阪急交通社が企画する「東海道五十三次 街道をゆく」の第13回目の沼津宿~田子の浦 (2)原宿~田子の浦について紹介したいと思います。
お弁当を食べて、松蔭寺や白隠禅師の説明がありました。
松蔭寺では1717年に33歳で住職となった白隠禅師がかなり有名なようです♪
白隠禅師は、他の禅宗と比べ衰退していた臨済宗を復興させた名僧で、11歳の時に説法を聞いて地獄を学んで泣き^_^;)、両親の反対を押し切り15歳で出家し、19歳で諸国行脚の旅に出て、24歳で鐘の音を聞いて悟りを開き更に信州の飯田で厳しい修行を受けて悟りを完成させたようです。
500年に1人の名僧と呼ばれ、約200人がこの松蔭寺で修行し、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山と原の白隠」と言われたようです♪
また、ダルマなど禅画も数多く描いたようです。
松蔭寺の山門はこの白隠がデザインしたとのことで、18枚×3段×2(表裏)=108枚の瓦があり、煩悩の数を表しているとのことです。
ナルホド!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1e/c824a29da7c8c6110040e237ef2c8438.jpg)
↑山門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/a4/29d7521d96f4f74541fb797a4971c876.jpg)
↑白隠禅師等の説明
白隠禅師のお墓では手を合わせて頂きました♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/80/3c1adfd863a211e106ef1b65352a9eec.jpg)
↑白隠禅師のお墓
それから少し歩くと、白隠禅師誕生地がありました♪
そして、その奥には産湯で使った井戸もありましたね♪
改めて白隠禅師はかなり凄い方だったということを理解しました♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/0f/64c4b2e1d5ebab70b5a391af8a98e471.jpg)
↑白隠禅師誕生地
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/33/b6eaea1507f2a465bd2e428af6e4f9c5.jpg)
↑産湯井戸
そして、少し歩くと原宿の渡邊本陣がありました♪
この渡邊家は、源頼朝の弟で義経の兄の子孫で、この本陣では、明治天皇が休憩したり、昼食をとったこともあるとのことで、かなり由緒がありますね♪
なお、原宿は小さな漁村で、江戸の日本橋から13番目の宿場町で、うなぎのかば焼きが名物で、富士山を一望できたようです。
残念ながらこの日は曇りで、富士山を見れなかったのは残念でしたね^_^;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/9f/50956113ba6bcfae25e3b42171230392.jpg)
↑渡邊本陣跡
それから500mほど歩くと、JR原駅近くで、高嶋酒造があり、そこで富士山からの地下水を飲むことができました♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/48/f5cab9033a30783d478680def0721ada.jpg)
↑富士山の霊水の案内
この水くみ場は、江戸時代中期より造り酒屋高嶋酒造のわき水として、旧東海道沿いにあり、旅人・馬借・町村民が利用し癒されてきたとのことで、今も「富士山の霊水」として、毎日多くの人が水くみに訪れているとのことです。
なお、この水は小御岳の最深層水であり、300年~330年かけてできた水とのことです。
すごいですね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/47/8b53cea48cdca852c983a1e5eb55e4be.jpg)
↑富士山わき水等の説明
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/77/2435e9ce293895129aef49cb170d7da5.jpg)
↑水くみ場
さっそくペットボトルに入れて飲みました♪
冷たくて美味しい♪
まろやかで、もちろん無臭で美味しかったですね♪
それから約1kmほど歩いて、原一里塚跡がありました♪
江戸の日本橋から32番目とのことなので、約128kmということとなります。
ここも、昔の面影が残っていなくて残念です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/d1/0215fbd471c4417716c6f96e2ff353dc.jpg)
↑原一里塚跡
それから約3km以上てくてく歩いて、ゴールの六王子神社に到着しました♪
昔は、沼川・和田川・潤井川が合流し深い渕になっていて、この渕には龍が住んでいて、毎年お祭りをし、少女を生け贄として捧げるしきたりがあったようです。
今から400年ほど前に、関東の巫女7人が京都へ向かう途中、この生け贄のクジを引き、一番若い「おあじ」が引き当ててしまったようです。
仲間の六人は国元へ引き返す途中、柏原あたりに来たとき、悲しみのあまり浮島沼へ身を投げ、村人がこの六人の亡骸を一カ所に弔ったのが、この六王子神社とのことです。
なお、「おあじ」は鈴川の阿字神社にまつられているようです。
生け贄の風習があったとは驚きですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f4/47e7eadb21710d5fb953da2990c15556.jpg)
↑六王子神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/bc/89e2fecf9772612487684946b8a0042b.jpg)
↑六王子神社の説明
この日は高速道路の渋滞で出発がかなり遅れましたが、今回歩いた旧東海道はほぼ直線の一本道で、史跡もあまりなく、歩きも速かったため、ほぼ予定通りのゴールだったようです^_^;)
次回からは、泊まりのツアーということからスケジュール的に厳しいため、私の旧東海道ウォーキングは、ひとまずこの田子の浦まででお休みにしたいと思います♪
いつか時間に余裕ができたら、京都までぜひウォーキングしたいですね♪
この旧東海道ウォーキングのきっかけは、一度自転車で東京から京都まで8日間かけて旅をしたことがあり、それはそれでとても楽しめたのですが、どうしても自転車では史跡があっても素通りすることが多かったので、いつかはゆっくり歩いて史跡をみたいと思っていたためです。
運良く阪急交通社で、月に1回ペースで東京の日本橋から約10kmずつ京都目指してウォーキングし、ガイドが歴史や史跡などを詳しく説明するというツアーがあったのでさっそく参加したのですが、どの回もとても勉強になり楽しめましたね♪
また、各回では地元のボランティアなどがイヤホンガイドで各地の歴史等を説明してくれたのも良かったです♪
それから昼食やお茶は食べる場所で配られ、ウォーキング中は弁当などを持ち運ぶ必要がなかったのは、荷物が軽くすんで、とても良かったですね。
しかも、弁当は各地の名産があり、とても楽しめました♪
阪急交通社の旧東海道ウォーキングはとてもオススメですね!
このブログを読んで頂き、皆様のお役に立てたり、旧東海道ウォーキングの参考になったのであれば嬉しいです♪
ありがとうございます!
旧東海道ウォーキングのまとめサイトはこちらです。
ちなみに中山道は1日だけ参加し、その第1回目はこちらです。
お勧めなお話(2016年上半期)
<今日の独り言>
Twitterをご覧ください!フォローをよろしくお願いします。
お弁当を食べて、松蔭寺や白隠禅師の説明がありました。
松蔭寺では1717年に33歳で住職となった白隠禅師がかなり有名なようです♪
白隠禅師は、他の禅宗と比べ衰退していた臨済宗を復興させた名僧で、11歳の時に説法を聞いて地獄を学んで泣き^_^;)、両親の反対を押し切り15歳で出家し、19歳で諸国行脚の旅に出て、24歳で鐘の音を聞いて悟りを開き更に信州の飯田で厳しい修行を受けて悟りを完成させたようです。
500年に1人の名僧と呼ばれ、約200人がこの松蔭寺で修行し、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山と原の白隠」と言われたようです♪
また、ダルマなど禅画も数多く描いたようです。
松蔭寺の山門はこの白隠がデザインしたとのことで、18枚×3段×2(表裏)=108枚の瓦があり、煩悩の数を表しているとのことです。
ナルホド!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1e/c824a29da7c8c6110040e237ef2c8438.jpg)
↑山門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/a4/29d7521d96f4f74541fb797a4971c876.jpg)
↑白隠禅師等の説明
白隠禅師のお墓では手を合わせて頂きました♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/80/3c1adfd863a211e106ef1b65352a9eec.jpg)
↑白隠禅師のお墓
それから少し歩くと、白隠禅師誕生地がありました♪
そして、その奥には産湯で使った井戸もありましたね♪
改めて白隠禅師はかなり凄い方だったということを理解しました♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/0f/64c4b2e1d5ebab70b5a391af8a98e471.jpg)
↑白隠禅師誕生地
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/33/b6eaea1507f2a465bd2e428af6e4f9c5.jpg)
↑産湯井戸
そして、少し歩くと原宿の渡邊本陣がありました♪
この渡邊家は、源頼朝の弟で義経の兄の子孫で、この本陣では、明治天皇が休憩したり、昼食をとったこともあるとのことで、かなり由緒がありますね♪
なお、原宿は小さな漁村で、江戸の日本橋から13番目の宿場町で、うなぎのかば焼きが名物で、富士山を一望できたようです。
残念ながらこの日は曇りで、富士山を見れなかったのは残念でしたね^_^;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/9f/50956113ba6bcfae25e3b42171230392.jpg)
↑渡邊本陣跡
それから500mほど歩くと、JR原駅近くで、高嶋酒造があり、そこで富士山からの地下水を飲むことができました♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/48/f5cab9033a30783d478680def0721ada.jpg)
↑富士山の霊水の案内
この水くみ場は、江戸時代中期より造り酒屋高嶋酒造のわき水として、旧東海道沿いにあり、旅人・馬借・町村民が利用し癒されてきたとのことで、今も「富士山の霊水」として、毎日多くの人が水くみに訪れているとのことです。
なお、この水は小御岳の最深層水であり、300年~330年かけてできた水とのことです。
すごいですね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/47/8b53cea48cdca852c983a1e5eb55e4be.jpg)
↑富士山わき水等の説明
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/77/2435e9ce293895129aef49cb170d7da5.jpg)
↑水くみ場
さっそくペットボトルに入れて飲みました♪
冷たくて美味しい♪
まろやかで、もちろん無臭で美味しかったですね♪
それから約1kmほど歩いて、原一里塚跡がありました♪
江戸の日本橋から32番目とのことなので、約128kmということとなります。
ここも、昔の面影が残っていなくて残念です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/d1/0215fbd471c4417716c6f96e2ff353dc.jpg)
↑原一里塚跡
それから約3km以上てくてく歩いて、ゴールの六王子神社に到着しました♪
昔は、沼川・和田川・潤井川が合流し深い渕になっていて、この渕には龍が住んでいて、毎年お祭りをし、少女を生け贄として捧げるしきたりがあったようです。
今から400年ほど前に、関東の巫女7人が京都へ向かう途中、この生け贄のクジを引き、一番若い「おあじ」が引き当ててしまったようです。
仲間の六人は国元へ引き返す途中、柏原あたりに来たとき、悲しみのあまり浮島沼へ身を投げ、村人がこの六人の亡骸を一カ所に弔ったのが、この六王子神社とのことです。
なお、「おあじ」は鈴川の阿字神社にまつられているようです。
生け贄の風習があったとは驚きですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f4/47e7eadb21710d5fb953da2990c15556.jpg)
↑六王子神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/bc/89e2fecf9772612487684946b8a0042b.jpg)
↑六王子神社の説明
この日は高速道路の渋滞で出発がかなり遅れましたが、今回歩いた旧東海道はほぼ直線の一本道で、史跡もあまりなく、歩きも速かったため、ほぼ予定通りのゴールだったようです^_^;)
次回からは、泊まりのツアーということからスケジュール的に厳しいため、私の旧東海道ウォーキングは、ひとまずこの田子の浦まででお休みにしたいと思います♪
いつか時間に余裕ができたら、京都までぜひウォーキングしたいですね♪
この旧東海道ウォーキングのきっかけは、一度自転車で東京から京都まで8日間かけて旅をしたことがあり、それはそれでとても楽しめたのですが、どうしても自転車では史跡があっても素通りすることが多かったので、いつかはゆっくり歩いて史跡をみたいと思っていたためです。
運良く阪急交通社で、月に1回ペースで東京の日本橋から約10kmずつ京都目指してウォーキングし、ガイドが歴史や史跡などを詳しく説明するというツアーがあったのでさっそく参加したのですが、どの回もとても勉強になり楽しめましたね♪
また、各回では地元のボランティアなどがイヤホンガイドで各地の歴史等を説明してくれたのも良かったです♪
それから昼食やお茶は食べる場所で配られ、ウォーキング中は弁当などを持ち運ぶ必要がなかったのは、荷物が軽くすんで、とても良かったですね。
しかも、弁当は各地の名産があり、とても楽しめました♪
阪急交通社の旧東海道ウォーキングはとてもオススメですね!
このブログを読んで頂き、皆様のお役に立てたり、旧東海道ウォーキングの参考になったのであれば嬉しいです♪
ありがとうございます!
旧東海道ウォーキングのまとめサイトはこちらです。
ちなみに中山道は1日だけ参加し、その第1回目はこちらです。
お勧めなお話(2016年上半期)
<今日の独り言>
Twitterをご覧ください!フォローをよろしくお願いします。