<金曜は本の紹介>
「一生かかっても知り得ない 年収1億円思考(江上治)」の購入はコチラ
「一生かかっても知り得ない 年収1億円思考(江上治)」という本は、年収1億円を稼ぐ人に共通した具体的応用可能的なスキルについてまとめたものです。
著者が保険営業等の顧客にヒアリングした結果、稼ぐ人たちには共通点があることがわかり、「もっと稼ぎたい人々」のためにそれらをまとめてこの本を書いたようです。
具体的には以下のことなどについて書かれていて、私も実践して、よりよい人生を過ごしたいと思います。
・職業教育の基本は丁稚奉公
・投機的な生き方はダメ
・クレームを大切にし改める
・数字を自分の目で確かめ、分析すること
・返礼は必ずする
・褒めるのは具体的な行為や結果に対して具体的に指摘
・年功序列・終身雇用・家族的経営が稼ぐ人
・名前を大切にする
・決してあきらめない
・業績はトップのあり方
・接客マナーと店舗の清潔さは重要
・人に教えられたことを素直に実行
・20代でパートナーを見つけ、その性格等は自分と逆のタイプ
・占い好き、ブランド好きはベストパートナーとはいえない
・事業は大儀、正義が必要
・ビジネスは値切れるものは値切る
・身内は大切にする
・秘密は守り、恩を忘れない
・売れる人(商品)の法則は、関係性と拡張性、一貫性
・人生は有限であるから人生計画をつくることは重要
・稼ぐ人は自分のポジショニングが的確でうまい
・自己分析すること
・嫌なことを率先してやる人ほど評価が高い
・好かれる人間、稼げる人間は相手本位
とてもオススメな本です!
以下は、この本のポイントなどです。
・「稼げない人」の共通項を「ここが稼ぐ人と違う」という点でしぼりこんでいくと、大きく5項目が重要項目として残る
①マインド
②固定観念(概念)
③素直さ
④数値判断
⑤金遣いの思考
・丁稚奉公などとんでもない、待遇をよくして、ほめて育てろ、叱ってはいけない、という。こんな「甘えの構造」の中で、自立した、自分の力で稼げる人間など育つわけがないのである。
・投機的な生き方をすると、人間は短絡的な考えに陥りやすい。そのやり方で一時的にはうまく行くときがあっても、結果としては絶対に成功しない。そして、失敗したと分かったときの対応が、また遠い。
・こいつを何とかしてやろうと考えるから、上司・先輩は叱ってくれる。本当に見込みがないやつだと思い切ったら、あるいは嫌いなやつだと思ったら、とっとと配置転換したり、クビにしたりするはずなのだ。クレームが来たら、あるいは文句を言われたら、ありがたいことだと素直に聞く。自分の気づかなかった欠点を指摘してくれたと考えて、自らその欠点に食らいついていく。納得することは、すぐに改める。そういう態度が、固い頭を柔軟な頭につくり変えてくれし、「稼げる人」に脱皮するもとになるのである。
・稼げない経営者も同じである。いやな数字、赤字の数字、そういうものから逃げようとする。赤字のとき、営業活動がうまく行っていないときほど、数字と向き合う必要がある。数字を皿のように見て、何が原因で赤字になっているか、分析しなくてはならない。
・数字が苦手だという人は、「家計簿」をつけたらいい。何にいくら使ったか、どの行動にどれくらいの時間をかけたか。メモをつけていく。それが、偽らざるその人間の現実の姿である。家計簿を見たら、自分に投資ができているかどうか、他人のためにお金を使っているかどうか。それが、如実に現れてくるだろう。
・私がサラリーマンになったとき、母から教わったことがある。それはお世話になったりしたら、必ず相手をご馳走したりして返礼しなさいということ、何か教えてもらおうと思ったら、手土産を忘れてはいけないということだった。これも日常の投資思考である。節約は大切なことなのだが、何もかもみみっちく、ちまちまと財布の中身を心配していては、臆病になってかえって損をすることが多いのである。
・どんな逆境に追い込まれても、「なにくそ」とはいあがるエネルギーは、欲のないボンボンからは出てこない。部下がそのような人間であったら、同じ歩調で「稼いでいく」ことは、まずできない。早くクビにしたほうがいい。
・母親は小学生時代のA氏の手を引いて、毎日、買い物に連れていった。商店街に入ると、お客様がたくさん入っている店、ほとんど入っていない店がある。歩きながら、母親は一つひとつ、尋ねたという。「あの店が、どうして流行っているか、分かるかい」「なぜ、あの店にはお客様がいないか、分かる?」A氏は幼いながらに、その店の様子を観察し、「あのみせは、入り口の周りが汚いから、お客様が入らない」「このたこ焼き屋はおいしそうなにおいがしてくる。ガラス張りでたこ焼きを焼く姿が見えるから、いい」考えたことを言う。するとその言葉に対して、母親は「へー、おもしろい意見だね。」「いいところを見ているね」とホメ言葉を返してくれる。褒められるのが嬉しくて、いつも商店街の店の様子を観察する癖がついたという。
・すべて机上の勉強では身につかないものばかりなのだ。いくらペーパーテストが優秀でも、社会で役立つ実学はそうは簡単に身に付かない。いかに幼いときからの育てられ方が大切であるかを、A氏の幼児体験は物語っている。私が思うに、A氏のお母さんの褒め方が良かったと思う。母親は褒める時に、抽象的な表現で褒めているのではない。A氏の言葉の、具体的な事実に対して、具体的に褒めているのである。
・褒めるのは、具体的な行為や結果に対して、具体的に良いところを指摘しながら褒めるのでなくてはならない。子供は褒められると嬉しいから、指摘された具体的なことに対して、もっと褒められようとするのだ。
・「稼ぐ人」は日本の伝統的価値観に忠実であることをここで指摘しておきたい。決して欧米流の、合理的な、冷めきった思考法で事業を行っていないということである。年功序列である。終身雇用である。「自分と一緒に苦労して会社をつくってくれた人間がいちばん偉い」と公言してはばからない。家族的経営である。上場企業になろうなんて考えない。会社を大きくしようなどという考えもない。これが儲かる会社であり、儲かる経営者の経営である。
・名前を大切にする。自分の名前には、それを付けてくれた両親の思いが込められている。こういう人間になってもらいたいという思いがある。長男である私の名前「治」は、江上家を治めてほしい、という願いから付けられたと聞く。その思いを、自分の名前を通して大切にするのである。それが伝統的価値観を大切にする原点といってもいい。それはさらに、お年寄りを大切にするとか、電車の席を自然にふつうに譲るとか、目上を立てるとか、挨拶がきちんとできるとか、おすそ分けするとか、そういう日本に昔からあった美風につながっていく。
・とてつもなく「稼ぐ人」で驚かされるのは、ストレス耐性の強さである。どのような状況の中に置かれても、あるいは不遇な環境に追い込まれても、決してあきらめることがないのだ。不遇から再起することが重要なのだ。そのためには、もくもくとストレス状況に耐えて、チャンスをつくっていかなくてはならない。ただ「あきらめない」という、自らの強い意志だけが頼りなのである。
・会社の不振は社長以下経営陣の責任。そいつらが腐っているからである。業績がよくないのは、支店長にすべての原因があるのだ。正すべきはトップのあり方をおいてほかにない。
・カリスマ美容師といわれたくらいだから、技術は抜群だった。しかしH氏の偉かったのは、技術のみに寄りかかるのではなく、接客マナーと店舗の清潔さを重要視したことだった。特に、お店は絶対にきれいでなくてはならなかった。「トイレは自分で掃除した。それも掃除用具などは使わない。毎日、素手で汚物をぬぐい取り、隅々まで磨き上げた」という。技術のすばらしさも加わり、たちまちお客様が、寝る間もないくらい訪れるようになった。
・S氏にしても古賀氏にしても、のちに自分の強みとなる分野を強引に開拓していったのでなく、人に教えられた方向で「これは!」と思うことを素直に実行した。人の言うことを、柔軟に聞く耳を持っていた。実は、それが成功にいたる入り口だったのである。
・「稼ぐ人」になりたいなら、社会に出るときの職種、業種、会社の選択を間違えてはいけない。
・私の見るところ、稼ぐ創業経営者は20代でパートナーを見つけ、そしてその女性の性格などは、経営者と逆のタイプを選んでいる。離婚はしない。これが共通したものである。
・たいした欠点じゃないと軽く考えて、うっかりパートナーにしてしまうと、のちのちえらい話になる。稼げる人になるはずなのに、まったく逆に「没落させてしまうパートナー」となるからである。たとえば「占い好き」がそれである。彼(彼女)の心は占いによって、つねに動いている。占いが頼りであり、人生を生きる糧である。ということは、何事にも他律的に生きているということである。こういうタイプは、確かな自分の考えや判断よりも、他人の考えに振り回されやすい。あなたの生き方や行動の邪魔をする可能性もある。ベストパートナーとは言いがたいのでさる。また、「ブランド好き」というのも困る。この種の人間には、ぬぐいがたいコンプレックスや欲求不満を、強く内包している場合が多い。何がしかの不幸な経験を持っていて、それをトラウマとしているのである。現実的に考えても、ブランドが好きな人間は厄介だ。ブランドグッズが好きなら金がかかるし、大学や会社ブランドが好きなら、いつもあなたはそれらと比較されながら付き合わなくてはならない。金食い虫や批評家をベストパートナーとは、絶対に言うことが出来ないのである。
・事業で成功することは諸刃の剣であって、大きな利益を得ると同時に、周囲のやっかみ、ひがみを誘発させることでもある。成功者の足をどうしても引っ張りたくなるものだ。成功したら必ず襲ってくる、そうした大小の波を消す消波構造物の役割を負うのが、「大義、正義」であると言うのである。
・ビジネスで使うお金は、すべて投資だから、生きなくてはならない。だから値切れるものはすべて値切る。だが逆に、ここにお金をかけるべきだと判断すれば、思い切ってお金をかけていく、というのも投資勘定である。要は、お金の遣い方のメリハリである。私が広島市に事務所を出す際に、このH氏からアドバイスされたのは、「事務所は、いい場所に借りなさい」「接客するスペースには、お金をかけなさいよ」ということだった。お客様が来やすい場所に事務所を設けること、その事務所の中でもお客様と接するスペースのみにはお金をかけること(社長室はどうでもいい)の2点である。
・身内は、社内の人であり、先輩・友人・知人であり、家族である。こうした身近に接する人たちと心を打ち解けて付き合い、ふだんから可愛がってもらっておかないと、いざというときに、大変な困難に陥る。
・ふだんから身内を大切にし、感謝の気持ちを持ち、その気持ちで接していたら、足を踏み外しそうになったとき、「おい、お前、大丈夫か」と聞いてくれる。諫めてもくれる。
・「秘密を守る」と同じくらいのウェイトにあるのが「恩を忘れない」ということだ。
・「売れる人(商品)の法則」をまとめて言うと、「関係性と拡張性、そして一貫性」となろう。これが「稼ぐ人」のキーワードである。
・まず、稼ぐ見込みのある部下とは何か、H氏の答えは明快である。
①「人を喜ばせたい」というヤツより「なんとしてもベンツに乗りたい」という欲望のはっきりしている人
②自分を殺しても「目上にだけは恥をかかせない」滅私奉公のマナーを身に付けている人
③先輩の「欠点」「弱点」などをすばやく察知し、「先回りして穴を埋めることが出来る」鋭い洞察力を持つ人
④自分の「不得意、嫌いなことには目をつむって我慢できる」天性の鈍感さのある人
・会社を大きくできる人というのは、自分は裏方に引っ込んで分身を何人も育て、営業や技術から経営(マネージメント)に舵を切れる人である。
・そもそも私たちの人生そのものが、「時間」によって成り立っている。人生は無限ではなく、いつかは終わりを迎える有限な時間である。その有限な人生という「時間」の中でビジネスは展開されている。だからこそ、ここに「期限」という意識が大切なものになってくるのである。私のセミナーでは、こうした考えに基づいて「人生計画」をつくることを根幹にしている。むろん、部下への教育でも、人生計画から日々の時間割、24時間の自己観理(自分の行動を客観的に観察すること)を徹底させている。
・「死ぬ日」から逆算して人生を考えるのである。未来の人生をイメージし、人生の目的を明確にする。これが「人生計画」である。さらに10年刻みで自分がなすべきことを考え、最初の3年を詳しく具体的に考え、この1年の短期計画を立て、毎日毎日24時間の時間割、つまり時間の使い方に降ろしていく。
・稼ぐ人は、ポジショニングが的確でうまい。自分の強みを存分に生かし、お金を稼ぐことができるポジション、自分にとって適切な「働き場所」を知っている。個人で働く場合でも、組織で活動する場合でも、的確なポジションをとらなければ、よい仕事はできないし、お金を得ることもできないということを彼らはよく知っている。
・自己分析ができない人は、身近な人に自分の評価を聞いてみることをお勧めする。思いもよらなかった意外な自分の強み、弱みが見えてくるかもしれない。それを前提に、自分のポジショニングを決めるのも手である。特に、何か行動を起こそうとするとき、迷いが生じたときにも、私は周りの人の意見を聞くのは大事だと思っている。ネガティブな意見も出てくるかもしれない。最終的にはあなたの人生だから、決定者はあなただが、選択の参考になるはずだ。
・嫌なことを率先してやってくれる人ほど、周囲の評価が高く、稼ぐこおができると述べたわけだが、プロ野球の世界でも同じことがいえる。もっともそれが顕著に表れるのが、引退後である。実力本位、個人本位でならしたエースの場合、成績がよいときは年俸はうなぎ登りだが、故障でもして、投げられなくなったら、球団は案外冷たいものである。見放してしまうことが多い。しかし、苦労した中継ぎ投手の場合は、フロントもその働きに何とか報いたい、球団に残ってもらいたいと考える。苦労もしているから、コーチとして若手を育成するのも上手であることを知っている。実際、華々しい活躍をした超一流選手よりも、苦労をした選手のほうが、教わる選手の気持ちが分かる分、指導がうまいようである。現に、現役時に中継ぎ投手など苦労した選手のほうが、引退後も球団に残って、活躍している人が多い。つまり、安定的に稼ぎ続けているわけだ。組織への貢献心を示すことで高い評価を受けることは可能だ。
・人のいいS氏のことだから、騙りを働く悪い人も寄ってくる。これまでに騙された金額は3億円とも4億円ともいうが、決して恨みに思うようなことはない。少なくても口にはしない。「よい勉強になった」というのみである。その姿勢も常に一貫している。騙されることはあっても、人を裏切ることは決してない。そのことを、A社の社長も含めてだれもが知っているから、彼に対する信頼は増すことがあっても、減ることはない。彼に仕事をしてもらおうと自然に思えてくるのだ。自分が自分がと前のめりにならずに、常に他者のことを考えること。これも、稼ぐポジションを得るために、必要なことに違いない。
・私はクレームを絶対に大事にしろと口をすっぱくしていっている。クレームは、自分が足りないところ、間違っていたところを教えてくれる。なぜ、クレームが出たのかを、背景から分析し、反省して、今後の行動の戒めとしていけば、相手との差を埋めていく絶好の機会になる。繰り返すが、クレームは、こちらへの期待の裏返しでもある。それを直せば、新たな仕事に結びつく可能性も秘めているのである。
・好かれる人間、稼げる人間はどこまでも相手本位である。常に相手は何を考えているのか。相手は何を望んでいるのかを考える。営業に行っても相手の言うことを正確に把握する。だから、そもそも人を怒らせない。そうして、献身的に、相手を支えようと努力する。ティアップしようと、工夫する。だから儲けられるのだが、稼げない人間は自分のことしか考えないから、稼げるチャンスを逸してしまう。私は、自己の保身ほど、みっともないものはないと思う。
・目は口ほどに物を言うともいうが、行動は何よりも雄弁に、その人を語る。つまり、どう行動をとるかによって、他者に試されていることを知るべきだ。稼げない人間はそのことを分かっていない。特に、お金がある人、社会的に地位が高い人、つまり仕事上のキーパーソンとなる人ほど、相手の行動の裏を察知する力がある。リアクションをつぶさに見て、人を判断する。クレームを出したら、その相手はすぐに駆けつけたか。ごめんなさいと謝ったかどうかを確認する。逆に、自分の保身に走っているようだったら、その程度の人間と判断し、相手にしない。嫌われる人間は嫌われるべくして嫌われている。稼げない人間はだから根本から変わらなければいけないのである。
<目次>
はじめに 年収800万円までの人と年収1億円を超える人は、決定的に「稼ぐ思考」が違う
第1章 一生かかっても知ることのできない年収1億円「稼ぐ人」の思考
年収1億円超の社長だけが知る「稼ぐ人」「稼げない人」の5大法則
「マインド」の低さ、弱さは、「稼げない人」最大の特徴
「稼ぐ」マインドは、丁稚奉公から生まれ、育つ
損は「金にしがみつく」限り、ふくらみ続けていく
クレームを「財産」という、本当の意味がわかるか
人は感情に流されやすい。だからこそ「数字」を見るのだ
「貯める」と「稼ぐ」を誤解しては一生稼げない
第一章のポイント 「稼げない人」の5つの共通項
第2章 年収1億円「稼ぐ人」には、15歳までの環境と20代の経験に秘密がある
何もないから「欲」が生まれ、欲が稼ぐ「行動」を生む
枝葉末節にとらわれない人だけがとてつもなく「稼ぐ人」になれる
賢い母親の口癖から「稼ぐ人」はつくられる
いくら世の中が進歩しても、ビジネスの、人間の、本質は変わらない
執着心から生まれるストレス耐性は、「稼ぐ人」に不可欠な能力である
「強み」は得意分野ではない。「強み」は自分で見つけてはいけない
「素直さ」がない人には、本物の「強み」は見つからない
「稼ぐ人」たちは、どんな女性をパートナーに選んでいるのか
「好きな」女を妻にすれば、一生「稼ぐ人」にはなれない
第2章のポイント 「とんでもなく稼ぐ人」の成功7カ条
第3章 メンターから教わるべき非常識な「稼ぐ人」7カ条
「稼げない人」にも救いはある。それが「稼ぐ人」の7カ条
大儀のないビジネスは、必ず打たれる
お金は、人を殺す
売り上げを挙げる。これが人間を一番元気にする
無用は、人であれ、モノであれ、すぐに切れ
若いときの背伸びは、大いに結構
計算するな、プライドは捨てろ。人の心を動かす「行動」ができなくなる
「元気、礼儀、気遣い」はビジネスセンス。それがファンを増やし、助けてくれる
性格に、ビジネスモデルを合わせる
第3章のポイント 「心に沁みた」メンターの教え
第4章 商品としての「自分」を売れるとてつもなく「稼ぐ人」の法則
お金の匂いのする人になれ
バラ色の将来を見せることができているか
人脈、つながりこそ「資産」である。だから「おしゃべり好き」は稼げない
人間は、お金とプライドの奴隷である
とてつもなく稼ぐ人で、「誠実さのない人」を私は知らない
「稼ぐ人」の不変の法則。関係性と拡張性、そして一貫性
第4章のポイント 「自分を売れる人」は、ここが違う!
第5章 4条件をクリアできる部下は、間違いなく年収1000万円
突き抜けて「稼ぐ」には、分身を育てるしかない
年収1000万円稼ぐ部下の4条件とは
愛と金で部下を奴隷に
「利益を上げる人」と「会社を大きくできる人」は実はまったく違う
社長の給料は、仮払いと理解させよ
死ぬまでに、何をするか
第5章のポイント 「稼ぐ部下」を分身にする法
第6章 戦略性に富んだポジショニングが「稼ぐ人」との分かれ目
稼ぐ人は、稼げるポジションで仕事をしている
「ターゲットを絞る、明確にする」とは本当はどういうことか
向かないことは絶対しない
「捨てる」ポジショニング法
迷ったとき、困ったとき、他人に頼ることで気づくことがある
長生きするコツは、組織に貢献するポジショニング
1対1のポジショニングでも、大きな「成果」を生む
第6章のポイント 正しく「ポジショニング」をつかむ要素
第7章 なぜ、稼げない人は「稼ぐ人」と付き合うことができないのか
自信がないやつは嫌われる。嫌われるやつは稼げない
すぐに「ごめんなさい」と言える人間は、嫌われない
スキルトレーニングで人は、稼げる人に変わる
効率より、効果だ
第7章のポイント 「嫌われる人間」にならないためには
面白かった本まとめ(2011年下半期)
<今日の独り言>
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・年功序列・終身雇用・家族的経営が稼ぐ人
・名前を大切にする
・決してあきらめない
・業績はトップのあり方
・接客マナーと店舗の清潔さは重要
・人に教えられたことを素直に実行
・20代でパートナーを見つけ、その性格等は自分と逆のタイプ
・占い好き、ブランド好きはベストパートナーとはいえない
・事業は大儀、正義が必要
・ビジネスは値切れるものは値切る
・身内は大切にする
・秘密は守り、恩を忘れない
・売れる人(商品)の法則は、関係性と拡張性、一貫性
・人生は有限であるから人生計画をつくることは重要
・稼ぐ人は自分のポジショニングが的確でうまい
・自己分析すること
・嫌なことを率先してやる人ほど評価が高い
・好かれる人間、稼げる人間は相手本位
とてもオススメな本です!
以下は、この本のポイントなどです。
・「稼げない人」の共通項を「ここが稼ぐ人と違う」という点でしぼりこんでいくと、大きく5項目が重要項目として残る
①マインド
②固定観念(概念)
③素直さ
④数値判断
⑤金遣いの思考
・丁稚奉公などとんでもない、待遇をよくして、ほめて育てろ、叱ってはいけない、という。こんな「甘えの構造」の中で、自立した、自分の力で稼げる人間など育つわけがないのである。
・投機的な生き方をすると、人間は短絡的な考えに陥りやすい。そのやり方で一時的にはうまく行くときがあっても、結果としては絶対に成功しない。そして、失敗したと分かったときの対応が、また遠い。
・こいつを何とかしてやろうと考えるから、上司・先輩は叱ってくれる。本当に見込みがないやつだと思い切ったら、あるいは嫌いなやつだと思ったら、とっとと配置転換したり、クビにしたりするはずなのだ。クレームが来たら、あるいは文句を言われたら、ありがたいことだと素直に聞く。自分の気づかなかった欠点を指摘してくれたと考えて、自らその欠点に食らいついていく。納得することは、すぐに改める。そういう態度が、固い頭を柔軟な頭につくり変えてくれし、「稼げる人」に脱皮するもとになるのである。
・稼げない経営者も同じである。いやな数字、赤字の数字、そういうものから逃げようとする。赤字のとき、営業活動がうまく行っていないときほど、数字と向き合う必要がある。数字を皿のように見て、何が原因で赤字になっているか、分析しなくてはならない。
・数字が苦手だという人は、「家計簿」をつけたらいい。何にいくら使ったか、どの行動にどれくらいの時間をかけたか。メモをつけていく。それが、偽らざるその人間の現実の姿である。家計簿を見たら、自分に投資ができているかどうか、他人のためにお金を使っているかどうか。それが、如実に現れてくるだろう。
・私がサラリーマンになったとき、母から教わったことがある。それはお世話になったりしたら、必ず相手をご馳走したりして返礼しなさいということ、何か教えてもらおうと思ったら、手土産を忘れてはいけないということだった。これも日常の投資思考である。節約は大切なことなのだが、何もかもみみっちく、ちまちまと財布の中身を心配していては、臆病になってかえって損をすることが多いのである。
・どんな逆境に追い込まれても、「なにくそ」とはいあがるエネルギーは、欲のないボンボンからは出てこない。部下がそのような人間であったら、同じ歩調で「稼いでいく」ことは、まずできない。早くクビにしたほうがいい。
・母親は小学生時代のA氏の手を引いて、毎日、買い物に連れていった。商店街に入ると、お客様がたくさん入っている店、ほとんど入っていない店がある。歩きながら、母親は一つひとつ、尋ねたという。「あの店が、どうして流行っているか、分かるかい」「なぜ、あの店にはお客様がいないか、分かる?」A氏は幼いながらに、その店の様子を観察し、「あのみせは、入り口の周りが汚いから、お客様が入らない」「このたこ焼き屋はおいしそうなにおいがしてくる。ガラス張りでたこ焼きを焼く姿が見えるから、いい」考えたことを言う。するとその言葉に対して、母親は「へー、おもしろい意見だね。」「いいところを見ているね」とホメ言葉を返してくれる。褒められるのが嬉しくて、いつも商店街の店の様子を観察する癖がついたという。
・すべて机上の勉強では身につかないものばかりなのだ。いくらペーパーテストが優秀でも、社会で役立つ実学はそうは簡単に身に付かない。いかに幼いときからの育てられ方が大切であるかを、A氏の幼児体験は物語っている。私が思うに、A氏のお母さんの褒め方が良かったと思う。母親は褒める時に、抽象的な表現で褒めているのではない。A氏の言葉の、具体的な事実に対して、具体的に褒めているのである。
・褒めるのは、具体的な行為や結果に対して、具体的に良いところを指摘しながら褒めるのでなくてはならない。子供は褒められると嬉しいから、指摘された具体的なことに対して、もっと褒められようとするのだ。
・「稼ぐ人」は日本の伝統的価値観に忠実であることをここで指摘しておきたい。決して欧米流の、合理的な、冷めきった思考法で事業を行っていないということである。年功序列である。終身雇用である。「自分と一緒に苦労して会社をつくってくれた人間がいちばん偉い」と公言してはばからない。家族的経営である。上場企業になろうなんて考えない。会社を大きくしようなどという考えもない。これが儲かる会社であり、儲かる経営者の経営である。
・名前を大切にする。自分の名前には、それを付けてくれた両親の思いが込められている。こういう人間になってもらいたいという思いがある。長男である私の名前「治」は、江上家を治めてほしい、という願いから付けられたと聞く。その思いを、自分の名前を通して大切にするのである。それが伝統的価値観を大切にする原点といってもいい。それはさらに、お年寄りを大切にするとか、電車の席を自然にふつうに譲るとか、目上を立てるとか、挨拶がきちんとできるとか、おすそ分けするとか、そういう日本に昔からあった美風につながっていく。
・とてつもなく「稼ぐ人」で驚かされるのは、ストレス耐性の強さである。どのような状況の中に置かれても、あるいは不遇な環境に追い込まれても、決してあきらめることがないのだ。不遇から再起することが重要なのだ。そのためには、もくもくとストレス状況に耐えて、チャンスをつくっていかなくてはならない。ただ「あきらめない」という、自らの強い意志だけが頼りなのである。
・会社の不振は社長以下経営陣の責任。そいつらが腐っているからである。業績がよくないのは、支店長にすべての原因があるのだ。正すべきはトップのあり方をおいてほかにない。
・カリスマ美容師といわれたくらいだから、技術は抜群だった。しかしH氏の偉かったのは、技術のみに寄りかかるのではなく、接客マナーと店舗の清潔さを重要視したことだった。特に、お店は絶対にきれいでなくてはならなかった。「トイレは自分で掃除した。それも掃除用具などは使わない。毎日、素手で汚物をぬぐい取り、隅々まで磨き上げた」という。技術のすばらしさも加わり、たちまちお客様が、寝る間もないくらい訪れるようになった。
・S氏にしても古賀氏にしても、のちに自分の強みとなる分野を強引に開拓していったのでなく、人に教えられた方向で「これは!」と思うことを素直に実行した。人の言うことを、柔軟に聞く耳を持っていた。実は、それが成功にいたる入り口だったのである。
・「稼ぐ人」になりたいなら、社会に出るときの職種、業種、会社の選択を間違えてはいけない。
・私の見るところ、稼ぐ創業経営者は20代でパートナーを見つけ、そしてその女性の性格などは、経営者と逆のタイプを選んでいる。離婚はしない。これが共通したものである。
・たいした欠点じゃないと軽く考えて、うっかりパートナーにしてしまうと、のちのちえらい話になる。稼げる人になるはずなのに、まったく逆に「没落させてしまうパートナー」となるからである。たとえば「占い好き」がそれである。彼(彼女)の心は占いによって、つねに動いている。占いが頼りであり、人生を生きる糧である。ということは、何事にも他律的に生きているということである。こういうタイプは、確かな自分の考えや判断よりも、他人の考えに振り回されやすい。あなたの生き方や行動の邪魔をする可能性もある。ベストパートナーとは言いがたいのでさる。また、「ブランド好き」というのも困る。この種の人間には、ぬぐいがたいコンプレックスや欲求不満を、強く内包している場合が多い。何がしかの不幸な経験を持っていて、それをトラウマとしているのである。現実的に考えても、ブランドが好きな人間は厄介だ。ブランドグッズが好きなら金がかかるし、大学や会社ブランドが好きなら、いつもあなたはそれらと比較されながら付き合わなくてはならない。金食い虫や批評家をベストパートナーとは、絶対に言うことが出来ないのである。
・事業で成功することは諸刃の剣であって、大きな利益を得ると同時に、周囲のやっかみ、ひがみを誘発させることでもある。成功者の足をどうしても引っ張りたくなるものだ。成功したら必ず襲ってくる、そうした大小の波を消す消波構造物の役割を負うのが、「大義、正義」であると言うのである。
・ビジネスで使うお金は、すべて投資だから、生きなくてはならない。だから値切れるものはすべて値切る。だが逆に、ここにお金をかけるべきだと判断すれば、思い切ってお金をかけていく、というのも投資勘定である。要は、お金の遣い方のメリハリである。私が広島市に事務所を出す際に、このH氏からアドバイスされたのは、「事務所は、いい場所に借りなさい」「接客するスペースには、お金をかけなさいよ」ということだった。お客様が来やすい場所に事務所を設けること、その事務所の中でもお客様と接するスペースのみにはお金をかけること(社長室はどうでもいい)の2点である。
・身内は、社内の人であり、先輩・友人・知人であり、家族である。こうした身近に接する人たちと心を打ち解けて付き合い、ふだんから可愛がってもらっておかないと、いざというときに、大変な困難に陥る。
・ふだんから身内を大切にし、感謝の気持ちを持ち、その気持ちで接していたら、足を踏み外しそうになったとき、「おい、お前、大丈夫か」と聞いてくれる。諫めてもくれる。
・「秘密を守る」と同じくらいのウェイトにあるのが「恩を忘れない」ということだ。
・「売れる人(商品)の法則」をまとめて言うと、「関係性と拡張性、そして一貫性」となろう。これが「稼ぐ人」のキーワードである。
・まず、稼ぐ見込みのある部下とは何か、H氏の答えは明快である。
①「人を喜ばせたい」というヤツより「なんとしてもベンツに乗りたい」という欲望のはっきりしている人
②自分を殺しても「目上にだけは恥をかかせない」滅私奉公のマナーを身に付けている人
③先輩の「欠点」「弱点」などをすばやく察知し、「先回りして穴を埋めることが出来る」鋭い洞察力を持つ人
④自分の「不得意、嫌いなことには目をつむって我慢できる」天性の鈍感さのある人
・会社を大きくできる人というのは、自分は裏方に引っ込んで分身を何人も育て、営業や技術から経営(マネージメント)に舵を切れる人である。
・そもそも私たちの人生そのものが、「時間」によって成り立っている。人生は無限ではなく、いつかは終わりを迎える有限な時間である。その有限な人生という「時間」の中でビジネスは展開されている。だからこそ、ここに「期限」という意識が大切なものになってくるのである。私のセミナーでは、こうした考えに基づいて「人生計画」をつくることを根幹にしている。むろん、部下への教育でも、人生計画から日々の時間割、24時間の自己観理(自分の行動を客観的に観察すること)を徹底させている。
・「死ぬ日」から逆算して人生を考えるのである。未来の人生をイメージし、人生の目的を明確にする。これが「人生計画」である。さらに10年刻みで自分がなすべきことを考え、最初の3年を詳しく具体的に考え、この1年の短期計画を立て、毎日毎日24時間の時間割、つまり時間の使い方に降ろしていく。
・稼ぐ人は、ポジショニングが的確でうまい。自分の強みを存分に生かし、お金を稼ぐことができるポジション、自分にとって適切な「働き場所」を知っている。個人で働く場合でも、組織で活動する場合でも、的確なポジションをとらなければ、よい仕事はできないし、お金を得ることもできないということを彼らはよく知っている。
・自己分析ができない人は、身近な人に自分の評価を聞いてみることをお勧めする。思いもよらなかった意外な自分の強み、弱みが見えてくるかもしれない。それを前提に、自分のポジショニングを決めるのも手である。特に、何か行動を起こそうとするとき、迷いが生じたときにも、私は周りの人の意見を聞くのは大事だと思っている。ネガティブな意見も出てくるかもしれない。最終的にはあなたの人生だから、決定者はあなただが、選択の参考になるはずだ。
・嫌なことを率先してやってくれる人ほど、周囲の評価が高く、稼ぐこおができると述べたわけだが、プロ野球の世界でも同じことがいえる。もっともそれが顕著に表れるのが、引退後である。実力本位、個人本位でならしたエースの場合、成績がよいときは年俸はうなぎ登りだが、故障でもして、投げられなくなったら、球団は案外冷たいものである。見放してしまうことが多い。しかし、苦労した中継ぎ投手の場合は、フロントもその働きに何とか報いたい、球団に残ってもらいたいと考える。苦労もしているから、コーチとして若手を育成するのも上手であることを知っている。実際、華々しい活躍をした超一流選手よりも、苦労をした選手のほうが、教わる選手の気持ちが分かる分、指導がうまいようである。現に、現役時に中継ぎ投手など苦労した選手のほうが、引退後も球団に残って、活躍している人が多い。つまり、安定的に稼ぎ続けているわけだ。組織への貢献心を示すことで高い評価を受けることは可能だ。
・人のいいS氏のことだから、騙りを働く悪い人も寄ってくる。これまでに騙された金額は3億円とも4億円ともいうが、決して恨みに思うようなことはない。少なくても口にはしない。「よい勉強になった」というのみである。その姿勢も常に一貫している。騙されることはあっても、人を裏切ることは決してない。そのことを、A社の社長も含めてだれもが知っているから、彼に対する信頼は増すことがあっても、減ることはない。彼に仕事をしてもらおうと自然に思えてくるのだ。自分が自分がと前のめりにならずに、常に他者のことを考えること。これも、稼ぐポジションを得るために、必要なことに違いない。
・私はクレームを絶対に大事にしろと口をすっぱくしていっている。クレームは、自分が足りないところ、間違っていたところを教えてくれる。なぜ、クレームが出たのかを、背景から分析し、反省して、今後の行動の戒めとしていけば、相手との差を埋めていく絶好の機会になる。繰り返すが、クレームは、こちらへの期待の裏返しでもある。それを直せば、新たな仕事に結びつく可能性も秘めているのである。
・好かれる人間、稼げる人間はどこまでも相手本位である。常に相手は何を考えているのか。相手は何を望んでいるのかを考える。営業に行っても相手の言うことを正確に把握する。だから、そもそも人を怒らせない。そうして、献身的に、相手を支えようと努力する。ティアップしようと、工夫する。だから儲けられるのだが、稼げない人間は自分のことしか考えないから、稼げるチャンスを逸してしまう。私は、自己の保身ほど、みっともないものはないと思う。
・目は口ほどに物を言うともいうが、行動は何よりも雄弁に、その人を語る。つまり、どう行動をとるかによって、他者に試されていることを知るべきだ。稼げない人間はそのことを分かっていない。特に、お金がある人、社会的に地位が高い人、つまり仕事上のキーパーソンとなる人ほど、相手の行動の裏を察知する力がある。リアクションをつぶさに見て、人を判断する。クレームを出したら、その相手はすぐに駆けつけたか。ごめんなさいと謝ったかどうかを確認する。逆に、自分の保身に走っているようだったら、その程度の人間と判断し、相手にしない。嫌われる人間は嫌われるべくして嫌われている。稼げない人間はだから根本から変わらなければいけないのである。
<目次>
はじめに 年収800万円までの人と年収1億円を超える人は、決定的に「稼ぐ思考」が違う
第1章 一生かかっても知ることのできない年収1億円「稼ぐ人」の思考
年収1億円超の社長だけが知る「稼ぐ人」「稼げない人」の5大法則
「マインド」の低さ、弱さは、「稼げない人」最大の特徴
「稼ぐ」マインドは、丁稚奉公から生まれ、育つ
損は「金にしがみつく」限り、ふくらみ続けていく
クレームを「財産」という、本当の意味がわかるか
人は感情に流されやすい。だからこそ「数字」を見るのだ
「貯める」と「稼ぐ」を誤解しては一生稼げない
第一章のポイント 「稼げない人」の5つの共通項
第2章 年収1億円「稼ぐ人」には、15歳までの環境と20代の経験に秘密がある
何もないから「欲」が生まれ、欲が稼ぐ「行動」を生む
枝葉末節にとらわれない人だけがとてつもなく「稼ぐ人」になれる
賢い母親の口癖から「稼ぐ人」はつくられる
いくら世の中が進歩しても、ビジネスの、人間の、本質は変わらない
執着心から生まれるストレス耐性は、「稼ぐ人」に不可欠な能力である
「強み」は得意分野ではない。「強み」は自分で見つけてはいけない
「素直さ」がない人には、本物の「強み」は見つからない
「稼ぐ人」たちは、どんな女性をパートナーに選んでいるのか
「好きな」女を妻にすれば、一生「稼ぐ人」にはなれない
第2章のポイント 「とんでもなく稼ぐ人」の成功7カ条
第3章 メンターから教わるべき非常識な「稼ぐ人」7カ条
「稼げない人」にも救いはある。それが「稼ぐ人」の7カ条
大儀のないビジネスは、必ず打たれる
お金は、人を殺す
売り上げを挙げる。これが人間を一番元気にする
無用は、人であれ、モノであれ、すぐに切れ
若いときの背伸びは、大いに結構
計算するな、プライドは捨てろ。人の心を動かす「行動」ができなくなる
「元気、礼儀、気遣い」はビジネスセンス。それがファンを増やし、助けてくれる
性格に、ビジネスモデルを合わせる
第3章のポイント 「心に沁みた」メンターの教え
第4章 商品としての「自分」を売れるとてつもなく「稼ぐ人」の法則
お金の匂いのする人になれ
バラ色の将来を見せることができているか
人脈、つながりこそ「資産」である。だから「おしゃべり好き」は稼げない
人間は、お金とプライドの奴隷である
とてつもなく稼ぐ人で、「誠実さのない人」を私は知らない
「稼ぐ人」の不変の法則。関係性と拡張性、そして一貫性
第4章のポイント 「自分を売れる人」は、ここが違う!
第5章 4条件をクリアできる部下は、間違いなく年収1000万円
突き抜けて「稼ぐ」には、分身を育てるしかない
年収1000万円稼ぐ部下の4条件とは
愛と金で部下を奴隷に
「利益を上げる人」と「会社を大きくできる人」は実はまったく違う
社長の給料は、仮払いと理解させよ
死ぬまでに、何をするか
第5章のポイント 「稼ぐ部下」を分身にする法
第6章 戦略性に富んだポジショニングが「稼ぐ人」との分かれ目
稼ぐ人は、稼げるポジションで仕事をしている
「ターゲットを絞る、明確にする」とは本当はどういうことか
向かないことは絶対しない
「捨てる」ポジショニング法
迷ったとき、困ったとき、他人に頼ることで気づくことがある
長生きするコツは、組織に貢献するポジショニング
1対1のポジショニングでも、大きな「成果」を生む
第6章のポイント 正しく「ポジショニング」をつかむ要素
第7章 なぜ、稼げない人は「稼ぐ人」と付き合うことができないのか
自信がないやつは嫌われる。嫌われるやつは稼げない
すぐに「ごめんなさい」と言える人間は、嫌われない
スキルトレーニングで人は、稼げる人に変わる
効率より、効果だ
第7章のポイント 「嫌われる人間」にならないためには
面白かった本まとめ(2011年下半期)
<今日の独り言>
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