いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

「お金が貯まる5つの習慣(平林亮子)」という本はオススメ!

2012年02月10日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「お金が貯まる5つの習慣(平林亮子)」の購入はコチラ

 この「お金が貯まる5つの習慣(平林亮子)」という本は、公認会計士の筆者がお金持ちと接する中で、お金持ちが共通して持っている行動や考え方についてまとめたものです。

 特に「お金が貯まる習慣」として節約・投資・教育・計算・感謝という観点からまとめています。

 お金持ちになるだけではなく、より良い人生を送るための秘訣が満載ですので、とてもオススメです!
 今まで、このブログで紹介してきた本の内容に重なるものも多いですね。

 特に以下については「ナルホド」と思いました。

 ・長期的な視点をもって無駄使いしない(タバコや缶コーヒーなど)
 ・定年後のための貯金を考えること
 ・必要なものを安く買う
 ・宝くじは買わず、サービスを提供しその対価を得る
 ・リスクを回避するために勉強する
 ・世の中に役に立つことに投資
 ・助け合い、分けあい、寄付をする
 ・素直さ、スピード、継続が大事
 ・借金は長い人生における収入と支出のタイミングのズレを調整するもの
 ・常にどうしたらできるかを前向きに考える
 ・人事を尽くして天命を待つ
 ・限界を決めない
 ・お金ではなく、お金を得る知恵やお金が入る仕組みを残す
 ・何事も予防が大切
 ・社会や世界に目を向ける
 ・子どもを大人の世界に引っ張り出す
 ・給与総額ではなく手取りを多くする
 ・早起き
 ・いつもニコニコ、常に感謝

以下はこの本のポイントです。

・お金持ちの人から見れば、喫煙は健康を害し出費を増やし、人間関係をも壊しかねない悪しき習慣でしかないというわけです。もちろん、「それでも「タバコが好きだからいい!」というのならOK!実際に吸っているかどうかは、本質的にはどうでもいいこと。ここで何よりも大切なのは、長期的な視点を持って計算していることとその結果を踏まえて判断していることなのです。毎日の缶コーヒー、適度に楽しめる携帯電話の有料コンテンツ・・・・・。1回ごとの金額は些少でも、積み重ねれば多額になるものが、世の中にはたくさん存在しています。

・お金持ちは、常に厳しく節約していまs。「え?だって、あんなに大きな家に住んで、あんなにいい車に乗って。贅沢しているじゃない?」という意見はごもっとも。でも、それはあくまで相対的に比較してみた結論です。つまり、お金持ちではない人から見たら贅沢をしているように見えるだけなのです。実際には、収入の割に質素な生活をしている人が多いのです。

・そもそも私たちは、80年近い人生の中で生活できるだけの稼ぎがあるのは、20歳から60歳くらいまでの間である人がほとんどです。その先、年金があるにしても、年金だけで生活するのは至難の業ですし、将来的に期待もできません。20歳から60歳まで働き、80歳で亡くなるとしましょう。働いている間の稼ぎが年間300万円だとすえば、毎年使える額はいくらになるでしょうか。相続と年金はないものとすると、
300万円×40年(20歳から60歳)=1.2億円・・・生涯収入
1.2億円/60年(20歳から80歳)=200万円・・・毎年使える額
給料を使い切ることの怖さがわかりますよね。先まで見通すことが、ここでも大切になってくるのです。労働によって得られる収入は、労働できない時期も含めた人生全体で使うもの。貯蓄できない生活はどこかで破たんする、ということなのです。節約とは、収入をすべて使い切らないということであり、人生全体にお金を配分するために必要なことであり、自分の人生を自分で設計し、お金をコントロールすることに他ならないのです。

・お金持ちは、なぜ持ち家派が多いのでしょうか。それには、いくつかの理由が考えられます。根本的な理由を挙げれば、持ち家のほうがリーズナブルである可能性が高いこと。理屈は非常に単純です。大家さんは、不動産業者から物件を購入して、その物件を賃貸しています。もしくは建築業者に代金を支払って建築し、その物件を賃貸しています。そうなると、不動産業者の利益と大家さんの利益が「家賃」に上乗せされることになります。それに対して持ち家は不動産業者から購入して終わり。不動産業者の利益だけが売買代金に上乗せされています。両者を比較してみれば、違いが浮き彫りになりますよね。そうです。賃貸の場合には、大家さんの利益がプラスアルファで上乗せされているのです。そのため、まったく同じ物件があった場合には、理論上は、借りるより買ったほうがリーズナブルになるのです。もちろん、建築業者や不動産業者の取引経緯、ローンの状況、不動産相場や家賃の変動など、さまざまな条件によって比較の結果は異なります。

・お金持ちは何を考えているのかといえば、持ち家か借家かではないのです。「自分はどんな場所に住みたいか」「どういう暮らしをしたいか」という自分の価値観を大切にしているのです。そして、それを実現できる家はどこのどんな家なのかを考えて選択するのです。お金持ちの人たちは「家」や「家族」というものをとても大切にしています。落ち着いて過ごせる家があるからこそ、日々を幸せに暮らせることを知っているからです。

・結局、大切なのは、どれだけ本気でほしいと思っているのか。本当に欲しいものは何なのか、必要なものは何なのかを、突き詰めて考えているか、ということ。それを考えずして、お金を上手に使い、コントロールしていくのは無理なのです。

・お金持ちは値段交渉の際、常に「相手のことを思う」「相手にもこちらにも損のない取引をする」ことを心がけているのです。また、できるだけ安く買うためには、経済情勢を把握することが大切。お金持ちは地価や路線価、為替や金利といった情報に敏感です。日常的に、経済ニュースから市場の動向をつかみ、ときには、町の様子から景気の状態を読みとっています。街を歩いていれば、ビルの空室の状況やどんな広さの空室が多いのかは、誰にでも理解することができます。だいたいどれくらいの部屋がどの程度の値段で貸し出されているのかもわかります。アルバイト募集の貼り紙を見れば、人件費の相場がわかります。各種利率もチェックしています。借り入れると利率は何%になるのか、預金は何%になるのか。ちなみに、景気が悪いときは基本的には「モノの買い時」で「お金の借り時」。

・財団法人日本宝くじ協会のウェブサイトによれば、宝くじの還元率は45.7%となっています。つまり販売総額に占める賞金の割合が45.7%だということです。14.2%が印刷経費や販売手数料などの事務費用に、40.1%が公共事業などに使われていまs。宝くじは、お金が増えるどころか、買った瞬間に価値が半減する可能性のある、いわば寄付なのです。それならば直接寄付をすえばいいだけのこと。寄付をする相手も選べるし、「寄付をした」と思えば気分も良いものです。また、宝くじに当たったとしても、ほかの人から集めたお金をいただくだけのこと。まさに、誰かが勝てば誰かが負けるというゲームでもあります。ゲームであると思えばそれでいいのでしょうけれど、その割には楽しめる要素が少ないでしょう。しかも、宝くじいは自助努力の余地がありません。当選番号を予測するという努力はあるのかもしれませんが、基本的には単なる確率論の世界。宝くじを購入したらあとは待つだけです。神頼みしかできない世界にお金持ちは希望やお金を託したりはしないのです。同じ理由で、競馬やパチンコといったギャンブルでお金を増やそうとする人もいません。彼らの多くが「ギャンブルをしたり、宝くじを買ったりするくらいなら、自分が元締めになる」と口を揃えます。

・社会に何のサービスも提供していないのにお金を受け取るというのは、社会からの寄付に甘えているのと同じ。お金持ちは、社会に労働や、商品や、便利さや、快適さといった何らかのサービスを提供し、その対価を得ることを何よりも大切にしているのです。

・サラリーマンはどうしても「働いた時間分、お金が支払われる」という意識にとらわれています。「残業したから残業代!」といった具合に。実際、そのような制度の中で生きていますから、当然ですよね。お金持ちは違います。「同じ仕事なら、短時間で終わらせよう」「何時間働いたかなんてよくわからない」と考えています。なぜなら「社会に提供したサービスの分だけお金をいただくことができる」と考えているからです。

・お金持ちは、相手がお金を払うだけの意味がある、というサービスを提供できなければお金を受け取れない、と考えているのです。だからこそ、自分がお金を使うときも、非常にシビアな判断をするのです。「本当にそれだけのお金を払う意味があるのか?」と。

・時間や体力の限界こそリスクだから、そのリスクを回避しようとして投資します。投資にもリスクがあるから、そのリスクを回避しようとして勉強します。そうやって本気でリスクを回避してきたから、お金持ちにもなっていくのです。

・お金持ちは、外食の際は接待に役立つかどうか、といった観点でお店を選びます。自分が何を食べたいか、ということ以上に、「このお店があったら便利かどうか」と考えていたりするのです。そうすれば、そのお店が続く便利さ、お客さんを連れて行ったときに常連としてカッコよくふるまえること、サービスが良くなって常連割引もあったりすること、など、広い意味でのリターンがあります。また、客としてお店の売り上げに貢献することは、そのお店に対する「投資」になります。

・お金持ちは、助け合い、分け合うことをとても大切にします。寄付をすることにも積極的です。直接のリターンのないことでも、見返りを期待せず、分け与えます。それは、お金持ちは、一人では生きていけないことをよく知っているからです。助け合わなければ、人生を全うすることなどできません。

・お金持ちは一攫千金を夢見ても、実際に一攫千金の取引を追い求めたりはしません。一攫千金により多額のお金を得るということは、宝くじと同じように、その分、損をしている人がいる可能性があるからです。また、同じ理由から、お金を儲けすぎないよう気をつけています。

・当たり前を当たり前に繰り返す。これがお金持ちへとつながっていくのです。だからこそ、もう一つ重要なのは吸収力。素直さ、と言い換えてもよいでしょう。①吸収力(素直さ)、②行動力(スピード)、③継続力(繰り返し)こそが、お金持ちとそうでない人を分けているのだと、見せつけられました。

・借金とは、長い人生における収入のタイミングと支出のタイミングのズレを調整する手段。ないお金を手に入れる手段ではないのです。だから、そのズレとして借金を利用するのは、良い借金。そもそもないお金をどうにかしようとするのは良くない借金ということになります。

・お金持ちは、「ローンを組むためにはどうするか」「良い物件と出会うためにはどうしたらいいか」「株で儲けるためにはどうしたらいいか」という「どうしたらできるのか」を考えるのです。考えたからといって、すべてが実現できるとは限りませんが、実現しようと考えて動かなければ実現しません。「そんなに前向きになれない」と思う人もいるかもしれませんが、お金持ちもそんなに強く前向きな人ばかりではありません。「どうしたらできるのか」を考えることができるというよりも、むしろ「できない理由を考える」クセがついていない、ということなのだと思います。

・自分で自分の限界を決めない。限界を決めることは無意味であるどころか、自分で自分を規定してしまって、かえって、マイナスです。そうはいっても、「こんなものだろう」という打算やあきらめが、心を支配してしまうのが人間でしょう。お金持ちは、「100万円はできたから、次は500万円」「このビジネスがうまくいったなら、きっとあれもうまくいく」と、限界のハードルをどんどん上げて、人生を楽しんでいます。限界は存在しているけれど、それは自ら規定するものではないし、時間とともに変化しているものであると考えているのです。

・お金は代々受け継いでこそ、財産となって積み重なっていくもの。だから、お金持ちは、お金ではなく「お金を得る知恵」や「お金が入る仕組み」を残すことを大切にしています。たとえば、お金ではなく家賃収入のある不動産を残す、というのもその一つ。

・何事も、事後的な対処より、事前の予防が大切。多くのお金持ちが健康に気を遣い、体を鍛えているのには、そんな考え方が根底にあるからです。

・人生に限りがあう以上、何事にも終わりがあります。その終わり方の戦略を「出口戦略」といい、お金持ちは入手時点で出口戦略を考えているものなのです。出口戦略を考えなければ、「自分が死んだ後のことは知らない」という非常に無責任な状態になるからです。

・住宅ローンは低金利で、他のローンを組むことを考えれば非常に安い利息で資金を調達できます。それならお金が貯まって繰上返済をするよりも、そのお金で投資をするなり、他の使い道をまず考えてみるというわけです。また、繰上返済をした後で、まとまったお金が必要になった場合、お金を借りようとすれば、住宅ローンよりも金利がかかります。そのため、住宅ローンを借り続けて流動性を高めておくほうが、安定した生活を送っていられるというわけです。

・お金持ちは、お子さんを大人の世界に引っ張り出します。たとえば経営者の方は、会社のパーティなどに、お子さんを連れてくることが多いのです。まだ小学校にも上がらないようなお子さんを連れていらっしゃることもあります。なぜなら、子供のころからいろいろな価値観に触れながら、少しずつ人脈を広げていくことが大切だからです。子供たちが自ら多くのことを学ぶことができる、教育の場であるというわけです。

・「早起きは三文の徳」。いうまでもありませんが、早起きは健康にも良く、何か良いことがあるという意味です。実は、お金持ちには(早寝)早起きの人が多いので、この言葉には説得力があるなあ、と感じます。早起きは、規則正しい生活を作る基本でもあり、毎日、まとまった自分の時間を作るという効果もあります。

・お金持ちは、本当にいつもニコニコしています。理由は明快です。それは、どんなときでも人生を楽しんでいるから。人生を楽しもうとしているから。一度しかない人生、楽しい時間が長いほうが幸せです。また、楽しいと感じているときは、判断力や集中力が高まるそうですから、的確な判断ができたり、短時間で物事を処理できたりするのです。そうなればさらに人生が楽しくなって笑顔になる。笑顔が笑顔を呼ぶ良い環境が生まれます。

・お金持ちは、何事にも感謝する習慣があります。天気に感謝し、他人に感謝し、ときには病気にさえも「休養をくれてありがとう」と感謝します。また、その際、必ず声に出します。

・お金持ちは「自分が他人に対して優しくすること」は「当たり前」のことだと思っています。それは自分が望んだことだからです。それに対して見返りをまったく期待していないといったら嘘になる場合もあるでしょう。でも、「優しくされたらありがとう、優しくするのは当たり前」という気持ちが根底にあります。まず与える、まず自分の力を尽くす、という発想があるのです。それが、お金も心の豊かさも手に入れる一番の秘訣だと私は確信しています。

<目次>
はじめに
第1章 節約とはお金をコントロールするための習慣である
習慣1 タバコを吸わない
習慣2 自分へのご褒美を買わない
習慣3 常に節約する
習慣4 持ち家に住んでいる
習慣5 安いものを買わない
習慣6 買うときは安く買う
習慣7 根拠のない確信を持っている
第2章 投資とはリスクを回避するための習慣である
習慣8 宝くじを買わない
習慣9 正当な報酬は堂々と受け取る
習慣10 労働時間は気にしない
習慣11 勉強する
習慣12 好きなお店に通う
習慣13 寄付をする
習慣14 食事をご馳走する
習慣15 お金を儲けすぎない
習慣16 その日のうちに行動を起こす
習慣17 預金よりも借金をする
習慣18 できない理由を探さない
習慣19 運を否定しない
習慣20 自分で自分の限界を決めない
第3章 教育とは身を守るための習慣である
習慣21 訴訟をいたずらに怖がらない
習慣22 引き出せない口座を持っている
習慣23 家族の保証人になる
習慣24 できるだけお金を残さない
習慣25 会社を利用する
習慣26 事前に弁護士のチェックを受ける
習慣27 購入するときに売却時のことを考える
習慣28 住宅ローンの繰上返済はしない
習慣29 世界に目を向ける
習慣30 子供のうちから大人と接する
第4章 計算は感情に流されないための習慣である
習慣31 お金の使い道を広く模索する
習慣32 お金の情報を冷静に整理する
習慣33 一攫千金よりも細く長くお金を稼ぐ
習慣34 給与を多くするのではなく手取りを多くする方法を考える
習慣35 会社を持つ
習慣36 常に名義に気を配る
習慣37 バランスシートの発想で資産を整理する
習慣38 感情に流されない
第5章 笑顔と感謝は日々を幸せに過ごすための習慣である
習慣39 早寝早起きである
習慣40 いつもニコニコしている
習慣41 損得を考えない
習慣42 世間の常識にとらわれない
習慣43 常に感謝する
おわりに

面白かった本まとめ(2011年下半期)

<今日の独り言> 
Twitterをご覧ください!フォローをよろしくお願いします。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする