おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

森の喫茶店

2005年05月08日 | Weblog
7日はみぞれ交じりの雨の朝だった。気温はかろうじてプラス1度。寒いのぉ~
とはいえ、長いGWもあすでおしまい。ってなわけで、寒い、寒いといいながら、蘭越町・湯の里にあるガラス工房へ。チセヌプリスキー場そばの別荘地にある工房グラス・ニセコは、松田博志さんという方が日々創作にはげんでおるそうな。

作品は、食器など実用品が多くシンプル、そこがなかなかよろしい。母の日のプレゼントにと一品購入。なぜか3割引とかで、たいそう儲けた気分。感謝、感謝。このあたりはかなりの雪が降り積もっており、夏タイヤにつき、慎重運転で下山。

途中、かねてから気になっておったニセコ町の森の喫茶店「リバー&フォーレスト」でお茶。熊みたいな犬がバウワウ吠えて襲ってきた、と思ったが、おとなしいメンコな犬、白いちびも尻尾を振って可愛いのだ。ここのオーナーはかつて北広島町(現北広島市)の役場前で喫茶店を営んでおったとか。喫茶店兼住宅の建物とお隣の教会も手作りだという。

ただの喫茶店のおやぢと思ったが、喫茶店も山小屋も教会までも作っちゃう。おまけにスキー指導員で牧師というすげー人だ。ようするに隣の手作り教会で、結婚式まで執り行なっちゃうのだ。「汝はこの人を生涯…」とか言っちゃって。人材豊富だなぁ、ニセコ周辺は…

店の内部は手作りとは思えぬキチンとした作り。たいそう落ち着く。そんなこんなでご夫妻と1時間以上楽しく会話、いやーいがった。温厚でとても魅力的なご夫妻につき、ぜひお友だちリストに加えていただきたいものだ。夜はBarに変身するそう。外はみぞれがバラバラ降っておるが、心はホンワカしたのであった。元祖「やさしい時間」は、ニセコにあったのだ。ただし、コーヒー豆は店主が引いてくれる。当然だわなぁ、ドラマが変!!