン
キングレコード
悪魔の調教師 [DVD]
アンドリュー・プライン,マニュエラ・シース,ギル・ローランド,シェリー・アルベローニ
キングレコード
ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリート [DVD]
ロジャー・ミッシェル・ワトキンス,ケン・フィッシャー,スティーブ・スウィート,エドワード・E・ピクシリー
キングレコード
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『ミッドナイトクロス』TV放映!午後のロードショー

2010-05-10 21:56:55 | ホントの日記
 今週のTV東京の「午後のロードショー」はジョン・トラボルタ特集ということですが、なんと、明日5月11日は、ブライアン・デ・パルマ監督の傑作スリラー『ミッドナイトクロス』(1981年)が放映されます!!

 いつぶりのTV放映でしょう??
 20年くらいTVで放映してなかったかも??
  もしかするとTBSの「月曜ロードショー」で放映されて以来かも??
 すごくウレシイです!!

 本日は女子プロ野球開幕ということで『プリティー・リーグ』(1992年)が放映されましたけど、明日2010年5月11日(火)~13日(木)は、ジョン・トラボルタの作品を放映します!
 5月11日(火)『ミッドナイトクロス
 5月12日(水)『ソードフィッシュ』(2001年)
 5月13日(木)『閉ざされた森』(2003年)

 『ソードフィッシュ』や『閉ざされた森』も決して嫌いな作品じゃないですけど、どうせなら、『ミッドナイトクロス』同様、めったに観れない作品を放映して欲しかったです!
 1988年のアクションコメディ『エキスパーツ
 オリビア・ニュートン=ジョン、オリヴァー・リード、チャールズ・ダーニングが共演したファンタジー『セカンド・チャンス』(1983年)とかが良かったです!!

 でも、とにかく明日は『ミッドナイトクロス』が放映です!
 これだけでも、かなりの快挙ですからね!
 明日の放映が楽しみです!!

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメントさんのDVDは日本語吹替え無し!
ミッドナイトクロス [DVD]
ブライアン・デ・パルマ
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
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『ガリシアの獣』ウェアウルフinスペイン

2010-05-10 00:23:50 | ホラー
ガリシアの獣
ROMASANTA(2004年スペイン、イギリス) 
 監督  フランシスコ・プラザ 
 脚本  アルベルト・マリーニ
      エレナ・セラ 
 出演  ジュリアン・サンズ、ジョン・シャリアン、エルサ・パタキー
      ゲイリー・ピクアー、デビッド・ガント、ルナ・マクギール

 ■ストーリー■
 1851年、スペインのガリシア地方では、住民が野獣に惨殺される事件が起きていた。野獣の正体は狼だと思われたが、住民を殺した狼は捕まらなかった。
 バーバラは、姉の恋人で行商人ロサマンタに惹かれていくが、そんなある日、姉と姪っ子は町が物騒なので田舎に避難することになるが謎の野獣に襲われ、姉親子は殺されてしまうのだった。バーバラはその後、ロマサンタの魅力に惹かれていくのだった。そんなとき町に現れたアントニオという男から、ロマサンタは狼男だという話を聞くのだった。

 ■感想■  
 1852年に起きたスペイン史上の謎の事件「アリャリスの狼男」事件を映像化したドラマです。
 実話を元に映像化しているので、実際に狼男がいるのか、いないのかは明確には表現されていません。あくまでもロサマンタに操られたアントニオという男の証言でしか語られません。

 タイトルからして、てっきり狼男映画かと思ったんですけど、期待はずれな感じに!
 監督のパコ・プラザは2007年にPOV(主観映像)のホラー映画『RECレック』を撮っているので、今作も、もっとハッタリの効いた作品かと思ったんですけど、すご~くマジメな作品でした。
 ちなみに製作者の1人にブライアン・ユズナが名を連ねています。もう1人の製作者は『ファウスト』(2000年)、『アラクニッド』(2001年)、『ダークネス』(2002年)等を製作しているフリオ・フェルナンデス。製作者もホラー映画畑、監督もパコ・プラザということで期待しちゃったんですよね。 

 スペインで19世紀にこんな事件があったなんて知りませんでした。まだ、この時代は狼男とかが本当に出てきても不思議じゃないような雰囲気が漂っていますもんね。

 実話を元にしているということで、作品の仕上がりは、超地味!地味!地味!地味!
 エンターテイメント作品としては厳しい点数しかつけられない感じです!
 事件がちょっとだけハデに描かれますけど、基本的には地味な作品です。狼男の変身シーンもアントニオの独白シーンでのみ出てくるだけですし、ヒロインのバーバラが中心に描かれていて、ホラー映画っていうより、恋愛系のサスペンス映画みたいな雰囲気です!
 裁判のシーンがあったり、町の人々のシーンがそれなりに描かれていてマジメなマジメなマジメな作品なんですよね!
 町中で狼男が変身して暴れだしたら、完全なフィクションになっちゃいますもんね!

 まぁ、でもスペインでこんな事件があったってことを知れたのは良かったです!『ジェヴォーダンの獣』(2001年)の元になった18世紀のフランスの“ジェヴォーダンの獣”事件といい、18世紀、19世紀のヨーロッパは狼男伝説が生まれるような事件があふれていたんですね。
 マジメなホラー映画ファン向け??な作品です!50点
ガリシアの獣 [DVD]
ジュリアン・サンズ,ジョン・シャリアン,エルサ・パタキー,ゲイリー・ピクアー,デビッド・ガント
アルバトロス
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『セックス・トライアングル』70年代スパニッシュスリラー

2010-05-09 23:16:48 | サスペンス
セックス・トライアングル
(TV題『セックス・トライアングル地下監禁人妻の異常体験』)
THE DEADLY TRIANGLE(1973年スペイン) 
 監督  ジョクイン・ルイ・ロメロ・マーチェント 
 脚本  ジョクイン・ルイ・ロメロ・マーチェント
 原案  ジョクイン・ルイ・ロメロ・マーチェント
 出演  ビセンテ・パラ、エリカ・ブラン、ファン・ルイス・ガリアルド
      アガタ・リス、マリソル・デルガド

  ■ストーリー■  
 副社長ジャックは、社長で妻のアリスが、ジャックの部下のアンドレと浮気をしていることに気がつく。アリスが使用人にヒマを出したのを機会に、アリスを殺そうと画策するのだった。ジャックはアリスを地下室に閉じ込めるのだった。

 ■感想■  
 1970年代のスペインのスリラー映画です。
 TV東京の「火曜ロードショー」でオンエアされたときに、あまりに露骨なタイトルのため、「H系??」と思って見逃していて、その後、ユーロスリラーだったことを知ったので、「いつか観たいなぁ」と思っていた作品が今作です。
 
 でも、TV東京の90分の映画枠も無くなっちゃったし、スカパーも映らないし、もう見れないんだろうとあきらめていました。
 そんな作品がUSENの「GYAO」で、ラインナップに入っていたので、鑑賞しました。(2006年)現在は放映していないと思います。
 記事にしよう!記事にしよう!と思いつつ2010年になっちゃいました!

 それにしてもいくらなんでも、やめて!
 タイトルに“セックス”なんてつけるの!
 勘違いしちゃうでしょ!でも、それでも実は、作品の内容は、ある程度、的確に伝えているような気もしますけどね。 日本語吹替え版なのと、ランニングタイム68~69分にカットされたバージョンなんで、テンポが良くてけっこう楽しく観れました。

 心臓の悪い夫を殺すために、ショック死させようと、特殊メイクのマスクをつけてアリスがジャックを驚かすシーンとかはけっこう良かったです!
 一瞬、今作って“ゾンビ物??”とか思っちゃいました!!

 カットされてるので、今作の本当にテンポとかわからないですけど、オリジナル版はけっこうノンビリしてそうです。でも、1973年の作品と思えば、まぁまぁ、こんなもんですかね??
 これが、1990年代以降のアメリカ映画だったら、もっと批判的になるんでしょうけど、1973年のスペイン映画だから、全然OKです。
 でも、ミステリー映画としての完成度や、ミステリー的な要素は、アメリカの1970年代のTVムービーの方が面白いかもしれないですね!!

 それにしても画像とかデジタルリマスターとかしなくてOKですから地上波で、こういう1970年代のエンターテイメント作品を、オンエアして欲しいですね!もちろん深夜で良いですから!それにしても、地上波って、映画枠が少なすぎだと思いませんか??今作の点数は50点  
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スティーヴン・キング「ダークタワー」映画化?①

2010-05-09 11:27:10 | 映画、DVDに関する雑記

「eiga.com」のニュースによると、
 スティーヴン・キングの「ダーク・タワー」の映画化の企画が上がっているそうです。映像化権を持っているスティーヴン・キングと映像化の交渉に入っているそぷです。
 まぁ、スティーヴン・キングの作品は映像化されやすいですからね!!

 でも、「ダーク・タワー」と言えば、大々々々々長編小説なんでシリーズ化するつもりなんでしょうか??と思って、良く読んだら長編映画とTVシリーズ化するようでした。

 でも、なんと監督候補がロン・ハワード!

 「え~ッ!!止めて!!」

 ロン・ハワードといえば、自分的には、SF、ホラー、ファンタジー、サスペンスのジャンルは撮って欲しくない監督の1人!ファミリー向けの作品や子ども向けの作品とかを撮ってれば良い監督です。
 とにかく、毒の要素が全然無い!分かりやすい!画面がきれいすぎ!印象に残らない!
 ロン・ハワード監督って苦手なんですよね!
 
 映像化権はスティーヴン・キングが持っているので、原作者自らOKならば、自分がとやかく言うことでは無いんですけどねぇ~。あと、B級ホラー映画大好きなスティーヴン・キングは、ロン・ハワードが好きとは思えないんですけどねぇ。どうなんでしょうね。

ダーク・タワー1 ガンスリンガー (新潮文庫)
スティーヴン キング,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈2〉運命の三人〈上〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈2〉運命の三人〈下〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈3〉荒地〈上〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈3〉荒地〈下〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈4〉魔道師と水晶球〈上〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈4〉魔道師と水晶球〈中〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈4〉魔道師と水晶球〈下〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
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スティーヴン・キング「ダーク・タワー」映画化?②

2010-05-09 11:27:08 | 映画、DVDに関する雑記
スティーヴン・キング「ダーク・タワー」シリーズは7作目まである大長編。
映画化できるんでしょうか??
「ロード・オブ・ザ・リング」や「007」のように、もしシリーズ化できたらすごいんでしょうけど。

ダーク・タワー〈5〉カーラの狼〈上〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈5〉カーラの狼〈中〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈5〉カーラの狼〈下〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
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ダーク・タワー〈6〉スザンナの歌〈上〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
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ダーク・タワー〈6〉スザンナの歌〈下〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
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ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈上〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈中〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉 (新潮文庫)
Stephen King,風間 賢二
新潮社
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『この胸いっぱいの愛を』ザ・サバイバー224便大空港

2010-05-09 00:45:36 | 日本映画

この胸いっぱいの愛を
(2005年日本)
 監督          塩田 明彦
 脚本          鈴木 謙一
              渡辺 千穂
              塩田 明彦
 原作          梶尾 真治
 出演          伊藤 英明
              ミムラ
              勝地 涼
              官藤 官九郎
              吉行 和子
              愛川 欽也

 ■ストーリー■
 2006年1月、鈴谷比呂志は、20年前に暮らしていた祖母の住む北九州に羽田発224便の飛行機で行くのだった。
 北九州に降り立った比呂志は、20年前と変わらぬ町並みに郷愁を感じるが、祖母の家の前で、なんと少年時代の自分を見つけるのだった。比呂志は、いつの間にか20年前の1986年にタイムスリップしてしまっていたのだ・・・。

 □■□ネタバレあり!□■□
 
 ■感想■
 梶尾真治のSF小説「クロノス・ジョウンターの伝説」(ソノラマ文庫)の映画化作品。
 
 “伊藤英明、ミムラ主演の日本映画お得意の難病物の恋愛物??”
 と思って劇場公開したときも、ソフト化されたときもノーチェックでスルーしてました!
 その後、タイムスリップ物と分かったあとも観ていなかったんですが、TVで放映されたものもエアチェックして録画したままに…。

 TVで放映されたのは、2007年4月9日(月)21:00~です。TBSは、今作の製作にも関わっているので、当然TBS系で放映されました。
 今作のオリジナルのランニングタイム130分の作品なのにかなりカットされているバージョンみたいです。このカット版でもかなりテンポが悪くダラダラ気味ですけど、カット版の評判が悪かったのか、2007年の年末には深夜に時間枠的に言って、ノーカットに近い形で放映されていたみたいです。
 
 「う~、ノーカット版を観たかった…」

 本当に観たければ、レンタルすれば良いだけの話なんですけど。

 それにしても、今作のランニングタイム130分ってどういうコト??
 どう考えても、長すぎでしょう!!この頃のハリウッドの大作も意味も無く130分、140分って作品が多かったから便乗しちゃったんでしょうかね??

 ところで、伊藤英明たちタイムスリップしてしまった4人は1986年でお金は使わなかったんでしょうか??
 2004年に新札になったんで、旧札を持っていないと、1986年の時代では使えないお札のはず!!また硬貨にも“平成”の文字がッ!!
 お金もないと生活出来ないでしょ!!
 伊藤英明は祖母の家に厄介になるにしても、お金は使いますよね~。
 それに、あんな風に見ず知らずの人間を旅館で雇って、自分が預かっている孫の部屋に同居させないですよね!

 SF的な要素はなく、中盤のミムラが倒れたあたりから、もう感動的な音楽流して、
 「泣け!泣け!」みたいな展開に持っていこうとするのは、日本映画の悪いところが出まくり状態!まぁ、SF映画と思って観ている自分が悪いんですけど。今作のスタッフは、SF映画として作る気は無かったんですよね。
 
 それに、20年前に戻ったのに、「昔と変わらない風景だなぁ!!」ってのんきな感じですよね。さすがに20年経てば町の風景は変わっているはず!!
 それに伊藤英明も、20年前の自分を見て、カレンダーや新聞を見てすぐにタイムスリップしたことに気づくなんて、対処早すぎ!!普通はもっとビックリするでしょ!!

 と思って観ていたら、勝地涼に海岸でナイフで刺されるシーンで、思わぬ展開に!!
 タイムスリップ物のSFだと思っていたら、ファンタジーだったんですね。
 『恐怖の足跡』(1961年)系のネタを使ってくるなんて!!
 “夢オチ”並みに禁断のネタですけど、最後にビックリさせるために使っているワケではないですからギリギリOKですかね??
 まぁ、ファンタジー物だったら、タイムスリップした人間たちがお金使わないでOKですよね!!

 これくらいの完成度の作品は、劇場映画でなくTVのスペシャルドラマか2時間サスペンスで放映して欲しい感じです。  55点

この胸いっぱいの愛を [DVD]
塩田明彦,梶尾真治,鈴木謙一,渡辺千穂
ジェネオン エンタテインメント


原作者自ら書いたノベライズ

この胸いっぱいの愛を (小学館文庫)
梶尾 真治
小学館


原作も。

クロノス・ジョウンターの伝説 (ソノラマ文庫)
森 流一郎
朝日ソノラマ
クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ (ソノラマノベルス)
佐竹 美保
朝日新聞社
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『弾突DANTOTSU』セガール殺し屋になる

2010-05-08 10:30:07 | アクション
弾突DANTOTSU
PISTOL WHIPPED(2008年アメリカ)
 監督  ロエル・レイネ
 脚本  J・D・ザイク
 出演  スティーヴン・セガール、ランス・ヘンリクセン、レネー・エリス・ゴールズベリー
      ブランチャード・ライアン、リディア・ジョーダン

 ■ストーリー■
 元刑事マットは、アルコールとギャンブルに溺れ多額の借金を抱え、職も追われてしまうのだった。落ちぶれた生活を送るマットの前に、借金を肩代わりする代わりに、法では裁けぬ悪人を葬る殺し屋になるよう依頼する男が現れるのだった。

 ■感想■
 スティーヴン・セガール主演のアクション映画。
 今作での役柄は、酒とギャンブルで落ちぶれた元刑事役です。

 けっこう前に観たんですけど、記事にしていませんでした。
 スティーヴン・セガールの映画こそ、観終わってすぐに記事にしないといけないのに、のびのびに!
 スティーヴン・セガールの映画って、どれが、どの作品だったのか、記憶がゴッチャになって良く分からなくなっちゃうんですよね。
 
 謎の男ランス・ヘンリクセン!に依頼されて殺し屋になる役って、スティーヴン・セガール的には、かなり情け無い役!
 
 復讐のため!
 誘拐された家族のため!
 刑事として仕事のため!

 とか、スティーヴン・セガールが演じる主人公の行動は、そういった動機つけが多いですからね!
 
 ただでさえ、やる気が感じられずアクションシーンもダブルキャストで、ほとんど動かない役が多いスティーヴン・セガールですけど、今作はイヤイヤ殺し屋をやるっていうことで、テンション下がり気味な印象を受けちゃいます!
 なんで、そんなギャンブルやアルコールに溺れちゃったダメダメ刑事を殺し屋にしようと思ったんでしょうかね??
 その理由は“スティーヴン・セガールだから”なんでしょうけど、もうスティーヴン・セガールの俳優のイメージにだけ頼ったストーリー!いつもそうですけど…。

 とにかく、殺し屋になるように依頼してきた男が、本当に“法律では裁けぬ悪人達を裁くため”に依頼してるんだか、そうでないんだか、映画を観てる方がわからないまま、なんか釈然としないなぁ!と思っているうちになぜか映画はクライマックスに!!
 
 「エッ、もう終りなの??」
 
 映画が面白すぎて、短く感じられたワケでもないのに、「あれ、映画が終わっちゃった!!」って印象です!映画自体はランニングタイム100分が120分くらいには感じられるダラダラ感たっぷりなのに~!!

 今作の脚本はロバート・デ・ニーロ主演、ジョン・フランケンハイマー監督のアクション映画の佳作『RONIN』(1998年)の脚本家J・D・ザイクだったんで期待しちゃったんですけど、残念ながらいつものセガールの作品よりも、1ランク下がる感じの作品になっちゃってます!40点
弾突 DANTOTSU [DVD]
スティーヴン・セガール,ブランチャード・ライアン,ランス・ヘンリクセン,ポール・カルデロン
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 
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チャック・ノリスDVD-BOX発売して欲しいなぁ。

2010-05-08 00:05:58 | ホントの日記
 ワーナー・ホーム・ビデオさんから35周年記念としてクリント・イーストウッドの35枚組のDVD-BOXが発売されるようです。
 価格は35枚で49800円!安いんだか、高いんだかどうなんでしょう??
 クリント・イーストウッドのファンは少なからずDVDをすでに持っているでしょうから、絶対に高いはず!
 
クリント・イーストウッド ワーナー35周年記念 35枚組BOX [DVD]
クリント・イーストウッド
ワーナー・ホーム・ビデオ


収録作品を調べてみたら
荒鷲の要塞』(1968年)
戦略大作戦』(1970年)
ダーティハリー』(1971年)
ダーティハリー2』(1973年)
ダーティハリー3』(1975年)
アウトロー』(1976年)
ガントレット』(1977年)
ダーティファイター』(1978年)
ダーティファイター燃えよ鉄拳』(1980年) 
ブロンコ・ビリー』(1982年)
ファイヤーフォックス』(1982年) 
センチメンタル アドベンチャー』(1982年)
ダーティハリー4』(1983年)
シティヒート』(1984年)
タイトロープ』(1984年)
ペイルライダー』(1985年)
ハートブレイク・リッジ勝利の戦場』(1986年)
バード』(1988年)
ダーティハリー5』(1988年)
ピンク・キャデラック』(1989年)
ルーキー』(1990年)
ホワイトハンター ブラックハート』(1990年)
許されざる者』(1992年)
パーフェクトワールド』(1993年)
マディソン郡の橋』(1995年) 
目撃』(1997年)
真夜中のサバナ 』(1997年)
トゥルー・クライム』(1999年)
スペース・カウボーイ』(2000年)
ブラッド・ワーク』(2002年)
ミスティック・リバー』(2003年)
父親たちの星条旗』(2006年)
硫黄島からの手紙』(2006年)
グラン・トリノ』(2008年)
と初DVD化の「イーストウッド・ファクター」

 主演作から監督作までワーナーで発売された作品34作品+1枚で49800円って高すぎ!!
 『ダーティハリー4』はTBSの月曜ロードショーで30分時間枠延長で放送されたときの日本語吹替えつきとか!
 『ダーティハリー』は日本語吹替えが数パターン入っているとか!
 『ファイヤーフォックス』は未DVD化だった完全版収録とか!

 すべての主演作品が山田康雄さんのTV放映音源に『夕陽のガンマン』でクリント・イーストウッドのTV放映音源の欠落部分を吹替えた多田野陽平さんで追加新録して完全に日本語吹替えで観られるとか!
  そういう特典でも無い限り、高すぎ!!
 
 なんか絶対に観ないような作品まで含まれて廉価版で発売されたような作品を集めてDVD-BOXにするなんてちょっとどういうつもりなんでしょうかね??
 
 もう、35周年とかいうなら、メーカーの壁も飛び越えて
①『荒野の用心棒』(1964年)
②『夕陽のガンマン』(1965年)
③『続夕陽のガンマン地獄の決斗』(1966年)
④『奴らを高く吊るせ!』(1968年)
⑤『マンハッタン無宿』(1968年)
⑥『真昼の死闘』(1970年)
⑦『シノーラ』(1972年)
⑧『荒野のストレンジャー』(1972年)
⑨『サンダーボルト』(1974年)
⑩『アイガー・サンクション』(1975年)
の10作品もプラスして45枚組にして全作品、日本語吹替え(吹替え①TV放映音源の山田康雄さんと欠落部分を多田野陽平さんの新録、吹替え②多田野陽平さんでの新録)だったら、10万円でも買っちゃうのに!!

 ところで、なんでクリント・イーストウッドばかり人気があるんでしょう??

 自分的には、チャック・ノリス大全集とかDVD-BOXとか発売して欲しいです!!
 かつてDVD化されていても、TV放映音源の日本語吹替えがついていない作品が多いですから、日本語吹替えつきで再発して欲しいですね!!
 TVの2時間枠の放映音源でOKですから 
 『テキサスSWAT』(1983年)
 『地獄のヒーロー』(1984年)
 『野獣捜査線』(1985年)
 『チャック・ノリスの地獄のヒーロー2』(1985年)
 『地獄のコマンド』(1985年)

 また、未DVD化の
 『香港コネクション』(1981年)
 『バイオニック・マーダラー』(1982年)
 『ブラドック地獄のヒーロー3』(1988年)
 『ザ・ファントム地獄のヒーロー4』(1988年)
 『チャック・ノリスinヘルバウンド地獄のヒーロー5』(1993年)
といった作品と
 『デルタ・フォース』(1985年)、『デルタフォース2』(1990年)、  『ザ・ヒットマン危険な標的』(1991年)、『地獄のヒーローザ・プレジデント・マン』(2000年)と最新作『チャック・ノリスin地獄の銃弾』の15枚組くらいでDVD-BOXにしてくれれば、35000円でも買いますよ!!
 発売してくれないですかね~!
 
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