おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

日本破れたり

2005年10月22日 | Weblog

昨夜からの雨も昼過ぎには上がり、穏やかな秋の一日となった。
相変わらずカメムシには泣かされておるけどね。

このところの昼食のお決まりはドームの中華「再来軒」。
美味しいし、何より価格がリーズナブル。
デザートの杏仁豆腐も嬉しい。

再来軒はこの春オープン。
それ以来、成り行きを注目しておったが、どうやら軌道に乗った様子。
客のほとんどは、地元と周辺のようだ。
サラリーマンのおぢには良く判らんけど、観光地でも地元の人々に愛される飲食店ってのは、売り上げ確保の大事なポイントかもね。
安くてうまい、これ、庶民の味方に違いない。

午後からはサッカー中継をうだうだ見ておった。
J2の札幌VS山形だ。
面白いのは山形選手の胸のロゴが「はえぬき」、札幌は「白い恋人」。
かたやブランド米、かたや北海道が誇る観光土産なのだ。
そのローカル具合、なんかとってもよろしいのぉ。

試合を横目に、今月号の文藝春秋「日本破れたり-あの戦争になぜ負けたのか」を斜め読み。
サブタイトルの「二十世紀ニッポン最大の失敗を最高のメンバーが論じ尽くす」に惹かれちゃった。
お暇なおぢ、おばも読んでいただきたいが、若者にもお勧めじゃね。

討論をまとめただけに読みやすい、わかりやすい。
当時の軍部、政治家こぞってどんだけアホタレだったかが良くわかる。
あまりに指導者たちがアホタレで、あの戦争で亡くなった方々を想うと、あまりに悲しい。
腹立ってくるね。

前にも書いたけど、おぢたち世代は、戦争を知らない世代といわれた。
実際、なぁ~んにも知らんと改めて思い知った。
読み終わっての感想は「500へぇ」。
戦争に関していえば、若い方たちはおぢよりさらに知らんわけで、「靖国参拝」どうのこうのという前に、ぜひお読みくだされ。