見かけによらない、とか、見かけで判断するなってよくいわれますが、実際は結構外見プラスその雰囲気から得る情報って多いですよね。第一印象の直感は意外とあたるもんです。
毎週見てるTV番組、昨夜は「人は見た目が9割」の著者竹内一郎さんがゲストでした。
いわゆる容姿だけでなくその人がもたらす空気も含めての外観で、人は9割を判断してしまうという内容でした。
その例として、ある横断歩道での実験です。
作業服を着た男性が信号無視して渡るときに比べ、同じ人がビジネススーツに着替えて横断歩道の信号を無視した時のほうが、つられて渡る人が3~4倍に増える。
この事例を言いきるためには、何度か試してみないとね。
作業服を着ている人が、非常に落ち着いて信頼できそうな人だったら、あるいはビジネススーツを着ていてもへらへら、おどおどした人だったら…
外見を覆う衣服などに固定概念もあるけれど、基本的にはその人が放つオーラみたいな雰囲気を敏感に感じ取るんだと思います。
誰しもそこまでアホではありません。
結構見抜いてます。
ずいぶん前に見たテレビの話です。
まったくモテない人を1ヶ月でモテル人に改造するという実験で、その人のバランス崩れた顔を美容整形し、体重を落としスリムな体型にしました。
1ヶ月たって、皆の前にお披露目されたときたしかに一見は別人でした。
でも立つ姿勢、歩き方、手のしぐさなど、やはりそれではモテんわぁ、と思いました。
馬子にも衣装、鎧兜を身につけて外見から入るということもありますが、内から変わると外見は必ず劇的変化を伴うように思います。
スポーツ選手や芸能界のタレントなども実績を積んでくると、どんな格好をしていても内からあふれ出る自信で目つきや姿勢でうんと違って見えますから。
行動を変えれば習慣が変わる。
習慣が変われば人生が、運命が変わる。
この一連の人生訓、どなたが言われたのか忘れましたが、行動の前にあるのが心、思いです。
まず最初に心ありきです。
たとえば明日からエレベーターを使わず階段を使ってみようと決断します。
それを行動に移し、習慣になるまで継続しているうちに、いろいろ変化があらわれてきます。
たとえば体重が減るかもしれないし、フットワークが軽くなり、ため息をつくことが少なくなるかもしれない。
そうなると考え方も変わってきて、物事への対処の仕方にも影響を与えます。
人生は流動的です。