オーケストラの後ろの方で大きなコントラバスを見かけることはあっても、じっくりその音を聞いたことがありませんでした。
今日、守口地区更生保護女性会の新年の集いが催され、1部の講演で講師された大阪保護観察所次長さんは、なんとコントラバスのソロを披露してくださったのでした。
おなじみサンサーンスの謝肉祭より「エレファント」他2曲。
落ち着いた深い音色は、想像以上に音量もありずし~んと心にしみいります。
しかしこんな大きくて持ち運びも大変で、きっと弦を押さえるのにも力要りそうで、なんでコントラバスを選らばはったんだろうと不思議にも思いました。
で、いつものごとくネット検索。
「コントラバス 性格」で調べてみると、でてくる 出て来る。
楽器別人相楽によりますと、
コントラバス奏者はオーケストラを低音部から支える文字通り「縁の下の力持ちで」ある。
一般的に低音域の奏者は表面に出ることよりも、より深い部分で本質を追求する姿勢が強い傾向にある。
そのため自己アピールや競争、独善などとはおよそ無縁の、健全で、誠実で楽観的で基本的に競い合うことがないおおらかな性格の持ち主が多い。
こうした大らかで物静かな奏者であられた次長さんが、プログラム最初に語られた「更生保護について」
更生保護が日本の文献で最初に登場したのは
日本書紀で720年、持統天皇の時代に、罪を犯した人たちが恩赦になり罪が許されとき、生活の糧になるように○○を持たせて赦免されたと記載されているそうです。
守口更女のメンバーも多彩で、トランペット演奏に日舞などいろんな芸達者ぶりを見せてもらいました。
そして圧巻は、手話付きビリーブのコーラスでした。