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映画感想のブログ!!
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『VETERAN ヴェテラン』

2021-03-11 23:09:01 | 犯罪/アクション

VETERAN ヴェテラン
VFW(2019年アメリカ)
 監督:ジョー・ベゴス
 脚本:マックス・ブラリエ
    マシュー・マカードル
 音楽:スティーヴ・ムーア
 出演:スティーヴン・ラング
    ウィリアム・サドラー
    マーティン・コーヴ
    フレッド・ウィリアムソン
    デヴィッド・パトリック・ケリー
    シエラ・マコーミック

 ■ストーリー■
 近未来、アメリカでは、オピオイド危機により薬物常用者は俗称”ハイプ”に流れた。都市は交戦地帯と化し、地域社会は崩壊、警察は撤退した。麻薬ディーラーは需要を満たそうとするが、ハイパーは手段を選ばず、、。
 フレッドは、海外派兵退役軍人会(VFC)のバーを営んでいたが、ある夜、ギャングに追われた若い女性リザードがバーに逃げ込んでくる。リザードを追ってきたギャングに常連客のダグが斧で斬られ重体に。
 フレッドはショットガンでギャングを撃退するも、次から次へとギャングが襲ってくるのだった。リザードは姉が麻薬組織のボス、ボズに殺され、怒ったリザードはボズから麻薬を奪って逃げてきたのだった、、、。

 ■感想■
 スティーヴン・ラング、フレッド・ウィリアムソン出演のアクション映画。

 監督は実話を映画化した(という字幕の説明がある)『人間まがい』(2013年)、超能力映画『マインズ・アイ』(2015年)のジョー・ベゴス。

 スティーヴン・ラングも『ドント・ブリーズ』(2016年)以降、『ワイルド・ブレイブ』(2017年)や今作など怖いおじいさん役が多いですね。やっぱり『ドント・ブリーズ』の印象が強かったですね。
 アクション映画といえば未だに現役で活躍しているフレッド・ウィリアムソンも出演しています!!
 
 襲ってくるギャングにバーに籠城した主人公たちが立ち向かう、籠城アクション映画です。

  『ジョン・カーペンターの要塞警察』(TV題:『要塞警察 ウォリアーズ夜の市街戦』)(1976年)
 とリメイク『アサルト13 要塞警察』(2005年)
 『真夜中の処刑ゲーム』(1982年)
 『ブロンド・イグニッション』(1996年)(これは未見です、、)
 『スズメバチ』(2002年)等々、、
 あれ、けっこうあると思ったら、これくらいしか思いつかなかったです、、、。

 アクション映画でなく、ゾンビ映画の方が多いんでしょうね、、、。今作のバーを襲ってくる麻薬常習者たちも、ほとんどゾンビのような描写だし、、。

 VFCのバーにいるのがもスティーヴン・ラングとフレッド・ウィリアムソンにウィリアム・サドラーと豪華なメンバーですが、バーの常連客にチャック・ノリスやドルフ・ラングレン、スティーヴ・オースティン、デイヴ・バウティスタ、スコット・アドキンス、ジェイソン・ステイサムとかがいなくて良かったですね。
 エクペンダブルズ2状態のギャングがやられまくりの弱いものいじめ状態に、、、。

 チャック・ノリスとかは出演していませんが、今作はスティーヴン・ラング、フレッド・ウィリアムソンたちだけですが、当然、ギャングがやられまくりの展開に!!

 

 

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『霧の中の少女』

2021-03-10 23:30:04 | ミステリー

霧の中の少女
LA RAGAZZA NELLA NEBBIA(2017年イタリア)
 監督:ドナート・カッリージ
 脚本:ドナート・カッリージ
 原作:ドナート・カッリージ
 出演:トニ・セルヴィッロ
    アレッシオ・ポーニ
    ジャン・レノ
    ガラテア・ランツィ
    ミケーラ・チェスコン

 ■ストーリー■
 山の中の田舎町アヴェショーで少女アンナ・ルーの行方不明になる。日頃の行動から家出でなく誘拐事件と考えた都会からやってきた警部ヴォーゲルは事件の捜査を始めるのだった。
 両親がマスコミに発表する中、アンナ・ルーの物を取った青年を発見。警察は青年の身元を調べマティアということ突き止める。マティアは父親の暴力から逃れ母親とこの田舎町へと逃げてきたのだった。マティアの撮ったビデオからアンナ・ルーをつけているオフロード車の存在がが分かるのだった。ヴォーゲルはマティアの映像をニュースで流し、車の持ち主で教師のロリス・マルティーニからの連絡を待つのだった。

 ■感想■
 イタリアのミステリ作家ドナート・カッリージが自ら同名原作小説を脚本&監督したミステリ映画。
 ミステリーとしては、1番怪しい人間が犯人系のあんまり驚けない展開の作品でした、、。
 
 でも、評判は良かったらしく色んな賞を受賞したりノミネートされたりしています。

【ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞】2018年
 最優秀新人監督賞 受賞
 最優秀脚本賞 ノミネート
 最優秀編集賞 ノミネート
【イタリアゴールデングローブ賞】2018年
 最優秀脚本賞 受賞
【ナストロ・ダルジェント賞】
 最優秀新人監督賞 ノミネート
【ファブリック・デュ・シネマ・アワード】2017年
 音楽賞 ノミネート
【ゴールデン・トレイラー・アワード】2018年
 最優秀外国スリラー映画賞 ノミネート

 映画的にスッキリする終わり方でないです。

 ストーリー的には少しおかしなところがあって、連続殺人鬼がいたとしても(実際出てきますが、、)、今回の犯行がコピーキャットの犯行でないとはらないので、マスコミが騒いでも、すぐに警部の推理が誤っているとはならないと思うのですが、、、。

 しっかりとした作品なので、どんなミステリー映画でも観ると決めているミステリー映画好きなら必見なんでしょうが、、、、。

 これが、同じストーリー、犯人でも、「刑事コロンボ」の生みの親、ウィリアム・リンク、リチャード・レヴィンソンが企画、脚本だったらこの事件の犯人が逮捕された上に、連続殺人鬼も同じく逮捕で終わるのに、、、。
 
 警部が『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』(1976年)のジャック・クラグマンくらい優秀だったら良かったのに、、、。『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』は、ロベール・トーマ原作で、ウィリアム・リンク、リチャード・レヴィンソン脚本でも1986年に『消えた花嫁』として映像化されました、、。
 『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』もTV放映時の吹替音声つきでブルーレイ発売してくれないでしょうか??

 今作の警部も先走りしすぎ、計画的に犯人に罠をかけないと、、、。

 

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『ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨』

2021-03-09 23:21:33 | ファンタジー

ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨
誅仙1 JADE DYNASTY(2019年中国)
 監督:チウ・シントン
 脚本:シェン・ジェ
 原作:シャオ・ディン
 出演:シャオ・ジャン
    タン・イーシン
    モン・メイチー
    リー・チン
    セシリア・イップ

 ■ストーリー■
 青雲門は誅仙剣を得て武術会の正義の門派となり、通天(つうてん)峰、大竹(だいちく)峰、龍首(りゅうしゅ)峰、落霞(らくか)峰、小竹(しょうちく)峰、風回(ふうかい)峰、朝陽(ちょうよう)峰の7派に継承された。
 普智と魔教の者の戦いを見た張小凡(ちょう・しょうはん)と驚羽は翌日、住んでいた草廟(そうびょう)村に帰ると、村人は皆殺しになっており、孤児となってしまう。小凡は、大竹峰の師匠、不易(ふえき)に拾われ、驚羽は龍首峰へと入門するのだった。10年後、兄弟子や師匠の娘の霊児(れいじ)らに助けられながら、小凡は訓練の日々を送っていたが腕前は上がらずにいた。
 星雲門では60年に1度の武を競う武術大会が開かれようとしていた。また、10年前、小凡は普智から後継者として噬血珠(せいけつしゅ)を秘かにもらっていたが、捨てられずにいた。猿に噛まれた傷口から出た血液と反応、湖の底に眠る「摂魂棒(せっこんぼう)」を呼び寄せてしまい、噬血珠と摂魂棒は一緒になってしまうのだった。一方、鬼王は噬血珠が動き出したことを知り入手しようと動き出すのだった。
 また、小竹峰の最強戦士、陸雪琪(りくせつき)も摂魂棒も手に入れようとしていた、、、。

 ■感想■
 中国の人気web小説を映画化したファンタジー映画。

 監督は『妖刀・斬首剣』(1985年)、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』(1987年)、『スウォーズマン女神伝説の章』(1992年)、『レディ・ウェポン』(2002年)のチウ・シントン。監督作より数多くの作品でアクション監督をやっている方が有名でしょうか??

 今作のストーリーが全然分からない、、、。
 分からな過ぎて、上記のストーリーにめちゃくちゃ詳しく書いちゃいました、、、。
 上記のストーリーでおよそ1時間。ランニングタイム101分の作品なのでほとんど書いてしまったような気が、、、、。
 原作を読んでいる人には、普通に分かるストーリーなのかもしれませんが、知らない人には全然分からない!!
 武術大会とかも出てきますが、それはあまりストーリーにからまず、基本的には、主人公が魔境のものを手に入れ、力も強くなっちゃったってコトで終わりみたいな、、、。

 「えー、そこで終わり??」
 ストーリーはここからみたいなところで終わっちゃいます!!
 
 けっこうダークなストーリーのファンタジー物なのに、メインが恋愛モード突入みたいな感じで、ちょっとおかしな感じに。
 主人公の小凡が強くなったら、突然モテモテに、、。

 なぜ??

 原作知らないので、何とも言えないですが、、。

 中国や香港のVFXだらけのファンタジー映画が好きなら面白いかもしれないです、、、。
 自分的には、普通。本当に普通、、。

 どうやら原題は””誅仙1”なので、ヒットしたら、2も3も作るってことなんでしょうね。

 

 

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『MOTAL モータル』

2021-03-08 22:17:27 | ファンタジー

MOTAL モータル
MOTAL(2020年ノルウェー)
 監督:アンドレ・ウーヴレダル
 脚本:アンドレ・ウーヴレダル
    ノーマン・レスペランス
    ジェフ・ブッセティル
 原案:アンドレ・ウーヴレダル
 出演:ナット・ウルフ
    ブリヤンカ・ポース
    イーベン・オーケルソー

 ■ストーリー■
 ノルウェーを歩く男エリック・バーグランドに若者オーレが絡んでくる。オーレがつかみかかるとその途端オーレは突然死してしまうのだった。エリックは警察に連行されるが黙秘を続け、臨床心理士のクリスティーヌ・オースが呼び出されるのだった。クリスティーヌはエリックと面会し、エリックが雷を発生させる力があることを知るのだった。
 エリックがアメリカ人であったことから、アメリカ大使館がやってきて彼の身柄を引き渡すよう行ってくるのだった。鎮静剤を打ちヘリコプターで運ぶのだが、移送中に目覚めヘリコプターは雷雲に突入、湖に墜落してしまうのだった。墜落したヘリコプターから、アメリカ政府のエージェントを救出し、エリックはクリスティーヌのもとへと向かうのだった、、、。

 
 ■感想■
 北欧神話のトールの子孫を描くファンタジー映画。
 ファンタジー映画と言っても、ファミリーが観て楽しむ作品でなく、超マジメな作品。
 
「もし、現実世界にトールが現れたら、どうなるの??」みたいな、、、。

 監督は『トロール・ハンター』(2010年)、『ジェーン・ドゥの解剖』(2016年)、『スケアリーストーリーズ 怖い本』(2019年)のアンドレ・ウーヴレダル。
 毎回、違う傾向の作品を撮っています。
 今作は、エンターテイメント度はあまり高くないです。
 エンターテイメント度がすごく高かったのは『ジェーン・ドゥの解剖』だけという気もしますけど、、、。
 

 トールと言っても、雷雲読んだり、稲妻光ったりと超地味目なんですが、現実にいたら大騒ぎですが、、、。でも、最後に、、、。
  アメリカ政府のエージェントの指示のせいでトンデモないことに、、、。

 トールが現実にいたら宗教の世界が混乱になると危惧していましたが、自分の指示のせいで、それが現実に、、、。

 ランニングタイム104分、重厚感ありすぎです!!超マジメなファンタジー映画!!
 マジメすぎで少し疲れちゃう感じでしょうか??
 最後もダークな感じで、、。

 最後はこれで終わり??みたいなところで終わっちゃいます。
 この最後のあとのストーリーも少し観たかった気がしますけど、、この後はハリウッド的なパニック映画になっちゃうんでしょうか??
 
  北欧映画が好きな映画ファンにはオススメな感じ??でしょうか。

 ■日本語吹替キャスト■
 エリック   :水野駿太郎
 クリスティーヌ:引坂理絵
 ヘンリク   :菊池康弘
 ハサウェイ  :浅井晴美
 マルグレーテ :野村美甫
 ビョルン   :西山慎哉
 オーレ    :水野清人
 ジョン    :八鳥浩一
 テレーズ   :近藤実咲
 ゴリル    :鈴木彩香

 

 


  

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『ファブリック』

2021-03-07 23:54:02 | ホラー

ファブリック
IN FABRIC(2019年イギリス)
 監督:ピーター・ストリックランド
 脚本:ピーター・ストリックランド
 出演:マリアンヌ・ジャン=バプティスト
    シセ・バベット・クヌッセン
    ジュリアン・バラット
    スティーヴ・オーラム
    ジェイガン・アイヤー

 ■ストーリー■
 シーラは、別れた夫に早くも恋人ができたことを同居する息子ヴィンスから聞く。新聞でデート募集の広告をチェックする彼女はTVでセールの宣伝していた百貨店で赤い服を買うことに、、。
 購入した赤い服を着て、新聞広告を見て連絡してきた男性アドニスとデートへ行くシーラ。しかし、アドニスとは話が合わずデートから帰宅して赤い服を脱ぐと胸には赤い発疹が出来ていた。翌日、クローゼットにしまったはずの赤い服は外に出ており、シーラはヴィンスの恋人グウェンが物色したのではと疑うのだった。また、その赤い服を洗濯していると、洗濯機が暴走、コードを抜いても洗濯機が動き周りの壁を破壊し、止めようとしたシーラはケガをするのだった、、、。
 

 ■感想■
 ピーター・ストリックランド監督のホラー映画。
 ピーター・ストリックランド監督と言えば、意味不明の作品『バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所』(2012年)の脚本&監督でした、、、。
 この記事を書くので調べて気が付きました、、、。

 ピーター・ストリックランドの作品に、118分!!!

 分かっていたら、観なかったかも??かもでなく、絶対に観ていなかった!!
 『バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所』を観たときに監督名をチェックしていませんでした、、、。
 ピーター・ストリックランドがホラー映画に興味あったなんて全然気が付きませんでした、、。
 でも、『バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所』でも脚本&監督してたから、こういうジャンルが好きだったんですよねー。

  

 今作でも意味不明シーンの連続!!
 ヒロインのシーラに服を販売した店員はなぜ、スキンヘッド??
 なぜ、荷物用エレベーターに??
 退社前のトイレに行くタイムカードの打刻の件を描くのはなぜ??
 ヒロインのシーラは死んだのでは??
 次の主役、レジも??
 最後に百貨店の地下にあったのは??

 なんか意味のないシーンは、意味不明なシーンの連続で、、、耐えられない。

 今作は大きく分けると2部構成になっていて、銀行員シーラの物語と、結婚準備をしているカップルの物語。
 はっきり言って前半で20分、後半で20分、合計で40分くらいカットして80分くらいの作品にしちゃえば良かったのに、、、。、いや、もっとカットして前半で35分、後半で35分くらいカットして、25分くらいもう1つ赤いドレスのエピソードを足せば良かったのでは??

 

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『悪魔の受胎』ブルーレイ発売

2021-03-06 17:17:16 | DVD新譜の記事

 2021年4月7日にキングレコードさんから、宇宙Sci-Fiホラー映画『悪魔の受胎』(1979年)のブルーレイが最終盤として発売になります!!
 通常版のブルーレイも同時発売です。

 『悪魔の受胎』は、ノーマン・J・ウォーレン監督の作品で、TVの地上波の映画枠「ゴールデン洋画劇場」放映時の吹替音声つきでの発売になります!!

 ノーマン・J・ウォーレン監督の作品は、1980年代に(もしかすると1970年代後半かも??)、TV東京で『ザ・ショッカー 女子学生を襲った呪いの超常現象』(1976年)、『ザ・ハウスII美女たちが 甦った300年・魔の秘密』(ビデオ題:『ギロチノイド』)(1978年)の2作品が放送されたあと、VHSで『人喰いエイリアン』(1977年)が発売されました!
 その後、Sci-Fi映画ブーム、ホラー映画ブームが落ち着いた感じの1985年に劇場公開されたのが『悪魔の受胎』です!!

 『人喰いエイリアン』はランニングタイム78分なので、当時、地上波の90分の映画枠、TV東京「火曜ロードショー」や、TBS金曜深夜の「金曜ロードショー」で放送されても良かったのにと思いますがVHS発売のみでした。
 ノーマン・J・ウォーレン監督の作品は、アクションコメディ『ガンパウダー』(1985年)、『タイム・ワープ・ゾーン』(1986年)と長編作品の主な作品はすべて日本で観れました。

 
 

 『悪魔の受胎』ですが制作費200万ドルの作品です。低予算のB級作品としては、、それなりの製作費の作品です!!

 ブルーレイの特典ですが
【通常版の特典】
ノーマン・J・ウォーレン監督によるオーディオ・コメンタリー
ノーマン・J・ウォーレン監督&ゲイリー・ホワイトによるオーディオコメンタリー
バタリアンズによるオーディオコメンタリー

【最終盤の特典】通常版の特典に加えて
●ノーマン・J・ウォーレン監督が語る「悪魔の受胎」と英国式エクスプロイテーション映画
●エイリアンとの出会い トレヴァー・トーマス(俳優)のインタビュー
●監督インタビュー マンチェスターファンタスティック映画祭にて
●地下世界「悪魔の受胎」の舞台裏
●「悪魔の受胎」電子音楽への試み
●トレーラー、TVスポット
●写真、アートワーク集

 

 

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『1/8 ハチブンノイチ』

2021-03-05 22:14:50 | SF

1/8 ハチブンノイチ
SOLUM(2019年ポルトガル)
 監督:ディオゴ・モルガド
 脚本:ディオゴ・モルガド
    ペドロ・モルガド
 出演:カタリーナ・ミラ
    ダーウィン・ショウ
    ゴンサロ・ラモス
    カルロス・カルヴァーリョ
    ディオゴ・モルガド

 ■ストーリー■
 TVのリアリティショーで無人島でサバイバル生活することになった男女、サラ、リアム、ジョン、クリストフ、エマ、キャロル、スコット、ポールの8人。しかし、ある日参加者の1人リアムが弓を持って襲ってくるのだった。

 □■□ネタバレあり□■□
 今作もですが、森村誠一『人間の証明』のネタバレも、、、。

 ■感想■
 ポルトガルのSci-Fi映画。

 本来、ネタバレがダメな作品ですが、ソフトのパッケージに大きくネタバレが!!
 しかも、ストーリー紹介のところにでなく、タイトルの下にデカデカと大きくネタバレ!!

 これは、角川映画『人間の証明』のTV宣伝 「キスミー、キスミー、キスミー、キリスミー、キリスミー、キリズミ、キリズミ、霧ズミ、霧ずみ、霧積、、霧積、、、」よりもひどい!!
 
 まぁ、そんなコト言っても、開始10分でワケのわからない未来的な人工衛星みたいな物体とヒューマノイドタイプの何かが画面に映ってきます。
 13分目には廃墟が、、。

 棄権した出場者が消えたりとか、それなりに普通でない描写はあるものの、一体何が起きてるの??と思わせたい作品のはずなのに、おっきくパッケージにネタバレが!!

 でも、リアリティ番組という設定がうまくかみ合っていないのか、全然面白くない!!

 ジョゼフ・ルーベン監督の『フォーガットン』(2004年)くらい驚きの展開でないとびっくりできない、、、。
 
 なぜ、この8人が選ばれたのか??
 なぜ、リアリティ番組??
 
 でも、ネタバレが無くても、かなりZ級な感じなのは確か、、。
 何でエイリアンが生き残った8人に、こんなコトしてるのか、意味が分からない、、。最後に生き残った他の5人がいるので、同じようなコト5回していたってコトですよね、、、。8人×6回で48人助けてくれれば良いのに、、、。

 なんか、犯人が分かっている推理小説を読んでいる気分でした、、、。

 

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『ウィッシュ・ルーム』

2021-03-04 00:33:04 | サスペンス

ウィッシュ・ルーム
THE ROOM(2019年フランス、ベルギー、ルクセンブルグ)
 監督:クリスチャン・ヴォルクマン
 脚本:クリスチャン・ヴォルクマン
    エリック・フォレスティエ
 アイデア:クリスチャン・ヴォルクマン
 協力:ガイア・ガスティ
    サブリナ・カリーヌ(サブリナ・B・カリーヌ)
    ヴァンサン・レヴェリック
 脚色:エリック・フォレスティエ
 出演:オルガ・キュリレンコ
    ケヴィン・ヤンセンス
    ジョシュア・ウィルソン
    ジョン・フランダース
    フランシス・チャップマン

 ■ストーリー■
 ロシア語の翻訳家ケイトとマットの夫婦は郊外の家に引っ越してくる。マットは、この家で木の鍵と、その鍵で扉が開く不思議な部屋を発見する。
 やってきた電気屋がこの屋敷に住む人間が現れるとは思わなかったと言われるのだった。この屋敷では、かつて殺人事件が起きていたのだ。調べると45年前にダーラム近郊で発見されたポール・シェーファーとマデレンの夫婦が殺され血の館と呼ばれる家だったことが分かる。また、逮捕された容疑者は身元不明(「ジョン・ドゥ)のままだった。
 マットはその後、発見した部屋では、望んだものが手に入ることに気づくのだった。ケイトとマットは大喜びする。
 子どもが欲しいと言うマットに対して、流産しているケイトは子どもを作ることを嫌がり、その部屋で子どもが欲しいと願ってしまうのだった、、、。


 ■感想■
 オルガ・キュリレンコ出演のフランス、ベルギー、ルクセンブルグのサスペンス映画。
 アメリカ映画かイギリス映画だと勝手に思っていたら、雰囲気が違うので、調べたら違ってました。

 何でも願いのかなう部屋が存在する屋敷に移り住んだ夫婦の恐怖体験を描いています。
 サスペンス映画というより、ホラー映画の方が正しいかも??

 町とか、社会を巻き込む大きな事件にならず家族の恐怖体験を描いてこじんまりとした世界で映画は進んでいきます。

 またまた、オルガ・キュリレンコ主演。
 本当に、オルガ・キュリレンコ出演作、良く観てます、、。
 今作は日本語吹替なしですが、もし吹替え版作成するなら、吹替は佐古真弓さん、小松由佳さん、下山田彩華さんあたりでしょうか??

 映画的にいうと、願いがかなう部屋が出てきた段階で悲劇になるパターンですよねー。これがコメディ映画だったらハッピーエンディングになるんでしょうが、、。

 でも、人間って、そう思わなくてもつい願いごとすることってないですか??
 まぁ、あの部屋に入らなければ良いだけのコトですけど、、、、。
 

 良く考えたら、食事を毎回願ったら、食費がかからないってコトでかなり節約に、、、。おウチご飯になっちゃいますけど、、。
 食事だけでなく、お茶もアルコールも、生活用品の色々なもの、、トイレの除菌シートに、トイレットペーパーに、歯磨きに、歯ブラシに、、、。

 生活必需品とか願うだけで手に入るから生活費がかなり楽になっちゃいますね、、、。ちりも積もればかなりの金額に、、、(食費やアルコール代はメチャクチャ大きいですけど、、)

 

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『キラーソファ』

2021-03-03 22:13:22 | ホラー

キラーソファ
KILLER SOFA(2019年ニュージーランド)
 監督:バーニー・ラオ
 脚本:バーニー・ラオ
 出演:ピイミオ・メイ
    ナタリー・モリス
    ジェド・ブロフィー
    ジム・バルルタクセ
    ジョーダン・リヴァース

 ■ストーリー■
 ダンサーのフランチェスカと友人マキシのもとに2人捜査官グレイビーとグレープがやってくる。元カレのフレデリコがバラバラ殺人に遭ったためだった。フレデリコはフランチェスカに執着しすぎたため、彼女が届けが受け入れられ、接近禁止命令が出て最近は会っていなかった。
 その後、フランチェスカはソファを入手するが、ソファはアンティーク家具屋でマキシの祖父ジャックに届けられるのだった。そのソファをジャックが触ると林の中を逃げている女性の姿を霊視してしまうのだった。ジャックは特殊な能力を持っていて、このソファに悪霊ディブクが憑りついていることを感じるのだった。その後、ソファはフランチェスカのもとに運び込まれるのだった。フランチェスカが警察で事件について捜査協力しているとき、フランチェスカと同居しているTJがソファに襲われるのだった、、、。

  ■感想■
 ミュージーランドのソファが人を襲うホラー映画。
 珍しいニュージーランドのホラー映画、、。

 ニュージーランドのホラー映画、ファンタジー映画と言えば、、

 ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや「ホビット」シリーズは、もちろんですが、ピーター・ジャクソン監督の『ブレインデッド』(1992年)をはじめ、『マイドク いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか』(1983年)、サイコホラー『アグリ』(1997年)、予知能力を持つストリッパーを描く『ストリッパー殺人事件』(1998年)等々ありました、、、。

 ソファが人を襲うというのでてっきり、ユルユルのコメディタッチの作品かと思いきや、ちゃんとした?ホラー映画でした。
 なぜ、ソファが人を襲う作品なのに、こんな真面目に作ったんでしょう??
 
 まぁ、ソファが人を襲うというこの設定だけで、ある程度のホラー映画ファンは観ちゃうので、今作の脚本&監督のアイデアは成功ですけどね!!
 こういう設定が好きなホラー映画ファンには、どうなんでしょう??
 もうちょっとふざけた感じの作品にした方が良かったような気もしますが、、、。
 登場人物たちが、コメディ映画のようにドタバタしたようなシーンもなく、基本的にはマジメ!!
 でも、細かいところは、けっこうユルユル!!

 なんか微妙な感じの作品になっています!!

 ホラー映画度 ★★★
 ドタバタ度  ★
 ユルユル度  ★★

 ランニングタイム81分の作品なので、1980年代にあったTVの地上波の90分枠の映画枠で放送したらテンポも良くなって面白く観れるかも??
 すごーく残酷なゴアシーンもないし、ちょうど良いのでは?? 

 

 

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『ガーンジー島の読書会の秘密』

2021-03-02 22:11:08 | ドラマ

ガーンジー島の読書会の秘密
THE GUERNSEY LITERARY AND POTATE PEEL PIE SOCIETY(2018年フランス、イギリス)
 監督:マイク・ニューウェル
 脚本:ドン・ルース
    ケヴィン・フッド
    トーマス・ベズーチャ
 原作:メアリー・アン・シェイファー(「ガーンジー島の読書会」(イースト・プレス))
    アニー・バロウズ
 出演:リリー・ジェームズ
    ミキール・ハースマン
    グレン・パウエル

 ■ストーリー■
 1941年、第2次世界大戦中のイギリスのガーンジー島はドイツの占領下にあった。ある夜、4人の島民が飲んで歩いていると夜間外出を禁止されていたためドイツ兵に呼び止められる。4人はとっさに、ガーンジー島読書とポテトピールパイ会の集まりの帰り道と言って言い逃れる。その場は4人のうちの1人エベンがゲロを吐いたため難を逃れるのだった。
 1946年、ロンドン、イジーシリーズを書いた作家のジュリエットは、ある日ドーシー・アダムスというイギリスのガーンジー島の住人から手紙をもらう。戦時中に入手したチャールズ・ラムの随筆集にジュリエットの名前があったため手紙を送ってきたのだった。チャールズ・ラムの本で笑うことができたとのコトだった。ガーンジー島では今も本屋がない状態だった。ジュリエットはドーシーが欲しがっていた本を送り、ドーシーが入っていると言うガーンジー島の読書とポテトピールパイの会について手紙をやりとりしだすのだった、、。

 □■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 メアリー・アン・シェイファー、アニー・バロウズの「ガーンジー島の読書会」(イースト・プレス)を映画化したドラマ。
 主演は『シンデレラ』のリリー・ジェームズ。
 監督は『鉄仮面』(1977年)、『ピラミッド』(1980年)、『サイレント・ボイス 愛は虹にのせて』(1987年)、『フェイク』(1997年)、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)、『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』(2012年)のマイク・ニューウェル。
 マイク・ニューウェルの作品は、『ピラミッド』しか観てないぞ!と思っていたら、けっこう観てました!!
 それにしても、1980年代の作品が1番最初に思い出されてしまうなんて、、、。
 年齢のせいでしょうかね??
 
 ブラム・ストーカー原作のホラー映画ですが、あまり話題にならずホラー映画ファンからも評判があまり良くない、、、。
 大して期待もしないで観たのが良かったのか、けっこう好きな作品です!!


 なぜか、ミステリーにもジャンル分けされている本作『ガーンジー島の読書会の秘密』ですが、ミステリー度はかなり低いです、、、。ジャンルで言えばミステリーでなくドラマでは??


 感動度    ★★
 ミステリー度 ★
 読書好き度  ★★★★★

 ヒロインのジュリエットは、ガーンジー島の読書とポテトピールの会を作ったエリザベスのことを知りたくなり、ガーンジー島へ行きます。
 でも、でも、もう観はじめた多くの映画ファンが気づいていると思います。

  エリザベスは、もうすでにいない、、、。戦時中のガーンジー島はドイツ軍に占領されていたし、どう考えても元気に生きているとは思えない、、、。

  ここからは悲劇が描かれるんだろうなぁ、。と思っていると、なぜか、島の読書好きなメンバーがみんないい人で、感動的な話に、、、。観るまえから、感動的なストーリーなんだろうなぁと思っていると、その通りに、、。

 たまには、こういう素直な作品も良いですね、、。

 

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『ザ・リトル・ストレンジャー』

2021-03-01 22:12:14 | ホラー

ザ・リトル・ストレンジャー
THE LITTLE STRANGER(2018年イギリス、アイルランド、フランス)
 監督:レニー・エイブラハムソン
 脚本:ルシンダ・コクソン
 原作:サラ・ウォーターズ(「エアーズ家の没落」(東京創元社))
 出演:ドーナル・グリーソン
    ウィル・ポールター
    ルース・ウィルソン
    リヴ・ヒル
    シャーロット・ランプリング

 ■ストーリー■
 若い医師ファラデーは、自分の母親がメイドをしていたハンドレッズ領主館にメイドのベティの往診で呼ばれる。ベティの症状は大きな屋敷で1人で不安になったために起きたことだった。その後、ファラデーは1917年に初めて屋敷に来たときの華やかだった頃のハンドレッズ館のことを思い出す。しかし、今や屋敷は荒廃し、住んでいるのもエアーズ夫人、長男ロデリック、姉のキャロラインとメイドのベティだけだった。ファラデーは、戦争でケガを負った長男ロデリックの足の治療に通いはじめるが、姉のキャロラインに魅了されていくのだった。

 ■感想■
 サラ・ウォーターズ「エアーズ家の没落」の映画化作品。
 ホラー映画として観るか、サスペンス映画として観るか、、、。
 と思っていたら、完全にホラー映画になっていました、、、。
 
 屋敷で起こっていることを、超自然現象として捉えるか、それとも心理的に追いつめられた人間が起こしたこととして捉えるかで作品のジャンルが変わってきちゃいますが、そんな心配もなくキャロラインを投げ飛ばす描写は明らかにホラー映画の表現です!!

 原作は上下巻でかなり長い作品ですが映画は、あっという間に観終わっちゃいます。

 今作はソフト化はなく配信のみのようです。
 最近、そんな作品が多くて困っちゃいます。自分はやっぱり好きな作品はDVDやブルーレイで持っていたい派なので、、。
 
 今作は1940年代のイギリスの田舎も豪邸を舞台にしているので、そういう作品が好きな映画ファンには面白いかも??

 自分は、普通でした。1回観れば十分って感じでしょうか??

  監督は『ルーム』(2015年)のレニー・エイブラハム。基本的にホラー映画とかスリラー映画とかでなく、普通のドラマを撮る監督みたいです。『リチャードの秘密』(2012年)、『FRANK フランク』(2014年)どの作品も未見です。

 ミステリー度 ★
 ホラー度   ★★
 ドラマ度   ★★★

 あまり原作から逸脱するわけにもいかないのでホラー要素が少ない!!ドラマが淡々としすぎ!!とか言えないです。
 軽い気持ちで観るとそれなりに面白いかもしれないです。少なくとも自分は期待しないで観たので普通に楽しめました!!
 

 

 

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