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文武廟(香港)での三国志の関羽等のお参りはとてもオススメ!

2018年03月05日 01時00分00秒 | イベント・外出
 実は三国志は好きで吉川英治の小説や横山光輝のマンガを何度も読んだことがあり、また、そもそも父親の名前が諸葛亮孔明の「亮」ですから、「タビトモ香港」という旅行ガイドブックにその三国志で有名な関羽という武将を祀った文武廊があるとのことなので、行ってみました♪


↑文武廟の入口

 その文武廟は、1847年建立で、三国志の武神・関羽「関聖帝」と学問の神様である「文昌帝」が祀られていて、それら文武両道を祈願して多くの人が訪れるようです。

 日本でも横浜の中華街のほか函館・和歌山の那智勝浦町・京都の福知山市・神戸市・大阪市・長崎市・沖縄の那覇市に関羽を祀る関帝廟がありますね♪
WIKIによると韓国やベトナム、マレーシア、台湾にも関帝廟があるようです♪

 一方、この文武廟のもう一人の神様である文昌帝は、昔は科挙の神様でもあるので、現在も受験の神様としても有名なようです。

 その文武廟の場所は、MTR上環駅A2出口から徒歩約10分で、荷李活道(ハリウッドロード(骨董通り))沿いにあります♪


↑荷李活道(ハリウッドロード(骨董通り))の説明


↑ハリウッドロード(骨董通り)の日本語説明

文武廟は毎日8:00~18:00に開いているとのことです♪

 それにしても香港は改めて高層マンションが多いと感じますね♪
文武廟の後ろはカラフルな高層マンションも建ち並んでいます。
凄い!
ちなみに香港は日本と比べると格段に地震は少ないようです^_^)
具体的には東京では震度1以上の有感地震は2016年で132回ですが、香港では1979年以降1年に2回程度で観測を始めた1905年以降で地震による人的被害はゼロのようです^_^;)


↑文武廟の後ろは高層マンション

 入口が二つあり、その漢字を類推すると右側は「列聖諸神」と書いてあるのでいろんな神様が祀られているようで、左側はその名の通り文武廟ですね♪


↑右側の入口


↑左側の入口

左側の「文武廟」から入ります♪

まず文武廟の説明がありました♪


↑文武廟の説明

そして龍などを描いた4枚の金色板がはめられた立派な扉もありましたね♪


↑立派な扉


↑立派な扉の拡大

そして室内に入って右側には太鼓と鐘があり、皆はお賽銭を入れて、3度ずつ叩くので、私もそれに倣いお賽銭を入れて太鼓と鐘を鳴らしてみました♪
「ドンドンドン」「カンカンカン」という感じです♪


↑太鼓と鐘

 部屋の中は、きらびやかな世界が広がっていました。
そして皆は日本とは違ってかなり大きな線香を独特な構えで束ねて持ち、礼を何度かしてそれら線香を立てていきます♪


↑部屋の中央

そして部屋の中央左右には、関羽の配下の黒く強そうな周倉や関羽の子供の関平等もありましたね♪
三国志にも出てくる武将です♪


↑周倉など


↑周倉拡大

そして、奥には恐らく左側に三国志の武神・関羽「関聖帝」、右側に学問の神様である「文昌帝」がありました♪
(間違っていたらごめんなさい)
さすが果物などのお供えもたくさんありましたね♪
信仰の篤さをを感じます。


↑関聖帝と文昌帝

それから、地獄の裁判官とされる十王殿もありました♪
実はこの十王の裁きによって死者が地獄へ行くか天国へ行くか分かれるようです^_^)


↑十王殿

それから入口に戻って右側の「列聖諸神」にはいろんな神様があります♪


↑諸神

奥にはたくさんの赤い札が下げられ、そして巨大な渦巻きの線香があり圧巻でしたね♪


↑奥の部屋

また奥には神様があり、右側は日本ではあまり知らないと思いますが、中華圏では老若男女誰でも知っている有名な包公とのことです。
包公(999~1062年)は中国の北宋時代の政治家で、29歳で科挙にも合格し、清廉潔白で、賄賂も摘発し悪人に立ち向かっていたので庶民に人気があり、その包公故事(伝説)は広く語り伝えられたようです♪

左側の2つは仏様でしょうか?
美しいです♪


↑奥の神様


↑左側の仏様?

 香港の文武廟では三国志の関羽等のお参りができ、また香港の方の宗教について理解を深めることができ、とてもオススメです!

お勧めなお話(2017年下半期)

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