セックスボランティア（河合香織）

＜金曜は本の紹介＞

セックスボランティア（河合香織）

　「障害者の性」対して真正面から取り組んだ真面目な本です。「性」は「生きる根本」ということで、障害者に対しても１人間として「性」は必要であること等について書かれています。ただ、題名にあるようなボランティアの性というのは、必要ではあるけど、それが全てではないようです。メインは日本で頑張っている方・支えている方の話ですが、オランダでの状況についても書かれています。出だしから衝撃的な内容ですが、考えさせられる本です。お勧めな本です。

＜目次＞
序章　画面の向こう側
第一章　命がけでセックスしている－酸素ボンベを外すとき
第二章　１５分だけの恋人－「性の介助者」
第三章　障害者専門風俗店－聴力を失った女子大生の選択
第四章　王子様はホスト－女性障害者の性
第五章　寝ているのは誰か－知的障害者をとりまく環境
第六章　鳴り止まない電話－オランダ「ＳＡＲ」の取り組み
第七章　満たされぬ思い－市役所のセックス助成
第八章　パートナーの夢－その先にあるもの
終章　　偏見と美談の間で


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＜今日の独り言＞
　15ヶ月の息子は、おじいちゃんは指差すことができていたのですが、ようやくおばあちゃんを認識して指差すことができるようになりました。おばあちゃんも大喜びです^_^)