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キャッシュフローランキング(FCF、投資CF、営業CF)

2008年07月19日 01時00分00秒 | 株式
<土曜は株のおはなし>

  FCF(フリーキャッシュフロー)は、企業が自由に使えるお金のことで、税引き後利益に減価償却費を加えたものから在庫増加分などを差し引いた営業キャッシュフローと、設備投資額と有価証券投資額などの合計額である投資キャッシュフローを足して求められます。

 FCFは、企業価値を算出する基となる重要な指標で、企業価値は一般に将来にわたって生み出すFCFを一定の割引率で割って求められます。FCFがマイナスであれば、企業価値もマイナスとなってしまい、そうした企業には投資しないほうがいいということになります。

 しかし、短期間のFCFのマイナスに惑わされてはいけません。算出の基になる営業CFと投資CFを見たうえで判断しないといけないようです。

というのは、FCFがマイナスになるケースは大きく分けて以下の2つになりますが、(1)の短期の場合は将来の利益の礎のための設備投資が原因となっている場合があるためです。

たとえば、トヨタ自動車はFCFではランキング外ですが、営業CFのランキングで2位で、投資CFでワーストとなっています。

(1)営業CFはプラスだけれども、投資CFがそれを上回るためにマイナス
(2)収益が悪化するなどの理由で営業CFがマイナスであることが主因の場合

もちろん、長期でFCFがマイナスとなっている会社はあまりよくないと思います。

週間ダイヤモンド(2008.6.7)p70から引用しました。以下はFCF、投資CF、営業CFのランキングです。本誌ではそれぞれ25~30 位まで掲載されています。

<FCFランキング>
 1 日本電信電話
 2 NTTドコモ
 3 任天堂
 4 日産自動車
 5 キャノン
 6 松下電器産業
 7 武田薬品工業
 8 三井物産
 9 東海旅客鉄道
10 セブン&アイ・ホールディングス

<投資CF>
 1 任天堂
 2 ダイエー
 3 武田薬品工業
 4 楽天
 5 IHI
 6 ヤマハ
 7 兼松
 8 荏原
 9 長谷工コーポレーション
10 日立造船

<営業CF>
 1 日本電信電話
 2 トヨタ自動車
 3 NTTドコモ
 4 日産自動車
 5 ホンダ
 6 キャノン
 7 日立製作所
 8 ソニー
 9 デンソー
10 KDDI

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