童謡や唱歌ってすごい力があるなとは以前から思ってました。
成人してから親しんだ歌ではなくて、幼少の頃にしみこんだ歌が老人ホームなどでもよく歌われているとは聞きます。
うちの母もカラオケ教室通ってたぐらいでしたが、認知症が進んでからは歌えるのは童謡だけとなってました。
会いに行った時は、いつもその季節の童謡を一緒に歌うようにしてました。
例えば茶摘などを歌うと手拍子や手遊びもでるぐらい。
しかし「シャボン玉とんだ」は一緒に歌ったことがなかった。
日曜日、3ヶ月となったエソラと一緒に見舞いに行った時、スタッフの人もいるところで、エソラは「シャボン玉とんだ」が子守唄でお気に入りだと話しました。
すると、とても驚かれました。
その「シャボン玉とんだ」が母の十八番だといわれるのです。
一番この歌が好きで、ココのグループホームでは「シャボン玉とんだ」といえばうちの母といわれてるぐらい有名なんだそうだ。
知らんかった・・・
エソラもじいちゃんになったとき、シャボン玉とんだ♪と口ずさんでるのかもしれない。