<金曜は本の紹介>
「編集長を出せ!「噂の眞相」クレーム対応の舞台裏(岡留安則)」の購入はコチラ
「噂の眞相」は、25年間という長い雑誌刊行の上、2004年3月に黒字休刊に踏み切った雑誌ですが、刊行中はトラブルや抗議の事例には事欠かなかったようです。
25年間スキャンダリズムを追及し、数々のスクープを世に問うたため、この世で怖いとされている存在の右翼、ヤクザ、解放同盟、エセから検察・警察に代表される権力機関、現役の総理大臣からひと癖ふた癖もある政治家、芸能人、スポーツ選手、作家など一通り対峙し、右翼団体に襲撃されて重症を負い編集室が血だらけになったことや、スクープ報道や裁判が新聞やテレビで派手に報じられ、こと名誉毀損の裁判では平均的な日本の弁護士にはまず絶対負けないだろうというくらい経験してきたようです。
この本は、編集発行人で編集長であった岡部安則さんのこれら体験が、メディア関係者だけでなく企業に身を置く人々に振りかかるトラブル劇の対処法の参考になればとの思いでまとめられた本です。
この本を読むと、トラブルを解決するのは何よりも会話が大事なこと、その解決のためには対人関係や人間そのものを知り尽くすことがいかに大切であるかがわかります。
私はこの本を読むまで「噂の眞相」という雑誌をほとんど読んだことはなく、逆にまゆつば物の本なのかなぁと思ってて、今を思えば、休刊になるまで「噂の眞相」を読んでいれば良かったなぁと思いました。
とても興味深く読めた本です。とてもお勧めです。
なお、「「噂の眞相」25年戦記」や「「噂の眞相」イズム」という本も同じ著者で刊行されていて、今後読みたいと思っています。また、「ポスト・噂の眞相」http://www.uwashin.com/というホームページがあります。
以下は、この本を読んで面白かった内容です。
・作家の渡辺淳一と女優の川島なお美が愛人関係であることが判明し、96年11月号で詳細に密会内容を掲載し、その後もスクープをものにしていったが、一度追跡していることがバレてしまった事件があった。川島なお美本人が「噂の眞相」取材班の車に近づき、「ちょっとあなたたち「噂の眞相」でしょう。わかっているのよ。みっともないので、これ以上追いかけるのは、もうやめてちょうだい!」と言い放って自分たちの車に戻っていったとのこと。また、この二人のスキャンダルのネタ元はタレ込みで、複数の女性から事細かくあったので渡辺淳一側近の愛人たちではないかとのこと。そして渡辺淳一が偉かったのは「噂の眞相」に対して一切抗議をしてこなかったことで、大して気にしていなかったことが後で判明したとのこと。それから渡辺淳一以上にしたたかでしなやかな対応を取ったのは川島なお美で、その後「週間SPA!」の巻頭グラビア企画で、新宿ゴールデン街で筆者と撮影を行い、川島なお美の提案でセーラー服装も取り入れた。
・作家・白川道と新潮社・中瀬ゆかり編集長カップルのスクープを97年9月号に掲載し、その後、取材を受けてもらえたが焼肉をおごられ、自らイチャイチャしながら二人の馴れ初めまで語ってくれて、この時の特集記事では二人をきちんと批判はしてあるが、なんとなくトーンが優しくなってしまった。憎めないキャラだし何事もオープンにされると「噂の眞相」としてはやりにくい。
・中瀬ゆかり、岩井志麻子、中村うさぎ、西原理恵子についてゴシップ記事として取り上げたが、ある夜その4人から呼び出され、新宿のホストクラブ接待を行うが、14万円という安い金額で切り抜けられた。「クラブ愛」が満席で助かった。
・誤報はたまにあった。編集部近くのスーパーで最上級のリブロースを何百グラムも買っている巨体を発見し、さっそく歌手の中島啓江の一行情報にしたが、後でオペラ歌手の森公美子であることに気づいた。
・張り込みをしている際に、警察から「何をしているんだ?」と職務質問を受けたら、「仕事で張り込んでいます」と堂々と答えることが大切である。また警察の指導は素直に受けた方がよい。
<目次>
はじめに
第1章 「噂の眞相」人間ドラマ裏面史篇
・最初の抗議電話一本の対応からすべての「人間ドラマ」が始まる!
・「編集長を出せ!」という抗議には権威主義の発想が圧倒的に多い!
・猪瀬直樹が田中康夫のエッセイに朝日新聞上層部を通じて政治的な圧力
・往年の朝日新聞スター記者だった本多勝一との交友と決別に至る経過
・呆れ果てたホンカツの情けなかった逆切れ言動による”晩節を汚した”事件
・最後の無頼派作家・渡辺淳一の愛人スクープの舞台裏事情を初公開!
・スキャンダルの情報提供者は、あろうことか側近の愛人たちの中にいた!
・渡辺淳一以上にしたたかでしなやかな対応を取った女優・川島なお美
・女優とは何かということを体現してみせた「川島なお美」流の生き方
・文壇随一のスキャンダル作家・柳美里の私小説路線のカゲキな面白さ
・反論インタビューに応じ、会食も申し入れてきた柳美里の正面突破作戦
・作家・白川道と新潮社・中瀬ゆかり編集長カップルの太っ腹な対応ぶり
・岩井、中村、西原、中瀬の女傑4人組に呼び出された緊張の新宿一夜
・4人まとめて記事を書いたことのお詫びをホストクラブ接待で切り抜ける!
・ヌードモデルとAV本番行為を暴露したことにベタな反応をした山田詠美
第2章 誌面で批判した有名人たちの反撃篇
・沈黙を守りながら満を持した林真理子の興味深い「最後っ屁」のやり方
・人気コラムリスト・中野翠のユーモア溢れる抗議とその後の絶縁のきっかけ
・自らの私的スキャンダルを逆手にベストセラー代表作を書いた生島治郎
・「不倫、略奪、離婚」の室井佑月の最終兵器的なしたたか手練手管作戦
・妻や家族への配慮のために訂正文を要求してきた有名人の抗議のケース
・扉イラストに描かれた有名人カップルたちの悲喜こもごものリアクション
・編集部に押しかけて抗議ではなくネタ元の開示を要求した女優・李麗仙
・新入り女性編集部員が犯したトンデモ間違いの笑えないミステイクの実例
・特殊な世界・少女漫画の作家たちに一般常識が通用しなかった裁判の体験
第3章 読者・取材者・警察とのトラブル篇
・一風変わった「噂眞」読者が引き起こした面白トラブル劇
・病んで妄想を募らせた女性読者たちのハプニング的行動の数々
・何かと通報を受けやすい張り込み取材班の警察とのトラブル対処法
・女性作家たちの合コンを張っていたらビートたけし一行に勘違いされて通報!
・有名サッカー選手の張り込みの障害となったホテルでの失敗の教訓
・メディアにかかわる人間は義理人情よりも情報公開を優先すべきが渡世なり!
・有名人に贈る「密会劇を写真雑誌に撮られない」ためのノウハウの伝授篇
・写真週刊誌の絶頂期と現在の衰退期における取材力と粘りの大きな違い
・堂々と社名入り用紙でのタレ込みから権力中枢の内部告発まで
・検察庁トップ総ぐるみの調査活動費の私的流用を告発した現役検察幹部
・グリコ・森永事件における「報道協定」スッパ抜きでマスコミは右往左往
・報道協定破りの報復として別件でやってきた警察のガサ入れと逃亡生活
第4章 東京地検から大物政治家まで全面闘争篇
・「和久・西川」のふたつの記事に対して東京地検特捜部が異例の併合起訴!
・東京地検特捜部の権力乱用に対処した「噂の眞相」の互角の戦いの軌跡
・結局逮捕されたオタク・宅八郎との不毛な連載中断トラブル劇の顛末
・名誉毀損で検察に逮捕された鹿砦社・松岡利康社長の長期拘留の背景とは?
・執拗に相手を追い込む記事づくりは”窮鼠猫を噛む”の結果を生みかねない!
・記事を書かれて訴えてくるタイプかどうかの「噂の眞相」的見分け方
・裁判はやめた方が得策と判断した場合には徹底的に下手に出て和解交渉
・朝日新聞、読売新聞、日経新聞に見る広報担当の際立った違いとは何か?
・記事づくりを厳密に検討しないと”重箱の隅を突っつく”裁判に負ける傾向が
・「噂の眞相」と大物政治家たちとの裁判トラブル劇の舞台裏事情を公開!
・森喜朗の売春検挙歴の証明で読者から指紋を募集して鑑定書を提出し和解
・野中広務の京都利権問題を巡る裁判で見た京都の重たい壁
・次期総理の呼び声が高い安倍晋三との裁判で見えたもの
・内閣情報調査室の「岡留を洗え!」という指令とさすがの”豪胆な抗議”
・関口警察長官が「噂の眞相」に狙われているという被害妄想を抱いて自滅!
第5章 右翼の総攻撃で学んだ究極のクレーム対応篇
・マスコミ業界内の「噂眞」協力者との馴れ合いを排した付き合いの重要性
・かつては蜜月関係にあった協力者の有名夕刊紙記者となぜ決別したのか
・オカルトに入れ込んだジャーナリスト生江有二との出会いと決裂の理由
・記事に対する抗議で編集部に殴りこんできた生江と駐車場での決闘シーン
・スキャンダルを書いたことがきっかけで逆に協力者になった出版界の大物
・紹介者を立てて接近してきたテレビ界実力者の狙いは業界の健全化だった
・自分のネタを直接売り込んでくる人物から問題ありの人物までの人間模様。
・「知り得た情報はすべて書く。」それしか解決方法はない「噂の眞相」イズム
・「噂の眞相」そ創刊した直後に遭遇した右翼団体との大々的なトラブル劇
・右翼団体の大々的な総攻撃から雑誌と会社の存続をどうやって守ったのか。
・トラブル処理の基本は自己責任の気概で相手の意向を察知して対処すべし!
・その後も天皇タブーにチャレンジし、大型街宣車が編集室に押しかけ抗議行動
・編集室が血で染まった右翼団体「日本青年社」二人の抗議襲撃事件の教訓
あとがき
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<今日の独り言>
2歳3ヶ月の息子は、パパが帰ってきて服を脱ぐと、すぐパジャマを押入れから笑顔で持ってきてくれます。ママより気がききます^_^;)
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この本は、編集発行人で編集長であった岡部安則さんのこれら体験が、メディア関係者だけでなく企業に身を置く人々に振りかかるトラブル劇の対処法の参考になればとの思いでまとめられた本です。
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とても興味深く読めた本です。とてもお勧めです。
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・張り込みをしている際に、警察から「何をしているんだ?」と職務質問を受けたら、「仕事で張り込んでいます」と堂々と答えることが大切である。また警察の指導は素直に受けた方がよい。
<目次>
はじめに
第1章 「噂の眞相」人間ドラマ裏面史篇
・最初の抗議電話一本の対応からすべての「人間ドラマ」が始まる!
・「編集長を出せ!」という抗議には権威主義の発想が圧倒的に多い!
・猪瀬直樹が田中康夫のエッセイに朝日新聞上層部を通じて政治的な圧力
・往年の朝日新聞スター記者だった本多勝一との交友と決別に至る経過
・呆れ果てたホンカツの情けなかった逆切れ言動による”晩節を汚した”事件
・最後の無頼派作家・渡辺淳一の愛人スクープの舞台裏事情を初公開!
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・渡辺淳一以上にしたたかでしなやかな対応を取った女優・川島なお美
・女優とは何かということを体現してみせた「川島なお美」流の生き方
・文壇随一のスキャンダル作家・柳美里の私小説路線のカゲキな面白さ
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・関口警察長官が「噂の眞相」に狙われているという被害妄想を抱いて自滅!
第5章 右翼の総攻撃で学んだ究極のクレーム対応篇
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・自分のネタを直接売り込んでくる人物から問題ありの人物までの人間模様。
・「知り得た情報はすべて書く。」それしか解決方法はない「噂の眞相」イズム
・「噂の眞相」そ創刊した直後に遭遇した右翼団体との大々的なトラブル劇
・右翼団体の大々的な総攻撃から雑誌と会社の存続をどうやって守ったのか。
・トラブル処理の基本は自己責任の気概で相手の意向を察知して対処すべし!
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