秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

那智大楠

2006-06-12 | 西国33箇所
那智大社の境内に樹齢800年をこす大楠があります。このご神木の根元付近に大きな洞があいていて、護摩木を持ってもぐれるようになっています。暗くて狭いところは苦手なので、見てただけ…

平重盛が参詣の際手植したものと伝えられ、楠の周囲は大人7名程が手をまわしても抱え切れない大木です。

実に堂々とした枝振りと、誇り高く茂った一葉一葉が訪れる参詣者の目にとまります。

本殿左横に八社殿があり、ここでも八咫烏(やたがらす)が祭られています。
  


熊野という地名は「隈の処」という語源から発しているといわれ、ここは奥深い処、神秘の漂う処ということ。
また「クマ」は「カミ」と同じ語で、「神の野」に通じる地名でもあります。

その「神の里」に詣で、漂う霊気にひたり神々の恵みを得ようとして、古代から多くの人々が熊野へ、そして那智山へ参詣されるのでしょう。



★2014/6/1追記
gooブログのカテゴリー登録が30→100に増えました。
おでかけ近畿は多数ノミネートされてましたので、33番目に西国33箇所めぐりを別立てしました。

2006年6月に熊野詣をした際に、西国33箇所1番札所で朱印帖を求めました。
熊野那智大社に青岸渡寺(せいがんとじ)が隣接しています。

記事タイトルの 西国33箇所 をクリックしていただくと、このカテゴリーの記事全部が表示されます。
ただし順番は最新のものからで時系列は逆となります。


青岸渡寺の画像とかは→2014/6/2



オーブの不思議

2006-06-12 | おでかけ・近畿
オーブとは、丸い球体で発光体のように見えるもの。写真に時として写っていますが、レンズ前にある埃だとか、光の映りこみだと言われますが。でも場所が場所なだけにちょっと??

ナイアガラの滝なんぞを見たことある人は、日本の滝ってちぃっちゃくて…とお思いになるでしょう。
私もそう思ってました。
でも那智の滝は、133mをストーンとほんとにまっすぐ綺麗に落ちいてて荘厳で、霊気すら感じられるような気がします。

古来より皆、手を合わせたくなるのがよくわかります。
とうとうと流れ落ちる水流に龍神が宿り、清らかな浄化のエネルギーが発せられているんだとか。

そこまで思わなくとも、マイナスイオンはいっぱい出てますからね。

この鳥居の左から300円を払ってもっと滝の近くまで行くことができます。

そこで撮影したのが下の画像です。
  

滝の右横に一つ、左側の赤い柵の真ん中に一つ、そして私の顔半分にも一つ。

3年前の夏の終わりに比叡山で撮影したときも、数々の写真にオーブがいっぱい写ってました。

熊野詣

2006-06-12 | おでかけ・近畿
紀伊山地は、神話の時代から神々が鎮まる特別なサンクチュアリです。2年前に高野山や熊野三山が世界遺産として登録されました。

こんなバスも見ました。
私たちが参加したバスツアーは、熊野三山参詣と、南紀勝浦温泉・ホテル浦島の忘帰洞2日間という格安ツアーでしたから、こんな立派なバスではなかったけど。

平日参加なら、12,800円、土日は残念ながら5,000円増しで17,800円。
お昼はついていませんから、お土産を買わなければ2万円ぐらい。
それでもホテル1泊が9,000円とすると、個人で車で行っても高速代もかかるしね。

それに、紀伊半島は高速道がまだまだ整備されていないので、海岸線沿いであれ、山道であれ、カーブの連続で運転が疲れますから。

土曜の朝8時半に大阪・梅田を出発。阪神高速から関空で阪和道に乗り換えて、吉備まで高速。

渡瀬温泉で昼食をとり、中辺路を通り、熊野本宮大社へお参り。
そのあと那智川下流の、新宮にある熊野速玉大社。
  

今から千年ほど前、宇多法皇の時代から上皇たちは競って「熊野御幸」を行うようになりました。

907~1303年の約400年間に、上皇・女院・親王合わせてなんと23,140回にも及ぶそうです。

京都から大阪の天満橋、住吉を経て和泉へ。
紀伊半島沿いに南下、田辺から中辺路を通り本宮にたどり着く、いわゆる熊野古道です。
20数日間も要する難行苦行の旅だったようです。

それでも熊野信仰は、武士階級や庶民へと広まり、江戸時代には「蟻の熊野詣」といわれるほど人気でした。

熊野三山とは、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社の3つです。
翌日詣でた那智大社の画像に、オーブが写っていました。

オカラスさん

2006-06-12 | おでかけ・近畿
これは熊野本宮大社の神符。俗に「オカラスさん」ともよばれるカラス文字で書かれた熊野山独特のものです。

おりしも12日はワールドカップの第1試合がありますが、日本サッカー協会のマーク、ボールを押さえている三本足の鳥が、この八咫烏(やたがらす)です。

明治時代にサッカーが日本で始まった頃から使用されているそうです。

神武神武天皇東征のとき、熊野灘の那智海岸に御上陸され、熊野から大和に入る険路を先導したと伝えられる瑞鳥で、熊野の守り神として今に伝えられています。

江原さんのスピリチュアル・サンクチュアリによると、熊野では自分のためではなく、人のために祈るとよいと書かれていたので、日本の勝利を祈ってきました。


熊野大社は平成24年をめざして屋根の葺き替えを予定していて、近いうちに白い幕で覆われ、この姿が見れなくなるそうです。