富山県の高岡市へ観光に行った際に、新幹線の新高岡駅で自転車をレンタルし、高岡市街方面に行く途中に「国宝 高岡山 瑞龍寺」があったので寄ってみましたが、想像以上に素晴らしいお寺だったので紹介したいと思います♪
「国宝 高岡山 瑞龍寺」とは、江戸時代の加賀120万石の二代藩主である前田利長公の菩提を弔うため、三代藩主である前田利常公によって建立されたお寺です。
時の名匠「山上善右衛門嘉広」による中国の寺院建築を模した七堂伽藍とのことで、約20年もの歳月を要して1663年に完成させたとのことです。
確かに配置が中国の寺院建築のようでしたね。
特に山門、仏殿、法堂は国宝に、総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂が国の重要文化財に指定されているとは貴重で素晴らしいですね♪
江戸時代初期の禅宗寺院建築として高く評価されているようです。
第二次世界大戦中は高岡市に空襲がなかったので、他の都市のように焼けなかったのは幸運でしたね。
八丁道を通って入口に向かいます。
↑入口
途中大きな鬼瓦もありましたね。
銅板葺き替え以前のものとのことで、さすがかなり巨大ですね。
↑鬼瓦
そして瑞龍寺の沿革の説明もありました。
↑瑞龍寺沿革
500円支払って、荷物を預け総門から中に入ります。
地図もありました。
↑地図
僧門を抜けると、敷地がかなり広く、そして正面には立派な山門が見えます♪
これが国宝です!
↑山門
そして参拝順路図がありますが、どの順路が良いのかよく分かりませんでした(^_^;)
↑参拝順路図
↑山門拡大
山門には立派な1対の金剛力士像もありましたね。
↑金剛力士像の拡大
そして同じく国宝の仏殿や法堂に向かって進みます。
仏殿も立派です♪
とにかく左右も屋根付きの廊下や建物があり素晴らしい建築物だと思います。
↑仏殿
↑右側
↑左側
そして法堂に向かいます。
↑法堂
↑法堂さらに拡大
すると中には高岡の模型もありましたね。
↑高岡の模型
当時の城下町や高岡城、この瑞龍寺と八丁道やその先にある利長公墓所の位置関係がよく分かります♪
瑞龍寺~八丁道~利長公墓所は防衛ラインのようにも見えます。
それから瑞龍寺大茶堂の説明もありました。
主に住職の接賓や行事打ち合わせ、大衆への法儀を行ったりする場所で、全国にも他に1例があるだけという珍しい堂のようです。
↑瑞龍寺大茶堂の説明
そして立派なそして長い廊下があります♪
↑廊下
↑長い廊下
窓からは仏殿や山門の建物も見えます。
↑窓から
そして来た道を戻りました♪
↑仏殿の裏側
↑山門の裏側
国宝 高岡山 瑞龍寺は想像以上に敷地も広く、緑色の芝生も美しく、そして建物もさすが立派で心地よい気も流れていて素晴らしかったですね。
とてもオススメです!
それからせっかくなので八丁道をチャリで走ってみました♪
↑八丁道
↑八丁道の説明
八丁道は、瑞龍寺と利長公墓所を結んだ一直線の東西の道路で、長さが8町(約0.87km)あることから八丁道と呼ばれるようです。
かなりきれいに整備されていましたね。
途中八丁道の石碑もありました。
↑石碑
また前田利長公の銅像もあり嬉しいです♪
それにしても兜が長い!!
↑前田利長公の銅像
そしてひたすら八丁道を進みます♪
↑八丁道
すると前田利長公の墓所がありました♪
武将では日本最大の墓所とはすごいです。
↑前田利長公の墓所の説明
前田利長公は、高岡という地名も命名していたんですね。
↑前田利長公の墓所入口
八丁道はきちんと整備されていますので散歩にも良いかと思います。
瑞龍寺を訪れた際は、八丁道の散歩もとてもオススメです!
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