おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「たこの精」と「北海ほや」

2005年07月22日 | Weblog
職場の「やじっこ」は元プロのスノーボーダー。
夏は山々の縦走からサーフィンまでと幅広い。
ようは「チョー本格、アウトドア」おねーちゃんなのだ。

で、聞けば、彼女のとーさん、かつて中央卸売場で海産物卸し業を営み、いまは自宅で水産加工業を続けておるそうな。
加工場といっても、とーさん一人で、しこしこ作っておる。
まぁ地味だけど、ようするに手作りの一品。

そこで頼み込んで持ってきていただいたのが、写真の二品。
たこの子の「たこの精」とほやの「北海ほや」だ。
どちらも酒の肴にとてもよい。
とりわけ、「たこの精」は、酒との相性が抜群!!
いくらでも飲めちゃう。
ちょとヤバイ。

おぢは、そう好きではなかったほやだが、こちらもいける。
なにせ容器には「回春強壮の珍味」と謳っておる。
中高年を刺激する一言なのよぉ~

たこ精でグビリ、北海ほやでグビリ、で、たこ、ほや、たこ、ほや、グビリ、グビリでホンワカじゃ。
うめぇ~のぉ~

このとーさん、札幌と小樽の中ほどで「B&B・春香山荘」も経営しておるとか。
経営といっても、たいていは札幌に居るわけで、電話があったときにいそいそ出かけて開店するらしい。
この山荘も自力で建てたものとか。

七十歳をとうに過ぎてはいるが、「パークゴルフや炭焼きの小屋も作りたい」とかで、まだまだ「死ぬわけにいかん」そうだ。
元気でとてもよろしい。

「たこの精」と「北海ほや」は、本州の北海道物産展でも大好評、九州などからも引き合いがあるという。
おぢのお勧めは「たこの精」。
一度味わってみたい「呑んべえ」は下記へ。
札幌市西区八軒5条東4丁目2-18
やじま食品
TEL011-757-1529

多忙につき、ニセコに小屋に着いたのは、いつもより遅い午後9時過ぎ。
さっそくの珍味と吟醸酒で、重い疲れがトロトロ融けていく。
静かなよい晩だ。