阪急交通社が企画する「東海道五十三次 街道をゆく」の第3回目の川崎宿~神奈川宿に参加したので、その紹介したいと思います。
まず、いつものようにみんなで準備運動をして、川崎市内の稲毛公園を9:30頃出発しました。
旧東海道の「いさご通り」を歩きます。
↑いさご通り
最初に、小土呂(こどろ)橋の親柱を見ます!
この辺りに昔は幅5mほどの川があったようです。
昔の写真もありますが、今ではすっかり変わってしまいましたね^_^;)
↑小土呂橋の親柱
↑小土呂橋の説明
そしてしばらく歩くと、川崎宿京入口の案内がありました。
当時は、江戸方面は江戸口、京都方面は京口と言っていたようですね。
この川崎宿は、江戸時代後期に770戸、3100人が住んでいたようです。
↑川崎宿京入口の説明
そしてこの京口には棒鼻があったようです。
切石を積んだ石垣があり、土居や見附などとも呼ばれていたようです。
この棒鼻は、石垣で入口を狭くしたり門を設けて、防衛的な意味合いが強かったようです。
↑京口棒鼻跡の説明
それからしばらく歩くと、芭蕉句碑がありました。
松尾芭蕉が晩年、江戸の深川から伊賀に帰郷途中に、この場所で同道した門弟と別れを惜しんだようで、その際に詠んだ句が書かれていました。
全国的に松尾芭蕉の句碑が残っているのは珍しいようです。
↑芭蕉句碑
それから、「市場一里塚」がありました!
日本橋から5番目なので、約20kmとのことです。
現在では、ほとんどの一里塚がなくなっていますが、ここにはお稲荷さんがあるので、取り壊すこともなく残ったようです。
↑市場一里塚
そして、鶴見川を渡ります。
当時は結構氾濫していたようです。
とにかく、この日は天気がよくて良かったです!
5月とはいえ、かなり暑かったですね!
↑鶴見川
そして、鶴見神社に到着して、室内で早めの昼食となります。
梅雨の時期になるので、雨が降っても大丈夫なように、この鶴見神社の部屋を借りているようです。
さすが、阪急交通社です!
↑鶴見神社
今回も上質なお弁当を頂きました!
9種類の料理を楽しめるのは嬉しいです!
↑弁当お品書き
↑弁当
それから、今回は特別に、添乗員さんから「よねまんじゅう」が配られました!
当時、東海道の鶴見橋を中心に、よねまんじゅうの店がたくさんあったようです。
この鶴見のよねまんじゅうは有名で、「初旅のまず鶴見から喰いはじめ」と東海道の名物一号とされていたようです。
しかし、鉄道開通で街道を歩く人もなくなり、よねまんじゅう屋は廃業となったようです。
しかし、昭和57年に復活したようです。
米粉を使っているとのことで、とても柔らかくて美味しかったですね!
↑よねまんじゅう
それから、しばらく歩いてJR国道駅に到着しました!
アーチ型の建物の中を通ります。
JR鶴見線の駅です。
太平洋戦争の頃には、焼夷弾で爆撃を受けたとのことで、その跡もありました^_^;)
↑JR国道駅の入口
SUICAを使用した無人駅で、その古さには驚きましたね。
こんな世界があるとは驚きました^_^;)
↑JR国道駅
↑路線図
それから、しばらく歩いて生麦へ到着します。
あの生麦事件で有名な場所ですね。
薩摩藩の大名行列に、イギリス人4名が乗馬したまま横切ったことに起こった藩士が切りつけ、国際問題となり、翌年薩英戦争が起こって薩摩が負け、開国の発端となった重要な出来事です。
当時の写真を見ると、家は茅葺だし、道がかなり狭いですね。
↑生麦事件の写真
この近くで地元の方が詳しく簡潔に生麦事件について説明してくれました。
幕府は10万ポンド(40万ドル)支払い、薩摩藩は2.5万ポンド(10万ドル)支払えと言われて無視したことから、薩英戦争となったようです。
↑生麦事件の説明
それから、しばらく歩くと「浦島町」へ到着しました。
この「浦島」は昔は浜があり、あの「浦島太郎」はここでの出来事だったようです^_^;)
↑浦島町
そして、高札場を復元したものがありました。
昔はこれで幕府から周知があったようです。
↑高札場の復元
「神奈川宿」にとうとう到着したのですが、この辺りはまったく昔の面影がありませんね。
当時は、湊があり、全国の中継地としてかなり有名で繁栄した場所だったようです。
神奈川県の県名の由来の場所ですね。
当時は東海道有数の景勝地「袖ヶ浦」があり、最盛期には近隣宿の2倍の人口を抱えていたようです。
また、日米修好通商条約で開港地として定められ、日本初の領事館が置かれた場所でもあります。
神奈川宿の本陣跡の説明がありました。
↑神奈川宿の本陣跡説明
今回も、「東海道五十三次 街道をゆく」は、松尾芭蕉や生麦事件などの歴史の勉強にもなりましたし、JR国道駅には驚きました!
とても楽しめますのでオススメです!
次回の神奈川宿~保土ヶ谷宿~東戸塚も楽しみたいと思います!
お勧めなお話(2015年上半期)
自動車保険を安く!
<今日の独り言>
Twitterをご覧ください!フォローをよろしくお願いします。
まず、いつものようにみんなで準備運動をして、川崎市内の稲毛公園を9:30頃出発しました。
旧東海道の「いさご通り」を歩きます。
↑いさご通り
最初に、小土呂(こどろ)橋の親柱を見ます!
この辺りに昔は幅5mほどの川があったようです。
昔の写真もありますが、今ではすっかり変わってしまいましたね^_^;)
↑小土呂橋の親柱
↑小土呂橋の説明
そしてしばらく歩くと、川崎宿京入口の案内がありました。
当時は、江戸方面は江戸口、京都方面は京口と言っていたようですね。
この川崎宿は、江戸時代後期に770戸、3100人が住んでいたようです。
↑川崎宿京入口の説明
そしてこの京口には棒鼻があったようです。
切石を積んだ石垣があり、土居や見附などとも呼ばれていたようです。
この棒鼻は、石垣で入口を狭くしたり門を設けて、防衛的な意味合いが強かったようです。
↑京口棒鼻跡の説明
それからしばらく歩くと、芭蕉句碑がありました。
松尾芭蕉が晩年、江戸の深川から伊賀に帰郷途中に、この場所で同道した門弟と別れを惜しんだようで、その際に詠んだ句が書かれていました。
全国的に松尾芭蕉の句碑が残っているのは珍しいようです。
↑芭蕉句碑
それから、「市場一里塚」がありました!
日本橋から5番目なので、約20kmとのことです。
現在では、ほとんどの一里塚がなくなっていますが、ここにはお稲荷さんがあるので、取り壊すこともなく残ったようです。
↑市場一里塚
そして、鶴見川を渡ります。
当時は結構氾濫していたようです。
とにかく、この日は天気がよくて良かったです!
5月とはいえ、かなり暑かったですね!
↑鶴見川
そして、鶴見神社に到着して、室内で早めの昼食となります。
梅雨の時期になるので、雨が降っても大丈夫なように、この鶴見神社の部屋を借りているようです。
さすが、阪急交通社です!
↑鶴見神社
今回も上質なお弁当を頂きました!
9種類の料理を楽しめるのは嬉しいです!
↑弁当お品書き
↑弁当
それから、今回は特別に、添乗員さんから「よねまんじゅう」が配られました!
当時、東海道の鶴見橋を中心に、よねまんじゅうの店がたくさんあったようです。
この鶴見のよねまんじゅうは有名で、「初旅のまず鶴見から喰いはじめ」と東海道の名物一号とされていたようです。
しかし、鉄道開通で街道を歩く人もなくなり、よねまんじゅう屋は廃業となったようです。
しかし、昭和57年に復活したようです。
米粉を使っているとのことで、とても柔らかくて美味しかったですね!
↑よねまんじゅう
それから、しばらく歩いてJR国道駅に到着しました!
アーチ型の建物の中を通ります。
JR鶴見線の駅です。
太平洋戦争の頃には、焼夷弾で爆撃を受けたとのことで、その跡もありました^_^;)
↑JR国道駅の入口
SUICAを使用した無人駅で、その古さには驚きましたね。
こんな世界があるとは驚きました^_^;)
↑JR国道駅
↑路線図
それから、しばらく歩いて生麦へ到着します。
あの生麦事件で有名な場所ですね。
薩摩藩の大名行列に、イギリス人4名が乗馬したまま横切ったことに起こった藩士が切りつけ、国際問題となり、翌年薩英戦争が起こって薩摩が負け、開国の発端となった重要な出来事です。
当時の写真を見ると、家は茅葺だし、道がかなり狭いですね。
↑生麦事件の写真
この近くで地元の方が詳しく簡潔に生麦事件について説明してくれました。
幕府は10万ポンド(40万ドル)支払い、薩摩藩は2.5万ポンド(10万ドル)支払えと言われて無視したことから、薩英戦争となったようです。
↑生麦事件の説明
それから、しばらく歩くと「浦島町」へ到着しました。
この「浦島」は昔は浜があり、あの「浦島太郎」はここでの出来事だったようです^_^;)
↑浦島町
そして、高札場を復元したものがありました。
昔はこれで幕府から周知があったようです。
↑高札場の復元
「神奈川宿」にとうとう到着したのですが、この辺りはまったく昔の面影がありませんね。
当時は、湊があり、全国の中継地としてかなり有名で繁栄した場所だったようです。
神奈川県の県名の由来の場所ですね。
当時は東海道有数の景勝地「袖ヶ浦」があり、最盛期には近隣宿の2倍の人口を抱えていたようです。
また、日米修好通商条約で開港地として定められ、日本初の領事館が置かれた場所でもあります。
神奈川宿の本陣跡の説明がありました。
↑神奈川宿の本陣跡説明
今回も、「東海道五十三次 街道をゆく」は、松尾芭蕉や生麦事件などの歴史の勉強にもなりましたし、JR国道駅には驚きました!
とても楽しめますのでオススメです!
次回の神奈川宿~保土ヶ谷宿~東戸塚も楽しみたいと思います!
お勧めなお話(2015年上半期)
自動車保険を安く!
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