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日本科学未来館はとてもオススメ!

2013年01月14日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 以前このブログでも紹介した日本科学未来館へ約1年振りに小学生の息子と行って来ました。

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↑日本科学未来館

 日本科学未来館は、科学に対して楽しく体験や学習ができる施設で、建物や施設は新しくとてもきれいですし、特に小中学生にはとてもオススメですね。

また、今回は外国人の方がたくさん来られていました。
 確認できただけでも、スウェーデンやオランダ、パキスタン、アメリカなどから来ていましたね。
 展示物には英語表記も多いので外国人の方にも人気が出ているのかもしれません。

 今回は新しい展示物が結構あったので、特にそれらを中心に紹介したいと思います。

 開館時刻は午前10時で、今回はかなり早めの9時頃に到着するように行きました。
いつもは10時頃到着なのですが、長い行列で入館するのに20分ほどかかってしまうためです。
 そのため9時頃到着で、前から10番目ほどでした!
結構前の並びで嬉しかったです。
しかし、今回は正月のためかそんなに入場者は多くなかったようで、9:30頃到着で30番目ぐらいに並べたでしょうか。
今回の入場者数だと9:30頃に到着すればOKですね。
 開館前に行くのをオススメするのは、人気の3D映像のジオ・コスモス(ドームシアターGAIA)等を観るのに事前に予約券が必要なためです。後から入館すると、予約券がなくなり観ることができません!(なお、あくまで予約券が必要なのは土日祝日だとは思います)

 今回は並びが前から10番目ほどだったので、余裕で以下の予約ができました。入館後にすぐ予約することをオススメします。
できれば、以下の順で上の階から予約すると良いと思います。

(1)6F ドームシアター・GAIAでの立体視プラネタリウム作品「バースデイ~宇宙とわたしをつなぐもの~」
(2)5F VRシアター 3D映像「4D2U~spacewalk~」
(3)3F インターネット物理モデル「ワークショップ「インターネットのしくみ」」

 そのほか実験工房での実験教室も予約できますが、小学4年生以上などの制限があります。
 予約するにあたっては、以下の予約不要の常設展示の実演時間等も参考にした方が良いと思います。
結構スケジューリングに頭を悩ませます^_^;)
 なお、配布される「イベントスケジュール」をよく見て、スケジューリングしてくださいね!
 特に超伝導実演は息子も大好きで毎回見ますしオススメですね。

・ASIMO実演(3F)
・UNI-CUB実演(3F)
・超伝導実演(3F)
・サイエンス・ミニトーク(5F)
・ノーベルかがくショー(5F)

 それから今回は正月の抽選会があって、見事二人とも大当たりだったのは嬉しかったですね!
 日本科学未来館のペア入場チケットやバッグ、ボールペンなどがもらえました。

 それではこれから常設展示の紹介です。
3Fでは、「アナグラのうた」という展示が新たにできていました。

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↑アナグラのうた

 人の位置や移動、声などを情報として扱う「空間情報科学」が浸透した世界を体験するというものです。
 入館券を登録すると、自分の足下に赤いサークルができ、進むべきコースを矢印で教えてくれたりしましたね。
 この赤いサークルが歩くとついてくるのは面白いです。

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↑足下の赤いサークル

 また、自分に合った?音楽が流れたり、後で自分が歩いたコースが画面に表示されたりしました。
 ただ画面の目が少し怖いんですけど・・・^_^;)

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↑目の映像

 なんだかイマイチよく分かりませんが、位置や声なども情報として扱って世の中を便利にしたほうが良いということでしょうか。
「アナグラのうた」は結構楽しめてオススメですね。


それから、同じ3Fには、「零壱庵 デバイスアート・コレクション」という展示もできていました。

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↑零壱庵の入口

 デバイスアートとは、テクノロジーを見える形でアートにしてゆく、日本初の新しい芸術様式とのことで、新しい科学技術を使って新しい表現を作品として作ったようです。

 まず「ロボット飛石」は面白いと思いましたね。
歩行者の足元にだけ床を提供し、足の動きと逆方向にスライドするので、同じ位置にいながら無限に歩き続けることができるようです。

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↑ロボット飛石

また本を叩いたりして音楽にしたものもありました。

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↑本を叩いて音楽?

それから潜水艇の窓のようなものがあり、直接見ると何も写っていないのですが、鏡越しに見ると女性の顔が写っていて、こりゃ怖いですよ・・・^_^;)

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↑潜水艇の窓

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↑鏡越しに見た潜水艇の窓


 それから3Fの「2050年くらしのかたち」という展示では、2050年の「いとおか市」を画面の中でバーチャルに歩いて人々に話しかけて技を習得し、そして市民になり、街をよりよくするアイデアを提案し、どのように変わったかを体験できるものです。

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↑2050年くらしのかたち

 そこでは、息子はアマチュアロードレーサーになり、提案によりITSが発達して救急車の救助がスピーディになるという安心安全な社会になりました^_^)
ただ逆に生物多様性という環境の観点からマイナスになったようです。
どういう未来にすべきかを考える良い展示だと思いますね!
この「2050年くらしのかたち」は、とてもオススメです!

 なお、ここではリニアモーターカーが浮上走行していたのは嬉しかったですね!
超伝導体を液体窒素で冷やしているようで、冷気の白煙が上がっていました。

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↑浮上走行のリニアモーターカー


 それから吹き抜けには、有機ELパネルを使った世界初の大型地球ディスプレイである「ジオ・コスモス」があります。
かなり大きいし、映像が鮮明です!
以前よりかなり改良されたようです。

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↑ジオ・コスモス

 そして3Fには「ジオ・スコープ」という画面がたくさん置いてあり、国内外の科学者や研究機関が集めたさまざまな30もの地球観測データを見ることができるのは面白かったですね。
北極の氷河の様子や気温の観測、森林火災、オゾン濃度どを見れます。

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↑ジオ・スコープ

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↑ジオ・スコープの30メニュー

特に2011年3月11日の太平洋に広がる津波の様子などは興味深かったですね。

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↑2011年3月11日の太平洋に広がる津波の様子

この「ジオ・スコープ」もとてもオススメです!

 それから3FではHONDAのロボットASIMOや、電動一輪車のようなUNI-CUB(ユニカブ)の実演がありました。
UNI-CUBには乗ってみたいですね~

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↑UNI-CUB

次に5Fを紹介します。

5Fでは新たに「ぼくとみんなとそしてきみ」という展示ができていました。
「ひとり」「ふたり」「みんな」と集団が広がる中で、人間の脳の働きや、模倣や同調などで他人を取り込む性質、社会の中で生きることについて学べるものです。

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↑「ぼくとみんなとそしてきみ」の入口

 特に、脳の中ではどういう機能がどういう順番で働いているか、分かりやすく表示されるのは面白いと思いましたね。

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↑きみをつくる脳内回路

 また、展示はレバーを引いたり、回したり、押すと、大きな画面で説明されていて良いと思いました。
なんだか、東京ディズニーランドの「ハニーハント」のアトラクション前のような感じですね。

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↑「ぼくとみんなとそしてきみ」の中


 それから、5Fにはゲノムのコーナーがあり、息子はホメオティック遺伝子を組み合わせて虫を作りましたが、うまく飛べず、自然界ではうまく生きられないようでした・・・。残念。
 でも生命や遺伝子の勉強を楽しくできて、良い展示だと思います。
とてもオススメです。

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↑作られた虫たち

 それから5Fには、ニュートリノを観測するあの「スーパーカミオカンデ」の大きな模型があったのには驚きました!
そして光電子増倍管によりチェレンコフ光リングが青く光る様子が見れるのにも驚きでしたね!

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↑スーパーカミオカンデ等の説明

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↑スーパーカミオカンデでのチェレンコフ光リングの様子

 それから以前からある展示ですが、グリーンランドの氷に刻まれた過去10万年の気温変化は興味深いですね。
 過去1万年が特に温暖で安定しているということがよく分かります。
2万年以上前は今より平均で約-20℃下がっていて、また気温の変化が激しかったんですね。いわゆる氷河期ですよね。
 人類含めて動植物がそのような寒冷期を生き延びてきたというのには、感動を覚えます。
 というか、赤道近くしか生きられなかったのではないかと推測します・・・。
また、逆に過去1万年は特に安定して温暖なので、人類は文明を発展させることができたのかもしれませんね。

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↑過去10万年の気温変化

 ということで、日本未来科学館は科学について楽しく学べ、とてもオススメです!!

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